猫が何となく痩せてきたのはなぜ?猫の体重減少で考えられること

体中が被毛に覆われているためか、毎日一緒にいる飼い主さんも気づきにくいのが猫の体重減少です。たとえ500gの体重減少でも5kgの猫にとっては体重の10%。体重50kgの人間なら5kg体重が減るのと同じですから、何か原因があると考えた方が良いでしょう。特に高齢の猫に体重の減少がある場合、病気の可能性も視野に入れる必要があります。一体、どんな病気や原因が考えらえるのでしょうか。

猫が痩せた時に考えられる病気とは?

猫は7~8歳になるとシニア期に入り、病気に罹る可能性が増えてきます。さらに10歳を過ぎると人間と同じように成人病に罹る確率が高くなってきます。今回は特に高齢の猫に多い疾患を中心に見ていきましょう。

腎不全

腎不全は猫の病気の中でももっとも罹患率の高い病気です。腎臓の中にはネフロンと呼ばれる小さな組織があり、血液中の不純物を濾過する働きと、濾過した中から必要な成分を再吸収する2つの働きを担っています。このネフロンが約75%以上機能しなくなることを腎不全と呼びます。

腎不全には中毒や尿道閉鎖による急性腎不全と加齢による慢性腎不全がありますが、いずれも命にかかわる重大な疾患です。特に慢性腎不全の場合、初期段階での発見が難しく、気づいた時には病気が進行していることが多いのが特徴です。腎不全になると食欲が落ちるため体重が減少してきます。さらにやたら水を飲み、大量のオシッコをするのも特徴ですので、体重減少のほかにこうした猫の変化にも目を向けましょう。

悪性腫瘍

平均寿命が15歳を超えるようになったのと比例して、腫瘍に罹る猫も増えてきました。猫の悪性腫瘍の種類は消化器系の腫瘍、脳腫瘍、皮膚腫瘍、生殖器の腫瘍などほとんど人間と同様ですが、中には肥満細胞腫のように人間には見られない独特の腫瘍もあります。腫瘍の猫には食欲不振や下痢、嘔吐など分かりやすい症状が見られることが多いようですが、一見、元気そうに見えて徐々に体重が減少していくケースも見られます。体重の減少が確認できたら、病院で検査してもらい早期発見に努めるようにしましょう。

糖尿病

糖尿病は成人病の代表格とも言われる病気。膵臓から分泌されるホルモン「インスリン」は血液によって運ばれた糖分を細胞の中に取り込む大切な働きをしていますが、インスリンの分泌量が減ったり働きが弱まったりすると、糖を細胞に取り込むことができなくなり、血液中に大量の糖が残ることになります。これが高血糖と言われる状態で糖尿病の原因となっています。

ところが、猫の場合、ストレスでも血糖値が上がることがあるため、病院に来ただけで血糖値が上がる猫も多く、一度の検査だけで糖尿病だと診断するのは難しいと言われています。糖尿病になると食欲があるのに体重が減るという現象がおこりますので、体重チェックが早期発見のキーと言えるでしょう。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は甲状腺からホルモンが過剰に分泌される病気で、高齢の猫が罹りやすいと言われています。ホルモンの影響で体の中では心拍数増加、代謝異常、消化器への影響が起こりますが、食欲もあり元気に見えるため「ウチの猫は年を取っても元気」などと誤解してしまう点が怖い病気です。動きが活発になり、さらに代謝が高まるため食べても体重が減っていくのが特徴で、ほかにも頻脈、発熱、嘔吐などの症状が見られる場合もあります。甲状腺機能亢進症は検査でないと分かりづらい病気ですので、体重減少が気になったら定期健診に甲状腺の検査を加えてみましょう。

体重チェックで病気を早期発見しよう

あなたは愛猫の現在の体重を把握していますか?成猫は1年で4歳年を取ると言われています。最後に体重を測ったのが1年前だとすると、人間に換算して4年も体重を測っていないことになります。また、猫の500gの体重減少は、60kgの人間で言うと約7.5kgにも相当します。人間の感覚では大したことがないように思えても、猫にとっては長い年月、大きな変化です。猫の体重は1ヶ月に一度ぐらいは測るようにすると良いでしょう。猫を抱いて体重計に乗り、後から自分の体重だけを引く方法なら、比較的簡単に猫の体重を測ることができますよ。

3月3日のひな祭りを猫と一緒に祝おう!

ここ数年、愛猫と一緒に年中行事や記念日を祝う飼い主さんが増えてきました。お正月やクリスマス、お誕生日はもちろんのこと、七夕や成人式などまで猫仕様のサービスやグッズが出てきて、猫も忙しい限りです。そんな中、女の子の猫を飼っている飼い主さんにとってはひな祭りも見逃せないイベントのひとつでしょう。そこで、今回は愛猫と一緒にひな祭りを過ごすためのケーキやお洋服などを探してみました。

とりあえず、ご馳走とおめかし。これで猫のひな祭りのできあがり

猫とひな祭り・・・というと思い浮かぶのは、ひな壇の上で自由に暴れたり寝転んだりする猫の姿。SNSにも街を破壊するゴジラのごとく、雛人形をなぎ倒す写真がアップされていたりして、思わず笑ってしまいます。が、今回ご紹介したいのは、そんな破壊的なひな祭りではなく、猫も飼い主さんも喜べる猫のためのひな祭りです。

まず、おすすめしたいのが、猫のためのスペシャルなごはん。たとえば、ペット用の手作りごはんやおやつを提供する「帝塚山WANBANA」では、猫も食べられるひな祭りケーキを作ってくれます。ケーキというと多くが犬用ですが、ここのケーキは馬肉と寒天でできた生地と豆乳製のホイップクリームで猫の好みにも合いそうです。さすがに猫はトッピングのイチゴやクッキーは食べないかもしれませんが、本体部分なら喜んでくれるのではないでしょうか。

もうひとつ揃えたいものがあるとすれば、それは猫のための着物です。こちらはどちらかと言うと飼い主さんの楽しみですので、あくまでも猫が嫌がらないことが前提です。最近では、猫の晴れ着が売られていますが、生地が本物の着物のような質感で、帯や帯留めまでついた本格的なものが手に入ります。着物のハイシーズンはお正月なので2月~3月ならセールになっているお店もあるようですよ。「うちの子はお洋服を着せたことがないので、着せる自信がない」という飼い主さんには和柄のケープも売られています。これなら首元で紐を結ぶだけなので洋服に慣れていない猫もそんなに違和感なく着てくれそうです。

愛猫のすこやかな成長を祈って

本来、ひな祭りは女の子がすこやかに成長するための災厄よけ、祓いの意味があったと言われています。猫と一緒にひな祭りを祝うなら、本来の目的も忘れずに。カタチだけでなく、猫が病気などせず、元気で毎日を過ごしてくれるよう気持ちを新たにすると良いのではないでしょうか。

「大好き~!!」でも猫にとっては迷惑千万になる愛情表現

猫を飼っている飼い主さんは、猫が好きすぎてたくさん愛情表現をしたくなりますよね。しかし猫は嫌がられてという経験した飼い主さんも多いのではないでしょうか。嫌われないためにも猫の嫌がる行動を知っておきましょう!

注意!猫が迷惑しているかもしれない愛情表現

悲しい愛情表現を5つ紹介です!
でも実は喜ぶ猫もいます。その違いは飼い主さんが見極めてくださいね!

1.抱っこ

一番最初に思いつくのは抱っこです。抱っこ大好きな猫もいますが、嫌いな猫も多いのです。猫がリラックスしているか?すぐに降りたがらないか?などを見ながらしてみましょう。

もし降りたい素振りをしたら降ろしてあげましょうね。

2.頬ずり

猫は大好きな飼い主さんでも顔が近づいてくるのを嫌がることがあります。顔を近づけて嫌がるようであれば、無理に頬ずりするのはやめておきましょう。どうしてもしたい時は、猫が見ていないスキにしましょうね。

3.高い高い!

猫は高いところが好きだからと言ってする人がいるようです。しかし猫を持ち上げるのは猫にとって安定する体制ではありません。だいたいの猫が嫌がりますので止めておきましょう。

4.マタタビ

全ての猫がマタタビ好きではありません。全く興味を示さない猫もいるほどです。迷惑と思われているわけでは無いですが、興味を示さないのであればやめておきましょう。

5.撫でられすぎる

撫でてもらうのは好きな猫は多いのですが、よく聞くのが撫でていると突然噛まれるという話。撫でられるのに飽きたり、嫌になった猫が「やめろー」という事があるようです。

飽きてきたなと思ったり、嫌がってるなと思ったらやめてみましょう。

意外に猫が楽しむこと

喜ぶと思っていたことが、実は嫌がったりするのですが、これをしたら嫌がると思っていたことを実は楽しんでたりすることがあります。

鬼ごっこ

イタズラして追いかけたら猫が楽しんでイタズラするようになってしまった。という事もあるので要注意です。猫は鬼ごっこが大好きというのは意外と知られていないようです。悪さをしても追いかけるのはやめましょう。

変なポーズ

例えばヨガやストレッチをしていると猫が寄ってくるという経験はありませんか?オモシロ画像などでよくあります。なぜか分かりませんが、楽しそうに邪魔しにきますよね。それを逆手にとり家の中で変わったポーズをしてみると猫が喜ぶかもしれませんよ。

猫に嫌がれないためにどうすれば?

猫に喜ばれることはと考えると、猫が落ち着く場所を作り、好きな遊びができる環境があり、ご飯やトイレを落ち着いてすることができる猫が喜ぶ空間を作ることではないかと思います。

またスキンシップも大切です。抱っこできないのも困りますから、あまり嫌がられない抱っこの仕方を学んだり、撫でるタイミングを見計らうスキルを身に付けたり、良い環境で、嫌な事をされない場所であることが猫にとって喜びになるのではないでしょうか。猫にとっての喜びが飼い主さんの喜びでもありますので、無理せず猫との楽しい生活を作っていきましょう!

猫舌は実はスゴイ!猫の舌に隠された機能とは

 

猫の舌と言えば熱いものを食べられない「猫舌」で有名ですが、熱いものを食べられない代わりにヒトの舌にはない機能を持っているんです。今回はそんな猫舌のすごさについて見てみましょう。

水の飲み方がスゴイ

猫は舌を使ってペロペロと水をすくって飲んでいるように見えますが、実は猫の舌は水をすくうようにはできていません。猫は舌を水につけてそのまま上に引っ張り上げているんです。そうすると、舌と水との間に発生した「表面張力」によって水の柱が猫に向かって作られるため、それを口の中に入れて水を飲んでいるんです。

猫の舌は1秒間に3~4回も動いていると言われています。それだけ高速で舌を動かして水柱を作ることで、あの小さな舌でもうまく水を飲むことができるんですね。

猫の舌のざらざらに隠された能力

猫に舐められた時、すごくざらざらして痛いと感じた経験はないでしょうか。猫の舌がざらざらしているのは、舌の表面にある多数の「舌乳頭」が原因です。人の舌にも舌乳頭がありまりますが、猫の舌乳頭より小さいため猫の舌ほどザラザラはしていないんです。

この舌乳頭にも猫独自の機能が隠されています。

機能1 毛づくろいに必要な櫛

猫の舌乳頭が大きい理由の1つが毛づくろいのためだと考えられます。猫の細くて柔らかい毛をからめとるには、とがった大きめの舌乳頭が必要になります。舌乳頭がある舌で余分な毛をからめとることで、皮膚に毛球ができるのを防ぎ、きれいな毛艶を保つことができるんです。猫の舌は、高性能の櫛としても働いているんですね。

機能2 肉をこそぎ取るナイフ

猫は獲物の肉を噛みちぎって食べることはできますが、骨に付いた肉は歯でこそぎ取ることができません。そこで活躍するのがざらざらの舌です。大きめの舌乳頭を使うことで、骨に着いた肉をきれいになめとることができます。つまり、猫の舌は骨に付いた肉をこそぎ取るためのナイフのような働きも持っているんですね。

猫の舌の問題点 ひも状のものが引っ掛かる

この便利な舌乳頭ですが、問題点もあります。それがひも状異物です。猫はひも状のもので遊んでいるうちに、そのひもが舌乳頭に絡んでしまうことがあります。そうすると、うまく取れなくなってしまい、舌に絡んだままそのひもを飲み込んでしまうことがあります。

舌に引っかかって飲み込んだひもは、舌~胃や腸までつながったひも状異物になってしまいます。ひも状異物は食道・胃・腸などに絡んでしまうため、引っ張って取り出すことができません。そのため、開腹手術でひもをいくつかの部分に切りながら取り出さないといけなくなってしまいます。猫の舌にはひもが引っかかりやすいということはしっかり頭に入れて置き、ひもで遊ばせる際には十分注意してくださいね。

まとめ

猫舌にはヒトの舌にはない機能がいくつもあります。まだまだ分かっていない機能が隠れているかもしれません。一度、愛猫の舌の形や動きをじっくり観察してみてくださいね!

そこはベッドじゃないのよ!洗面所のシンクで眠る猫

猫は居心地が良い場所を探し出す天才です。ふかふかした場所や自分の体が丸ごと入る狭い場所など。でも、時には洗面所のシンクや飼い主が座るイスなどを占領することもあります。ちょっと邪魔だけど、可愛くて憎めないそんな猫のユニークな寝場所をご紹介します。

猫はこんな場所で寝る!?

あなたの愛猫はいつも猫用のベッドで寝ていますか?大半は「NO!」と答える人が多いのではないでしょうか。それもそのはず、猫は寝心地の良い場所を見つける天才だからです。では、寝心地の良い場所を見つける天才の猫たちがどんな場所で寝ているのか見ていきましょう。

①まさかのクローゼットにかかるハンガーの隙間に!

飼い主のイスや家電製品の上など様々な場所に寝場所を見つける猫ですが、クローゼットにかかる洋服とハンガーの三角の隙間に寝ている猫もいます。

②時にはハンガーのように物干しラックに寝ることも!

まるで物干しラックに干されたタオルのように寝ている猫もいるんです!何でそんな場所を選んだのかは謎ですが、よほど気に入ったのでしょうか?

③ギターの側面のカーブ加減が丁度良い!

猫は体が柔軟なため、意外と人間には寝心地が悪そうに思えても、猫にとっては丁度良いカーブ加減だったりすることがあります。その例として、ギターの側面のカーブ部分で熟睡する猫もいます。

④駐車中の車のタイヤの上のリスクがたまらない!?

猫は車のボンネットの下の隙間から中に入って暖をとる猫がいますが、まさかの車のタイヤの上で寝ている猫もいるんです!車の持ち主が気づかずに発信したら大変です!もしかして、猫は危険なリスクを知っていて、楽しんでいるのかも!?

⑤時には同居の犬のベッドさえも自分の寝場所に!

同居している犬がいると、犬に気を許していることもあってか、犬用のベッドを我が物顔で自分の寝場所にすることもあるんです。犬も猫の自由気ままな性格を理解して譲ってあげているのかもしれませんね。

①と②の参考サイト:https://matome.naver.jp/odai/2143424888734713101/2143554929893814003

③と④の参考サイト:http://777news.biz/n/2013/11/16/26377

⑤の参考サイト:http://karapaia.com/archives/52213864.html

さいごに

猫は時にあなたを驚かせるような場所で丸くなって寝ていることがあります。「ちょっと邪魔なんですけどー」と思っても、ついつい可愛い寝顔や姿に「まぁ、いっか」と許してしまうんですよね。どうしても邪魔な時は強制的にどかすしかないけれど、そうでない場合は広い心で愛猫のお気に入りの場所として許してあげましょう。

猫もオナラをする!オナラや排泄物が強烈なニオイを発する理由

猫もオナラをするって知っていましたか?「猫もオナラをするの?」と驚く方もいるかもしれませんね。でも、猫も人間と同じように「プー」と可愛い音を出してオナラをする猫もいるんです。しかも、そんな可愛い音からは想像できないくらいの強烈なニオイがすることもあります。そこで、猫のオナラや排泄物が強烈なニオイを発する理由をご紹介したいと思います。

猫のオナラには良いオナラと悪いオナラがある?

猫は普段からオナラをしますが、音やニオイがすることが少ないため、猫のオナラに気づく飼い主さんは少ないです。でも、中には「プー」や「プスッ」というような音が聞こえるオナラをすることがあります。ただ、注意したいのは、猫のオナラには健康な証である良いオナラと健康状態が心配な悪いオナラというものがあります。

猫の良いオナラとは?

猫の良いオナラ、つまり正常な時のオナラは基本的に音やニオイがほとんどしません。猫がオナラをする時は、体を四つん這いのような体勢を取り、さらにはお尻を前に後ろにと動かしてお腹に溜まったガスを出すようなしぐさをします。そんな時に猫はオナラをします。もしも、オナラの音が「ブーッ」と大きなものでなかったり、ニオイが臭くなければ良いオナラと判断することができるでしょう。

猫の悪いオナラとは?

一方で、悪いオナラとは、「ブーッ」と大きな音を出したり、鼻をつまみたくなるような臭いニオイがするオナラです。また、頻繁に臭いオナラをする場合は、キャットフードやストレスが原因である場合が考えられます。

猫のオナラや排泄物が臭いのはなぜ?

猫のオナラや排泄物が臭いのは、キャットフードがしっかりと消化されていないことが原因の一つにあるためです。猫は元々肉食の動物です。品質の高いキャットフードであれば、そういった猫の食性を考慮して肉を主原料に使っているため、病気やアレルギーなどが無い限りは消化不良になることはありません。でも、穀物を主原料としたキャットフードの場合、肉食の猫の消化器官に負担をかけ、消化不良を起こすことで、オナラや排泄物が臭くなるのです。また、ストレスが溜まる環境下にいる猫の場合、一時的に消化機能が低下して消化不良を起こすこともあります。

さいごに

猫のオナラや排泄物のニオイの異変でも、猫の体調を知る目安とすることができます。猫がいつまでも長く元気で暮らしていくためにも、飼い主さんが猫の体調や体の異変に一早く気づけるよう、普段から猫を観察するようにしましょう。そして、何か異変が感じられた場合は、動物病院に受診するようにしましょう。

水嫌いの猫でも楽しめる!ボールプールの楽しみ方

水を浴びたくなるほど暑い日はプールにでも入りたくなるものです。猫にもプールで水浴びさせてあげたいとは思っても、猫は水が苦手なコも多いため諦めざるを得ません。でも、プールはプールでもボールプールなら水嫌いな猫でも楽しむことができます。そこで今回は、ボールプールの楽しみ方をご紹介します。

猫が喜ぶボールプールの楽しみ方

よくYouTubeなどでボールプールで楽しそうに遊ぶ姿を撮影した動画が多数アップされているのを見かけますが、その中にはボールプールを楽しむ猫の姿を撮影した動画もあったのです!ボールプールは家庭用のプールにたくさんのカラーボールを入れたものを言いますが、猫がボール遊びなんてちょっと不思議な感じもしますね。でも、猫がボールプールで無我夢中に遊んでいたら、きっと可愛いでしょうね。では、どんな風にボールプールを楽しむのか方法をご紹介したいと思います。

ボールプールを楽しむ方法①きっかけを作る

猫が普段からカラーボールで遊ぶ習慣が無いのなら、まずはカラーボール自体が危険なものではないこと、そして、遊ぶと面白いものだということを教えてあげる必要があります。例えば、猫が猫じゃらしに狙いを定めるようにカラーボールの動きに工夫してみると良いでしょう。猫がカラーボールを触れるようになれば、次第にカラーボールの感触を気に入ってくれるようになるはずです。

ボールプールを楽しむ方法②取れそうで取れないを作る

猫の好奇心を引き出すには、簡単に与えるのではなく、取れそうで取れないような状況を作ることが大切です。例えば、ダンボールの底近くの側面にカラーボールが取れそうで取れないくらいの大きさの穴を開けたり、届きそうで届かない位置にカラーボールを紐などで吊るします。そうすることで、猫の好奇心を刺激し、カラーボールへの興味を引くことができます。そして、ダンボールや大きめの柔らかいクッションなどにいくつかのカラーボールを入れて、自由に遊ばせてみましょう。

ボールプールを楽しむ方法③ボールプールを作る

家庭用プールや猫が安全に遊べる素材でできた柵のようなもので囲うのもおすすめです。家庭用プールや柵で囲ったスペースに大量のカラーボールを投入します。なるべく、猫がダイブしても痛くない程度の高さになるようにカラーボールの量をたくさん用意しておくと良いですね。

さいごに

たくさんのボールプールに埋もれながら顔を出す姿なんか見たら、飼い主さんもきっとボールプールで遊ぶ猫にデレデレになること間違いなしですね♪室内でエアコンの効いた涼しい部屋で遊べるので、熱中症などの心配がありません。ぜひ、試してみてくださいね。

猫除けのペットボトル。始まりは何とエイプリルフールだった?

猫が好きな人にはあまり関係ありませんが、野良猫の侵入や糞尿に困った人が水を入れた透明のペットボトルを並べて猫除けするのが流行ったことがありましたね。最近では、あまり効果がないことがわかってか、あまり見かけなくなりました。実はこのペットボトルによる猫対策ははるか海の向こう、ニュージーランドが発祥なのだそう。しかも、始まりは4月1日のエイプリールフールなのだそうです。

ニュージーランドの有名な庭師さんが広めた?

ペットボトルによる撃退方法を最初に口にしたのはニュージーランドでは有名なガーデナーであるエイオン・スカロー氏。ラジオ番組でエイプリールフールに「水を入れたペットボトルを置いておくと犬が近づかない」と発言したことがきっかけなのだそうです。オリジナルは猫ではなく、犬だったんですね。これをきっかけにニュージーランドでは犬の糞除けに水を入れたペットボトルを並べる家が増え、多くの家庭で芝生の生えた庭の隅にペットボトルを並べたのだそうです。日本には24~25年ほど前に伝わりましたが、なぜか日本では「猫除け」として広がりました。

ところが、のちにエイオン・スカロー氏はこのことがエイプリールフールのジョークだったことを告白。というより、そもそもスカロー氏は自身の発言を覚えていなかったのです。「そんなこと、どうやって考え付いたのかも覚えていないよ。一瞬のひらめきだったのだと思う。」とNZTV(ニュージーランドテレビ)で発言し、エイプリールフールのたわいもないジョークだったことを認めています。そんなこととは知らず、日本でも随分長い間、ペットボトル伝説が信じられていたわけですね。

実はペットボトルによる猫除けは火事を起こす危険な面があります。水を入れたペットボトルは太陽光が当たった時に虫眼鏡のように光を集めることがあり、光が1点に集中しまうとそこから火が起きる可能性もあるからです。猫に困っているなら、ペットボトル以外の方法を考えた方が良さそうですね。

猫とエイプリールフールのお話しはまだまだある

猫とエイプリールフール、あまり関係がなさそうですが、探してみるとエイプリールフールに猫をネタにしている企業や個人は結構あるようです。「エイプリールフールのジョークは誰にも迷惑が掛からないことが大切」とスカロー氏も発言していますが、猫が絡んだウソやジョークなら、笑って許してもらえそうですものね。

働く猫に胸キュン!

かつてはネズミを捕る目的で飼われることも多かった猫ですが、現在の日本では一般家庭にネズミが出ることも稀になり、猫は可愛がる対象として飼われることが増えてきました。けれど世界を見渡すと、ネズミ捕り目的の猫はまだまだたくさんいます。そしてただネズミを捕るだけでなく、それを正規の「お仕事」にしてしまっている猫、そしてその職場によっては有名人(有名猫)になった猫もいるんですよ! 今回はそんな世界の猫のお仕事事情を探ってみましょう。

イギリスの「公務員猫」ラリー

世界の働く猫といえば、有名なのは何といってもイギリスの首相官邸に努める「公務員猫」のラリーくんです。なんとその肩書は「首相官邸ネズミ捕獲長」。首相官邸があるダウニング街では昔からネズミが多く、その対策として16世紀から猫を「雇う」習慣があるのです。なお猫は公務員なので、首相の任期とは無関係。首相が交代しても猫は引き続き勤務を続けます。公務員なので当然お給料も支払われ、現在のお給料は年収100ポンド。2016年9月半ばのレートが1ポンド約130円なので、年収13,000円にもなります。
さらにイギリスで注目すべきは、首相官邸のラリーだでなく、外務および英連邦省にもネズミ捕獲長が存在するのです。外務および英連邦省に努める猫の名はパーマストン。ところが2匹はあまり仲良しではなく、火花を散らす様子が撮影されて話題になりました。
参考 Twitter

他には財務省でも、野良から大出世した黒猫のグラッドストンがネズミ捕獲長として就任。イギリスでは猫と官庁は切っても切り離せない関係のようです。

世界ではメジャー!図書館猫

首相官邸や外務省に努めるキャリア猫もいれば、もっと庶民的な職場に勤める猫もいます。庶民派ワークの代表選手は、図書館に勤める猫。アメリカやヨーロッパの図書館ではよくネズミが出没します。ネズミから大切な蔵書を守るために西洋の図書館には「図書館猫」がいることが多いのです。
有名なのはアメリカ、アイオワ州のスペンサー公立図書館で働くデューイ。2006年に病気になりその生涯を終えていますが、「図書館ねこデューイ」という書籍が日本でも出版されていますので、知っている人も多いかもしれません。
またアメリカでは図書館猫をめぐって市議会で議論が繰り広げられる事件も起きました。
2016年6月、テキサス州ホワイト・セトルメントの図書館で6年間働いているブラウザーに対し、ある市議会議員が「犬は図書館に入ることができないのに猫が図書館にいるのは不公平だ」として立ち退きを求めたのです。それを知った周辺の住民やインターネットユーザーから「可哀想だ」という多数のメッセージが届き、7月に行われた市議会の投票で「残留」が決定。ブラウザーは生涯図書館に居られることが決定しました。
Browserを救え!:退去を命じられた米国ホワイトセトルメント公共図書館のネコBrowserの残留を願う署名集まる(記事紹介) | カレントアウェアネス・ポータル

働く猫に癒される

官公庁で働く猫や図書館で働く猫は有名ですが、この他にも西洋では市場でネズミ捕りのための猫が多数活躍しています。日本では和歌山電鐵の貴志駅で駅長を務めた「たま駅長」が有名でしたね。
猫はネズミを捕る優秀なハンターでもあり、私たちを癒してくれる素晴らしい存在。日本でももっともっと、いろいろな場所で猫を「雇用」してくれると猫好きとしては「猫の勤務先」を訪れる楽しみが増します。
どちらかネズミが出てお困りのところ、ありませんか? 優秀なスタッフをご紹介しますよ。

猫から人間にうつる病気もある? 猫からの病気の種類、感染ルート

最近は室内飼いが増えて、猫自体の感染症は減る傾向にありますが、逆に猫との接触時間が増えたため、猫の病気が人間に感染するリスクは減っていません。

猫を可愛がりたい気持ちは当然ですが、自分の健康も守ることも大切。猫を飼うのであれば、猫からうつる病気の種類や感染ルートなどについて正しい知識をもち、病気にならないよう対処することが大切です。

今回は、猫から病気をもらわないための注意点をご紹介します。

猫からうつる病気にはどんなものがあるの? 症状は?

猫ひっかき病

バルトネラ症とも呼ばれます。バルトネラ菌を保持した猫に噛まれたり、舐められたり、引っかかれたりした時に感染します。ネコノミを介して感染する場合もあります。

感染した後、5日~2週間位で症状が出ます。軽症の場合は虫刺されに似た跡ができるだけですが、症状が重くなると発熱、悪寒、倦怠感などが出てきます。

症状が風邪に似ているため、風邪と思い込んでいるうちに重症化することもあります。通常、元気な大人は自然治癒しますが、場合によっては脳炎や眼の炎症などを引き起こします。

パスツレラ症

パスツレラ菌を保持した猫に噛まれたり、舐められたり、引っかかれたりした時に感染します。飛沫感染でもうつると言われています。

皮膚の傷から感染した場合は傷の腫れ、化膿などの症状があり、飛沫感染の場合は、副鼻腔炎や風邪に似た症状を発症します。

トキソプラズマ症

トキソプラズマ原虫が原因の感染症です。猫だけでなく、鳥や家畜などもトキソプラズマを保有していますが、一般の家庭では猫が感染源になることが多いため、猫からうつる病気として知られています。

感染している猫の糞の中の原虫がほこりなどと共に口から入ることで感染、リンパ節炎を引き起こしますが、感染に気付かない人もいるようです。

妊婦が感染すると流産や生まれた子供が運動障害、眼の疾患にかかると言われています。

クラミジア感染症

クラミジアは生きた細胞の中に生息する生物で感染猫の目やに、鼻水に接触することで感染します。猫の症状は結膜炎、鼻炎、気管支炎、肺炎などで、場合によっては死に至ることがありますが、人間の場合は結膜炎を引き起こします。

猫からの感染を防ぐにはどうしたら良いの?

実は猫からの感染は、そんなに多く報告されていませんし、飼い主さんの心がけ次第で防げることも少なくありません。

猫を飼う場合、トイレ掃除の後は必ず石鹸で手を洗う、猫に口移しで食べさせない、猫の爪は常に短く切っておく、同じ布団に寝ないなどを心がけましょう。

猫からの感染症は他の病気と似ていて、判断が付きにくいのが特徴です。猫からの感染症に近い症状が出て病院へ行く際は、病院の先生に猫を飼っている事実を伝え、感染症の可能性を含めて診断してもらうと良いでしょう。

猫のウンチが出ないのは何故? 猫の便秘、症状と解決方法

あなたの猫は毎日、規則的に排便しているでしょうか。気がついたら2日~3日、排便がなかったり、トイレで長い時間、踏ん張っていたりしないでしょうか。

人間だけでなく、猫も便秘になることがありますが、特に高齢の猫は便秘になることが多いようです。

猫が便秘になったらどうすれば良いのでしょうか。今回は猫の便秘症状とその解決方法についてご紹介しましょう。

便秘の症状を見極めよう

何日も便が出なかったら便秘を疑うのは当然ですが、便が出ていても出た便が固かったり、コマ切れのポロポロした便だったりしたら、便秘気味だということ。

また、お腹を触ってみてゴリゴリした塊が手に触るようなら、便秘だと思って良いでしょう。

便秘の原因は何?

水分不足

猫は元々あまり水を飲む動物ではありませんので、水分不足になりがちです。特に腎臓の機能が低下していると脱水状態になりがちで、便の水分を体が再吸収してしまうため、便が固くなります。

一旦、固くなってしまうと腸に詰まりやすくなり、ますます便が出ないと言う悪循環に陥ります。

肛門や腸の異常

便自体はそんなに固くなくても、排便の出口である直腸や肛門が狭くなっていたり、腫瘍などがあると痛みも伴い排便しにくくなります。

こういう場合、猫は排便の時に鳴き声をあげたり、走り回ったりすることがありますので、排便時の猫をよく観察しましょう。

腸の動きが鈍い

高齢の猫の場合、腸の働きが鈍くなり、便を送るぜん動運動が弱くなってしまったために便が出にくくなることがあります。

また、直腸の筋力が弱まり溜まった便で直腸が押し広げられてしまう巨大結腸症になると、猫は頑固な便秘に悩まされます。

腸閉塞

腫瘍などが大きくなって腸を塞いだり、癒着や腸捻転が原因で腸を塞いでしまうこともあります。そうなると当然、腸が詰まりますので当然、便秘になります。

腫瘍や癒着で便が出ないケースは便秘以前に吐き気などの症状が出ているはずですので、一刻も早い獣医さんの診察が必要です。

薬の副作用

薬の中には腸の運動を抑制する働きがあるものがあり、副作用で便秘になることもあります。抗ヒスタミン剤、利尿剤、抗がん剤、鎮痛剤、カルシウム拮抗剤などはその傾向があります。

高齢になって長期間薬を服用している猫に起こりやすい便秘です。

ストレス

猫は環境の変化に弱い動物です。新入り猫の同居や家の人間の死亡、引っ越しなどの大きな変化はもちろんのこと、トイレ砂の変更や不潔なトイレなど日常のちょっとした変化が便秘を引き起こすこともあります。

心当たりがあるようなら、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。

便秘の解消方法

便秘の解消方法は原因によって変わりますが、まず深刻な病気が原因のようなら、獣医さんの指示、治療に従いましょう。

水分不足が原因の場合は、水を摂取できるよう工夫しましょう。水のみ場を数カ所に用意したり、エサに水を加えたり、シリンジ(針のない注射器)で水を少しずつ口の中に入れてあげたりして、水分を摂らせます。

脱水状態が続くようなら、獣医さんの指示のもと、輸液を皮下点滴する方法もあります。

また、家でできる簡単な解消方法としては、下腹部のマッサージが腸の運動を促進してくれることもありますし、オリーブオイルなどを飲ませると便が出やすくなるとも言われています。

どうしても便秘が酷いようなら、病院で浣腸や摘便する方法もありますが、猫にとってストレスが大きいため最後の手段と心得ましょう。

たかが便秘と思わず、便秘が習慣化しないよう飼い主さんがケアしてあげることが大切。また、便秘の猫はトイレ以外で排便することも多くなりますが、事情が事情ですので、怒ったりせず、温かく見守ってあげましょう。

胸に膿みが溜まってしまう…。猫の膿胸の症状・原因・治療法についてまとめました

膿胸ってどんな病気?

膿胸とは、読んで字のごとく「胸に膿みが溜まってしまう」状態のことです。正確には胸腔という肋骨の内側。肺や心臓などが入っている空間に、膿みが溜まってしまうのです。

すぐに命に関わる危険はありませんが、発見しにくい病気なので悪化させてしまいがちな傾向があるようです。

治療が遅れれば手遅れになることもあるので、あらかじめ膿胸の症状について知っておくことが必要です。

膿胸の症状

初期症状

  • 39度~40度前後の発熱
  • 食欲低下、体重減少
  • 胸に痛み(触られるのを嫌がる)
  • 運動をしたがらなくなる

といった症状がみられます。これらの症状は普段どおりにしていると、なかなか気付いてあげられることが難しいので、動物病院に運ばれてくる猫は症状を悪化させている状態が多いようです。

進行した症状

  • 脈が弱くなる
  • 呼吸困難
  • 脱水
  • チアノーゼ

症状が悪化すると上記のような症状があらわれます。どれも重篤な症状ですが、特に「呼吸困難」には要注意です。

肺が多量の膿みに圧迫され、思うように呼吸できない状態ですので、「ぜー、ぜー」と呼吸が荒くなっていたらすぐに病院へ連れていきましょう。

一刻を争う事態になっている可能性があります。

膿胸の原因

  • 膿胸を引き起こす原因は明確にはなっていませんが、「細菌」により胸腔に膿みが溜まる。という説が特に有力なようです。
  • 何らかの理由(尖ったものの誤飲・誤食など)で体の内部が傷つく。
  • 肺炎、歯肉炎、歯石など他の部位の疾患。
  • 猫や他の動物との喧嘩による外傷。

などの原因から胸膜が細菌に感染し、胸の中に膿みが溜まってしまいます。

その中でも特に「猫や他の動物との喧嘩による外傷」には注意しましょう。完全室内猫と比べると外に出ている猫の方が、圧倒的に来院率が高いという情報もあります。

膿胸の治療法

胸の中を洗浄すると同時に、膿み止めの抗生物質を投与します。二週間以上の通院・入院が必要になるでしょう。

時間や手間もさることながら、治療が遅れてしまうとそれだけ予後も悪くなってしまうケースも少なくありません。猫が衰弱してしまう前に治療しなければならないでしょう。

愛猫を膿胸にさせないために

膿胸の原因は非常に沢山あり、完全に予防するのは難しいでしょう。

しかし【膿胸の原因】でも説明したように、外傷による感染が原因のケースが多いので、出来るだけ屋外へ愛猫を出さないことが予防に繋がるでしょう。

合わせて肺炎の予防や愛猫の口内環境への配慮も気を付けておきましょう。

猫の横隔膜ヘルニアの症状・原因・治療法について

横隔膜ヘルニアってどんな病気?

横隔膜とは胸とお腹の間にあり、両者を隔てている筋肉と腱で構成されている薄い膜のことです。

普段は呼吸の補助的な役割を果たしていますが、なんらかの原因でこの横隔膜が破れ内臓が胸腔に入り込んでしまった状態のことを「横隔膜ヘルニア」といいます。

命の危険はありませんが、様々な体の不具合を起こしてしまう恐れがある症状です。

横隔膜ヘルニアの症状

横隔膜ヘルニアの症状は、胸腔に入ってしまった臓器の大きさや数、種類によって変化してきます。

基本的に横隔膜に開いた穴が大きければ大きいほど、胸腔に入る臓器も増え、症状もより悪化してきます。反対に穴が小さければ全くの無症状という場合も珍しくありません。

それでは具体的な症状をご紹介します。

  • 食欲不振
  • 運動をしたがらない
  • お腹を触られるのを嫌がる(腹痛のため)
  • 嘔吐
  • 肝機能障害

などです。さらに重症化するとチアノーゼ・体温低下などが見られ、子猫だと発育不良になってしまう恐れもあります。

横隔膜ヘルニアの原因

横隔膜ヘルニアには「外傷性」と「先天性」の二つの種類があります。それぞれ詳しく説明していきましょう。

外傷性の横隔膜ヘルニア

横隔膜ヘルニアのほとんどの原因が交通事故・転落事故・衝突事故などによる外傷によるものです。胸部を強い力で圧迫されてしまうと、横隔膜が破れ、臓器が胸腔に入り込んでしまうのです。

散歩中に事故に巻き込まれ、飼い主が知らない間に横隔膜が破れてしまっているという事例も少なくありません。愛猫を外に出している家庭では特に注意が必要でしょう。

先天性の横隔膜ヘルニア

生まれつき横隔膜が奇形・不完全な形をしているケースもあります。外傷性の横隔膜ヘルニアと比較すると、無症状であることが多いようです。

どの品種でも先天性の横隔膜ヘルニアになる可能性はありますが、短毛種よりも長毛種の方が発症する確率が高い傾向があるようです。

横隔膜ヘルニアの治療

先天性の横隔膜ヘルニアは出来るだけ早い治療をおすすめします。外傷性の横隔膜ヘルニアは基本的に外科手術で治療します。

外傷性の横隔膜ヘルニアは「手術が早ければ早いほど良い」というわけではありません。

24時間以内に手術をすれば、逆に死亡率を高めてしまう可能性があるのです。この場合は症状の安定化を最優先に、治療することとなります。

横隔膜ヘルニアは治療しなければ治らない病気です

横隔膜ヘルニアは重篤な症状になる危険はそれほどありません。しかし一度開いてしまった穴は、自然に閉じることはありません。

愛猫が事故に会ったときは、怪我がなさそうに見えても必ず診察を受けるようにしましょう。

人よりも発症しやすい猫の「尿石症」についてまとめました

猫の尿石症ってどんな病気?

猫は非常に尿石症を起こしやすい動物です。「尿石」とは尿の中にあるタンパク質やマグネシウム、カルシウム、尿酸などが固まって石のようになってしまったものなのです。

同じ症状は人や他の動物でもみられますが、猫は元々あまり水分を摂らず濃い尿を出すので、より固まりやすい体質なのです。

猫の尿石症の症状

尿石症は複数の臓器でみられます。症状もそれぞれ違うので、個別に紹介していきます。

膀胱結石

  • 血尿
  • 頻尿
  • 排尿するときに痛がる
  • 排尿できなくなる

といった症状があらわれます。

尿道結石

尿道が細く曲がっているオス猫は、尿道結石になってしまうことが多々あります。尿道が完全に尿石に塞がれてしまうと尿がまったく出なくなってしまいます。

この状態のまま、2日放置してしまうと尿毒症や腎不全などの重い病気を発症してしまうので注意しましょう。3日間排尿できなければ命を落とす可能性が高くなってしまいます。

腎結石

他の二つに比べ腎臓に石が出来ると比較的無症状なことが多いようです。しかし石が大きくなり、腎臓を傷つけてしまったり圧迫してしまうと、腎不全・水腎症といった病気が発症してしまいます。

猫の尿石症の治療

症状が比較的軽度で石の大きさも小さければ、投薬や療法食を利用し石を溶かします。治療期間は膀胱では1か月~4か月程度。腎臓はそれ以上の時間が必要になってくるでしょう。

石の大きさが巨大なものだったり、症状が重篤な場合は外科手術により石を取り除きます。いずれの方法で治療したとしても、尿石症は再発する確率が高いので治療した後の予防も重要です。

また尿石症は膀胱炎を併発することが多いので、膀胱炎の治療もしっかりと行いましょう。

猫の尿石症の予防

「水をたくさん飲ませるようにする」「尿のpHを適切に保つような食事を与える」「トイレ環境を整える」ことが尿石症の予防に効果的です。

尿のpHを適切に保つためには、普通のキャットフードを与えているだけでは不十分だといわれています。猫缶や煮干しなども与えすぎるとよくありませんので注意しましょう。

まとめ

きっちりと予防・対策をしていても尿石症になってしまう猫はかなり多いです。石ができやすい体質だと、治療してもすぐまた石が出来てしまうケースも少なくありません。

とにかく石が大きくなる前に取り除くことをこころがけ、愛猫に異常があればすぐに動物病院で検査してもらいましょう。

猫の肥満はリスクがいっぱい!肥満解消のための食事と運動。

猫の肥満は、比較的家で飼っている猫に多く見られます。その要因として、猫の運動量が足りない・食生活の管理・食事の内容などが考えられます。

猫は種類によっては、多くの運動量を必要とすることがありますが、家の中では十分な運動が出来ない物理的な環境もあります。また、食事の内容や一日に与える回数などが肥満を招いているかもしれません。

肥満による疾病

高脂血症、脂肪肝、インスリン抵抗性の増加、グルコース不耐性、麻酔による合併症、内分泌障害クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)、下垂体前葉色素嫌性腺腫、関節へのストレス、高血圧、難産、運動能力の低下、筋骨格の痛み、呼吸困難、熱中症、免疫機能の低下。

その他関節軟骨の摩耗等、変形性関節症、心血管系の疾患、転移性細胞癌。

上記のような、疾患にかかりやすいと言われています。

ストレス解消も兼ねて運動させる

猫により、興味を持つものは猫じゃらしや長い紐状のもの、丸い毛糸のようなもの、ぬいぐるみ等で、狭い空間で遊んであげることができます。

また、ダンボール等の小さい箱が好きです。ダンボールを工夫して、遊ばせてあげるのも良いかと思います。

少しでも運動量を増やすことが、必要です。

食事で調整

猫への食事はダラダラとあげてはいけません。しかも、猫は自分の好みをよく知っています。人が食べるものでも欲しがる猫は少なくありません。そこで、一度でもあげてしまうと癖になってしまいます。

理想は、時間を決めて一日に2回若しくは3回に分けて、食べさせることです。その時の体調や体重などにより、獣医師さんと相談しながら、脂分が少ないものや腸内環境を整えるものを与えるとよいでしょう。

まだ若い猫でも、太り出したらシニアの食事も良いでしょう。年齢によって食事量の目安がありますが、それは理想の体型と体重の猫が主であり、肥満の猫には飼い主が調整してあげることが必要なのです。

猫のダイエットで注意点

盗み食い

飼い主の見ていないのを、見計らって盗み食いをする猫がいます。猫が届かない所へ食事を置くようにしましょう。

要求鳴きの増加

食事が欲しいとねだってきます。これには、無視が一番効果的です。

リバウンド

人間と一緒です。痩せて、安心してしまうとリバウンドの可能性があります。体重の維持に努めましょう。

まずは、猫の理想の体重と体型を把握しておくことが重要でしょう。動物病院へ行けば、獣医師さんが教えてくれるでしょう。健康診断を兼ねて、定期的に行くことをオススメします。

尿毒症を知っていますか?猫の尿毒症の症状や原因・治療について

尿毒症とは

腎臓になんらかの障害が起きると、本来排出されるべき血中の老廃物がそのまま残り続けてしまいます。その老廃物が他の臓器に悪影響を与え、最終的には命の危険にも関わる重大な症状なのです。

尿毒症の症状

次のような症状がみられたら注意が必要です。

  • 食欲不振、体重減少
  • 嘔吐
  • 下痢または便秘
  • 動きたがらなくなる
  • 口臭がひどくなる
  • 足がむくむ

徐々に腎臓の機能が低下し、体内に老廃物が溜まり続けるとこのような症状が起き始めます。これらは放置しておくとどんどん悪化していきます。

また急性腎不全などにより急激に腎臓の機能が低下した場合、突発的かつ重篤な症状になります。

  • 痙攣
  • 昏睡
  • 嘔吐
  • 失神

など命に関わるので、注意が必要です。

尿毒症の原因

尿毒症は主に腎臓の機能に障害が起きたとき発症します。また他にも心臓や排尿に関わる臓器の異常でも発症する恐れがあります。

腎臓の障害

  • 急性腎不全
  • 慢性腎不全
  • 急性糸球体腎炎

などです。【尿毒症の症状】でも書きましたが、特に急性腎不全や急性糸玉腎炎は一気に症状が悪化しやすい傾向があります。

心臓の障害

  • 心不全

心臓になんらかの異常が生じ、血液を正常に送り出せない「心不全」になってしまうと、尿毒症を発症する恐れがあります。
腎臓が正常に機能していても、老廃物が含まれている血液が腎臓に届かず、結果的に体内に老廃物が溜まってしまうのです。

排尿に関する障害

  • 尿路閉塞

正常に老廃物を排尿することが出来なければ体内に尿=老廃物が溜まり続け、尿毒症になってしまいます。

尿毒症の治療

症状が軽ければ、点滴・薬の投与・輸血をして症状を軽減させます。
逆に症状が重ければ人工透析や腹膜透析を行い、老廃物を体内から排出させる必要があることもあります。

また同時に尿毒症を引き起こしている腎臓・心臓・排尿器官の基礎疾患の治療もする必要があるでしょう。

尿毒症の予防

絶対的な予防方法はありません。腎臓・心臓などの基礎疾患の予防に気を付けましょう。
また腎臓になるべく負担を与えないよう味付けの濃い人のご飯や、猫が中毒症状になる食べ物は与えないようにしましょう。

重症にならないよう早期発見をこころがけましょう

尿毒症は症状の差が激しい傾向があります。

症状が軽ければ通院するだけで治療が可能ですが、重度になってしまうと入院や手術が必要になるだけでなく命の危険も大きくなってしまいます。

愛猫の日頃の様子を観察し、早期発見・早期治療をこころがけましょう。

猫の体調不良の原因は、寄生虫やウイルス感染かもしれません

猫の様子がいつもと少し違うと感じたら、それは寄生虫やウイルスなどが原因かもしれません。

寄生虫には、体の内部に寄生するモノと、外部に寄生するモノとがあります。中には、人にも感染する恐れがある寄生虫もいますので、注意が肝要です。

症状

呼吸が荒く、フラフラしている、食事の量が減少、嘔吐や下痢、目やにが多くなった、涙目、耳や鼻を気にしている時などは何かしらの問題があると考えたほうが無難です。

病気の原因

猫の病気は大抵、ウイルスや寄生虫が要因となります。

寄生虫は体の中に入り込むと、どんどん成長していきます。寄生虫は自然治癒するものではありませんので、動物病院での治療が必要となります。

外部寄生虫とは

外部寄生虫とは、猫の体外に寄生するノミやダニをいいます。これらの寄生虫は目視では判断できないことが多く、ノミの場合は身体全体に寄生する可能性があり、ダニは耳やノド、首の後ろに寄生することが多くあります。

猫の皮膚をかき分けてよく見ると、毛の隙間に黒い斑点が見られたら、ノミの糞です。また、マダニという寄生虫がいます。マダニは、血を吸い出します。人間の体にも付くことがあり、大きなホクロのように膨らみます。

マダニの場合は、ピンセットで取ったとしても、口だけ残る場合があるので、動物病院で処置しましょう。

内部寄生虫とは

猫の体内に寄生する寄生虫のことです。代表的な内部寄生虫は「線虫」「吸虫」「条虫」「原虫」の4種類あります。

代表的な寄生虫はフィラリア・サナダムシや猫条虫・鉤虫(こうちゅう)・鞭虫(べんちゅう)が代表的なもので、その特徴は、消化器官に寄生することです。原虫にはコクシジウム・トキソプラズマなどがあげられます。

感染

内部寄生虫でも人間に感染するものもあります。特に、幼児や妊婦など大量や抵抗力が弱い人は、特に注意が必要で、感染すると重い症状になる可能性もあるので、飼い猫に寄生虫が見つかった場合は、飼い主も検査に行くようにしましょう。

ウイルスの場合は、伝染性があるので、多頭飼いや屋外に出ることが多い場合は、特に気をつけなければなりません。また、子猫によく見られる腸内の寄生虫を原因とした下痢症は、人間に感染する恐れがあります。

寄生虫に対してはこまめに駆虫を行うことで重症になることを防げます。症状が顕在化する前に動物病院で対策をとる必要があるでしょう。

治療法

寄生虫やウイルスによる病気に関しては、動物病院で治療する必要があります。抗生物質の投与や寄生虫の駆除薬などが、主な治療です。病気は、早期発見・早期治療が重要です。

知らないうちに感染しているかも?猫免疫不全ウイルス感染症についてまとめてみました

猫免疫不全ウイルス感染症ってどんな病気?

猫免疫不全ウイルス感染症はネコ科のみ感染する病気です。感染すると猫の免疫力が著しく低下し、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。人のエイズ(HIV)と似た症状なので、猫エイズウイルスとも呼ばれています。

猫免疫不全ウイルス感染症の症状

感染しても発病しないケースもあります。発病しても初期ではほとんど無症状なので、この時点で発見することは難しいかもしれません。

直ちに命に関わるような症状はありませんが、免疫力が低下するので、傷が治りにくくなる・下痢・体重減少・口内炎などの症状が徐々にあらわれてきます。

加えて鼻炎・腸炎・結膜炎・膀胱炎・皮膚炎など体の各所に異常があらわれることが多いようです。

さらに重篤な症状になると体のあちこちにガンが出来てしまう可能性があります。

死亡してしまうケースも珍しくはありません。ただし個体差が大きく、発症して数日で死亡することもあれば、そのまま寿命を迎えるまで生きることもあります。

猫免疫不全ウイルス感染症の感染源

ウイルスは猫の体液に含まれています。なかでも唾液に多く含まれているので、猫同士の喧嘩による噛み傷から感染してしまうケースがほとんどです。

かなり稀ですが、グルーミングや交尾でも感染した事例があるようです。

猫免疫不全ウイルスの治療

根本的な治療はありません。ウイルスによって発症した病気などの対症療法が主な治療になります。ですので仮に猫免疫不全ウイルスに感染していると認められても、無症状であれば治療する必要はありません。

ただし、万が一のためにも併発しやすい感染症の予防注射をしておくと良いかもしれません。他にも完全室内飼育に切り替えて、他の感染症から愛猫を守ってあげることも大切です。

猫免疫不全ウイルス感染症の予防

現在のところ有効なワクチンは日本では接種することはできません。アメリカでは効果のあるワクチンが開発・接種できるので今後に期待しましょう。

また感染しないため一番有効なのは、愛猫を他の猫と喧嘩させないことです。

完全室内飼育だと感染するリスクはぐっと下がるでしょう。不妊・去勢手術をすると喧嘩をしにくくなるので、選択肢の一つに入れても良いのではないでしょうか。

定期検診は大切です

猫免疫不全ウイルス感染症はきちんと検診しなければ、なかなか気付くことが出来ない病気です。仮に感染してしまった場合でも、他の感染症にかかっていないかどうか、定期的に検診しなければなりません。

感染する前も後も、定期検診をすることをおすすめします。

猫の代表的な病気のひとつ慢性腎臓病、注意すべき症状とは?

猫が高齢になると非常に高い割合で慢性腎臓病になっています。原因は不明と言われていますが、もともと猫の祖先たちは腎臓に負担をかけやすい暮らしをしていました。

現在一緒に暮らす猫たちは、定期的な健康診断、普段の猫の食事や水を飲む量、そして尿の回数や量に気をつけることで、慢性腎臓病の早期発見に努めることができるのです。

慢性腎臓病の原因

高齢の猫に多い病気のひとつとして、慢性腎臓病が上げられます。慢性腎臓病の原因は、未だにわかっていない部分も多く、気づいた時には、すでに病気が進行していることも多いケースです。

もともと、現在の猫の祖先、リビアヤマネコは水をあまり飲まずに砂漠で暮らしていました。しかし、この水分量が猫にとっては、腎臓に負担をかけているのではと言われています。

また、塩分の取りすぎや糖尿病、バランスの悪い食事によって、腎臓病になってしまうケースも多くあります。

慢性腎臓病の症状

そもそも、腎臓は体の血液をろ過することで、体の中の毒素を取り除いています。腎臓を構成するネフロンが壊れてしまうと、腎臓の機能が低下してしまい、体の中の老廃物がたまってしまうのです。

一度壊れてしまったネフロンを戻すことはできず、治療も病気の進行を遅らせるための治療が主なものになります。

猫の様子を見ていて、食欲不振や体重減少が見られた、毛並みがなんだか悪いなと感じたなど、慢性腎臓病の症状には様々なものがあります。

その中でも特に注意したい点は飲む水の量と、おしっこの量です。多飲多尿は、慢性腎臓病の主な症状です。

ドライフードを与えている場合、普段からお水をしっかり飲ませることは腎臓病予防に大切なことですが、明らかに飲む量が増えたり、トイレ掃除の回数が増えたなど、気になることがあれば、すぐに動物病院を受診しましょう。

また、腎臓には、他にも様々な働きがあり、ふらつきや貧血症状が出るなどのサインもあります。

慢性腎臓病の治療

腎臓病の治療は、食事療法がメインになります。猫の腎臓病予防には、栄養バランスの整った食事が大切ですが、早めに腎臓病用のフードに切り替えることで病気の進行を抑えることができます。

手作り食を与える場合は、タンパク質とナトリウムを少なめに与えることが基本です。しかし、量に関してはコントロールが必要な為、必ず獣医師に相談するようにしましょう。

老猫用のフードには、市販の物でも、栄養がコントロールされているものがあります。こういった物と併用しながら与えていってもよいでしょう。

しかし、勝手な判断で食事を与えてしまうと、副作用を起こすこともあり、注意が必要です。また、検査結果によっては、症状に合わせた薬でコントロールしていき、生涯飲み続けることが大切になります。

普段から病気の早期発見の為に気をつけること

慢性腎臓病は猫に多い病気なので、早期発見によって、その後の治療方針も変わります。元気な猫であっても、実際は症状が出ていない段階で、腎臓機能の低下が始まっていることがあるのです。

定期的な健康診断と、栄養バランスの取れた食事、適切な水分量に注意してあげるようにしましょう。

猫の熱中症、症状や応急処置は?予防のための注意点

暑い季節には人の熱中症に注意が必要ですが、猫も熱中症になることをご存知ですか?

猫はほとんど汗をかかないので人と違い体温調節が苦手な生き物で、比較的暑さには強いものの夏の閉め切った室内、車内などでは熱中症をおこす危険があります。

ここでは猫の熱中症の症状や対処法、予防について説明します。

猫の熱中症、どんな症状が出るの?

軽度の時は元気がない、食欲がない、くらいですが、症状が進むとふらふら歩く、立ち上がることができない、口を開けてハァハァと呼吸をする、よだれが出るなどの症状が出てきます。

また、脈拍、心拍も上昇するでしょう。

さらに重症化すると口の中が赤くなる、嘔吐や下痢、けいれんを起こすなどして最悪の場合はそのまま死亡してしまいます。

猫が熱中症にかかった時の応急処置、治療法など

まずは体を冷やしましょう。

日陰の涼しい場所に移動させ、冷たい水で濡らしたタオルで全身をくるみます。この時タオルは固くしぼらずに十分に水を含ませた状態にしてくださいね。

同時に大動脈がある首筋や前後の足の付け根にも、濡らしたタオルをたたんであてがいましょう。その状態でエアコンの冷たい風や扇風機の風をあてて体温を下げます。

水が飲めるようでしたらたっぷり飲ませてください。

軽度の熱中症ならこれで回復しますが、重症だなと思ったらそのまま動物病院へ。

重症の状態が長く続くと命に関わることもあります。病院で適切な治療を受ける必要があるでしょう。

猫の熱中症、どうやって予防する?

室内の風通しをよくする

防犯上問題がなければ窓を開けるのが一番良いのですが、無理な場合は換気扇を複数個所回すことで風の流れを作れますよ。

また、猫が家の中を自由に移動できるようにしてあげましょう。健康な猫なら自分で涼しい場所を見つけて移動するでしょう。

留守番時など、どうしても閉めきった一室だけで過ごさなければならない時は、エアコンが必要です。

猫は人よりも高い気温を好むので、さほど気温を下げる必要はありません。28℃設定、もしくは除湿機能で十分予防できますよ。

いつでも水が飲めるようにする

普段以上に水入れの水を切らさないよう注意してあげてくださいね。猫のよくいる場所、通る場所に水入れを置くことも効果的です。

普段はドライフードだけを食べていても、夏場だけは水分の多いウェットフードを与えて積極的に水分摂取を促すのもよいでしょう。

車で移動する時は?

暑い季節、エンジンを切った車内はあっという間に温度が上昇します。たとえ短時間でも、車を止める時は猫を車内に置いて行かないようにしましょう。

また、運転中は猫を入れたキャリーバッグに直射日光が当たらないようにすることも大切です。

最後に

いかがでしたか?

飼い主さんのちょっとした注意で防げる熱中症、暑い季節にはきちんと対策をして猫が快適に過ごせるよう、心がけてあげたいですね。