猫の病気

猫のフケが春に多くなるのはなぜ!?原因と対策を調べてみた

春になると、なぜか猫にフケが多くなってきます。ブラッシングをしているとポロポロ、抱っこをしてもポロポロ。もしかして、「皮膚病か何かが原因なの!?」と心配になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?そこで、猫のフケが春に多くなる原因やフケ対策についてご紹介したいと思います。

春になるとフケが多くなるのはなぜ?

季節も温暖な春にフケが多くなるのは、換毛期と呼ばれる時期が存在するからです。猫の換毛期には、3月と11月の年2回があり、冬毛から夏毛へ、夏毛から冬毛へと古い毛が抜けて新しい毛に生え変わります。古い毛が抜ける際に皮膚の古い角質も一緒に剥がれ、それがフケとして発生します。猫の個体差にもよるため、フケが多い猫もいれば、少ない猫もいます。

フケが出る原因は他にもある!

猫のフケが出る原因は、換毛期以外にも考えられます。どんな原因があるのか見ていきましょう。

 

フケが出る原因と対策①肌が乾燥する環境

人間でもそうですが、湿度が低く乾燥しやすい環境では肌が乾燥しやすく、その結果フケが出やすくなります。対策としては、室内の湿度を50~60%を目安に加湿器などを利用しましょう。

フケが出る原因と対策②ストレス

猫はストレスを強く感じたときにも、フケが出ることがあります。また、同時に脱毛や嘔吐、下痢などの症状も現れることがあるので、注意しましょう。猫がストレスを溜めないように、環境や猫と遊ぶ時間など見直すことが大切です。

フケが出る原因と対策③シニアの猫

7歳を目安に猫はシニア期を迎えます。年を取ると共に、体の機能は徐々に衰えてくるため、肌にはうるおいがなくなって乾燥しやすくなり、フケが目立ってきます。キャットフードを見直したり、皮膚のターンオーバーを補助するサプリなどを活用しましょう。

フケが出る原因と対策④フケが出やすい体質

猫の中には、フケが出やすい体質の猫もいます。アレルギー体質である場合もあるので、動物病院でアレルギー検査を受け、猫のアレルゲンを突き止めましょう。

フケが出る原因⑤病気や感染症

フケが多く出る場合、ダニやノミなどによる感染症やスタッドテイル、好酸球性肉芽腫症候群など皮膚炎を起こす病気の可能性があります。動物病院を受診し、治療を受けましょう。

さいごに

猫が春になるとフケが多くなる原因やその他のフケの原因と対策をご紹介してきました。たかがフケと思っていると、意外にも病気や感染症の可能性もあるので、日頃からスキンシップの時間を取り、体調に変化がないかチェックしましょう!

猫もオナラをする!オナラや排泄物が強烈なニオイを発する理由

猫もオナラをするって知っていましたか?「猫もオナラをするの?」と驚く方もいるかもしれませんね。でも、猫も人間と同じように「プー」と可愛い音を出してオナラをする猫もいるんです。しかも、そんな可愛い音からは想像できないくらいの強烈なニオイがすることもあります。そこで、猫のオナラや排泄物が強烈なニオイを発する理由をご紹介したいと思います。

猫のオナラには良いオナラと悪いオナラがある?

猫は普段からオナラをしますが、音やニオイがすることが少ないため、猫のオナラに気づく飼い主さんは少ないです。でも、中には「プー」や「プスッ」というような音が聞こえるオナラをすることがあります。ただ、注意したいのは、猫のオナラには健康な証である良いオナラと健康状態が心配な悪いオナラというものがあります。

猫の良いオナラとは?

猫の良いオナラ、つまり正常な時のオナラは基本的に音やニオイがほとんどしません。猫がオナラをする時は、体を四つん這いのような体勢を取り、さらにはお尻を前に後ろにと動かしてお腹に溜まったガスを出すようなしぐさをします。そんな時に猫はオナラをします。もしも、オナラの音が「ブーッ」と大きなものでなかったり、ニオイが臭くなければ良いオナラと判断することができるでしょう。

猫の悪いオナラとは?

一方で、悪いオナラとは、「ブーッ」と大きな音を出したり、鼻をつまみたくなるような臭いニオイがするオナラです。また、頻繁に臭いオナラをする場合は、キャットフードやストレスが原因である場合が考えられます。

猫のオナラや排泄物が臭いのはなぜ?

猫のオナラや排泄物が臭いのは、キャットフードがしっかりと消化されていないことが原因の一つにあるためです。猫は元々肉食の動物です。品質の高いキャットフードであれば、そういった猫の食性を考慮して肉を主原料に使っているため、病気やアレルギーなどが無い限りは消化不良になることはありません。でも、穀物を主原料としたキャットフードの場合、肉食の猫の消化器官に負担をかけ、消化不良を起こすことで、オナラや排泄物が臭くなるのです。また、ストレスが溜まる環境下にいる猫の場合、一時的に消化機能が低下して消化不良を起こすこともあります。

さいごに

猫のオナラや排泄物のニオイの異変でも、猫の体調を知る目安とすることができます。猫がいつまでも長く元気で暮らしていくためにも、飼い主さんが猫の体調や体の異変に一早く気づけるよう、普段から猫を観察するようにしましょう。そして、何か異変が感じられた場合は、動物病院に受診するようにしましょう。

猫が何となく痩せてきたのはなぜ?猫の体重減少で考えられること

体中が被毛に覆われているためか、毎日一緒にいる飼い主さんも気づきにくいのが猫の体重減少です。たとえ500gの体重減少でも5kgの猫にとっては体重の10%。体重50kgの人間なら5kg体重が減るのと同じですから、何か原因があると考えた方が良いでしょう。特に高齢の猫に体重の減少がある場合、病気の可能性も視野に入れる必要があります。一体、どんな病気や原因が考えらえるのでしょうか。

猫が痩せた時に考えられる病気とは?

猫は7~8歳になるとシニア期に入り、病気に罹る可能性が増えてきます。さらに10歳を過ぎると人間と同じように成人病に罹る確率が高くなってきます。今回は特に高齢の猫に多い疾患を中心に見ていきましょう。

腎不全

腎不全は猫の病気の中でももっとも罹患率の高い病気です。腎臓の中にはネフロンと呼ばれる小さな組織があり、血液中の不純物を濾過する働きと、濾過した中から必要な成分を再吸収する2つの働きを担っています。このネフロンが約75%以上機能しなくなることを腎不全と呼びます。

腎不全には中毒や尿道閉鎖による急性腎不全と加齢による慢性腎不全がありますが、いずれも命にかかわる重大な疾患です。特に慢性腎不全の場合、初期段階での発見が難しく、気づいた時には病気が進行していることが多いのが特徴です。腎不全になると食欲が落ちるため体重が減少してきます。さらにやたら水を飲み、大量のオシッコをするのも特徴ですので、体重減少のほかにこうした猫の変化にも目を向けましょう。

悪性腫瘍

平均寿命が15歳を超えるようになったのと比例して、腫瘍に罹る猫も増えてきました。猫の悪性腫瘍の種類は消化器系の腫瘍、脳腫瘍、皮膚腫瘍、生殖器の腫瘍などほとんど人間と同様ですが、中には肥満細胞腫のように人間には見られない独特の腫瘍もあります。腫瘍の猫には食欲不振や下痢、嘔吐など分かりやすい症状が見られることが多いようですが、一見、元気そうに見えて徐々に体重が減少していくケースも見られます。体重の減少が確認できたら、病院で検査してもらい早期発見に努めるようにしましょう。

糖尿病

糖尿病は成人病の代表格とも言われる病気。膵臓から分泌されるホルモン「インスリン」は血液によって運ばれた糖分を細胞の中に取り込む大切な働きをしていますが、インスリンの分泌量が減ったり働きが弱まったりすると、糖を細胞に取り込むことができなくなり、血液中に大量の糖が残ることになります。これが高血糖と言われる状態で糖尿病の原因となっています。

ところが、猫の場合、ストレスでも血糖値が上がることがあるため、病院に来ただけで血糖値が上がる猫も多く、一度の検査だけで糖尿病だと診断するのは難しいと言われています。糖尿病になると食欲があるのに体重が減るという現象がおこりますので、体重チェックが早期発見のキーと言えるでしょう。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は甲状腺からホルモンが過剰に分泌される病気で、高齢の猫が罹りやすいと言われています。ホルモンの影響で体の中では心拍数増加、代謝異常、消化器への影響が起こりますが、食欲もあり元気に見えるため「ウチの猫は年を取っても元気」などと誤解してしまう点が怖い病気です。動きが活発になり、さらに代謝が高まるため食べても体重が減っていくのが特徴で、ほかにも頻脈、発熱、嘔吐などの症状が見られる場合もあります。甲状腺機能亢進症は検査でないと分かりづらい病気ですので、体重減少が気になったら定期健診に甲状腺の検査を加えてみましょう。

体重チェックで病気を早期発見しよう

あなたは愛猫の現在の体重を把握していますか?成猫は1年で4歳年を取ると言われています。最後に体重を測ったのが1年前だとすると、人間に換算して4年も体重を測っていないことになります。また、猫の500gの体重減少は、60kgの人間で言うと約7.5kgにも相当します。人間の感覚では大したことがないように思えても、猫にとっては長い年月、大きな変化です。猫の体重は1ヶ月に一度ぐらいは測るようにすると良いでしょう。猫を抱いて体重計に乗り、後から自分の体重だけを引く方法なら、比較的簡単に猫の体重を測ることができますよ。

猫から人間にうつる病気もある? 猫からの病気の種類、感染ルート

最近は室内飼いが増えて、猫自体の感染症は減る傾向にありますが、逆に猫との接触時間が増えたため、猫の病気が人間に感染するリスクは減っていません。

猫を可愛がりたい気持ちは当然ですが、自分の健康も守ることも大切。猫を飼うのであれば、猫からうつる病気の種類や感染ルートなどについて正しい知識をもち、病気にならないよう対処することが大切です。

今回は、猫から病気をもらわないための注意点をご紹介します。

猫からうつる病気にはどんなものがあるの? 症状は?

猫ひっかき病

バルトネラ症とも呼ばれます。バルトネラ菌を保持した猫に噛まれたり、舐められたり、引っかかれたりした時に感染します。ネコノミを介して感染する場合もあります。

感染した後、5日~2週間位で症状が出ます。軽症の場合は虫刺されに似た跡ができるだけですが、症状が重くなると発熱、悪寒、倦怠感などが出てきます。

症状が風邪に似ているため、風邪と思い込んでいるうちに重症化することもあります。通常、元気な大人は自然治癒しますが、場合によっては脳炎や眼の炎症などを引き起こします。

パスツレラ症

パスツレラ菌を保持した猫に噛まれたり、舐められたり、引っかかれたりした時に感染します。飛沫感染でもうつると言われています。

皮膚の傷から感染した場合は傷の腫れ、化膿などの症状があり、飛沫感染の場合は、副鼻腔炎や風邪に似た症状を発症します。

トキソプラズマ症

トキソプラズマ原虫が原因の感染症です。猫だけでなく、鳥や家畜などもトキソプラズマを保有していますが、一般の家庭では猫が感染源になることが多いため、猫からうつる病気として知られています。

感染している猫の糞の中の原虫がほこりなどと共に口から入ることで感染、リンパ節炎を引き起こしますが、感染に気付かない人もいるようです。

妊婦が感染すると流産や生まれた子供が運動障害、眼の疾患にかかると言われています。

クラミジア感染症

クラミジアは生きた細胞の中に生息する生物で感染猫の目やに、鼻水に接触することで感染します。猫の症状は結膜炎、鼻炎、気管支炎、肺炎などで、場合によっては死に至ることがありますが、人間の場合は結膜炎を引き起こします。

猫からの感染を防ぐにはどうしたら良いの?

実は猫からの感染は、そんなに多く報告されていませんし、飼い主さんの心がけ次第で防げることも少なくありません。

猫を飼う場合、トイレ掃除の後は必ず石鹸で手を洗う、猫に口移しで食べさせない、猫の爪は常に短く切っておく、同じ布団に寝ないなどを心がけましょう。

猫からの感染症は他の病気と似ていて、判断が付きにくいのが特徴です。猫からの感染症に近い症状が出て病院へ行く際は、病院の先生に猫を飼っている事実を伝え、感染症の可能性を含めて診断してもらうと良いでしょう。

猫のウンチが出ないのは何故? 猫の便秘、症状と解決方法

あなたの猫は毎日、規則的に排便しているでしょうか。気がついたら2日~3日、排便がなかったり、トイレで長い時間、踏ん張っていたりしないでしょうか。

人間だけでなく、猫も便秘になることがありますが、特に高齢の猫は便秘になることが多いようです。

猫が便秘になったらどうすれば良いのでしょうか。今回は猫の便秘症状とその解決方法についてご紹介しましょう。

便秘の症状を見極めよう

何日も便が出なかったら便秘を疑うのは当然ですが、便が出ていても出た便が固かったり、コマ切れのポロポロした便だったりしたら、便秘気味だということ。

また、お腹を触ってみてゴリゴリした塊が手に触るようなら、便秘だと思って良いでしょう。

便秘の原因は何?

水分不足

猫は元々あまり水を飲む動物ではありませんので、水分不足になりがちです。特に腎臓の機能が低下していると脱水状態になりがちで、便の水分を体が再吸収してしまうため、便が固くなります。

一旦、固くなってしまうと腸に詰まりやすくなり、ますます便が出ないと言う悪循環に陥ります。

肛門や腸の異常

便自体はそんなに固くなくても、排便の出口である直腸や肛門が狭くなっていたり、腫瘍などがあると痛みも伴い排便しにくくなります。

こういう場合、猫は排便の時に鳴き声をあげたり、走り回ったりすることがありますので、排便時の猫をよく観察しましょう。

腸の動きが鈍い

高齢の猫の場合、腸の働きが鈍くなり、便を送るぜん動運動が弱くなってしまったために便が出にくくなることがあります。

また、直腸の筋力が弱まり溜まった便で直腸が押し広げられてしまう巨大結腸症になると、猫は頑固な便秘に悩まされます。

腸閉塞

腫瘍などが大きくなって腸を塞いだり、癒着や腸捻転が原因で腸を塞いでしまうこともあります。そうなると当然、腸が詰まりますので当然、便秘になります。

腫瘍や癒着で便が出ないケースは便秘以前に吐き気などの症状が出ているはずですので、一刻も早い獣医さんの診察が必要です。

薬の副作用

薬の中には腸の運動を抑制する働きがあるものがあり、副作用で便秘になることもあります。抗ヒスタミン剤、利尿剤、抗がん剤、鎮痛剤、カルシウム拮抗剤などはその傾向があります。

高齢になって長期間薬を服用している猫に起こりやすい便秘です。

ストレス

猫は環境の変化に弱い動物です。新入り猫の同居や家の人間の死亡、引っ越しなどの大きな変化はもちろんのこと、トイレ砂の変更や不潔なトイレなど日常のちょっとした変化が便秘を引き起こすこともあります。

心当たりがあるようなら、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。

便秘の解消方法

便秘の解消方法は原因によって変わりますが、まず深刻な病気が原因のようなら、獣医さんの指示、治療に従いましょう。

水分不足が原因の場合は、水を摂取できるよう工夫しましょう。水のみ場を数カ所に用意したり、エサに水を加えたり、シリンジ(針のない注射器)で水を少しずつ口の中に入れてあげたりして、水分を摂らせます。

脱水状態が続くようなら、獣医さんの指示のもと、輸液を皮下点滴する方法もあります。

また、家でできる簡単な解消方法としては、下腹部のマッサージが腸の運動を促進してくれることもありますし、オリーブオイルなどを飲ませると便が出やすくなるとも言われています。

どうしても便秘が酷いようなら、病院で浣腸や摘便する方法もありますが、猫にとってストレスが大きいため最後の手段と心得ましょう。

たかが便秘と思わず、便秘が習慣化しないよう飼い主さんがケアしてあげることが大切。また、便秘の猫はトイレ以外で排便することも多くなりますが、事情が事情ですので、怒ったりせず、温かく見守ってあげましょう。

愛猫の尻尾、なんだか臭いませんか?もしかしたらスタッドテイルかもしれませんよ

スタッドテイルってこんな病気

スタッドテイルとは「尾腺炎」とも呼び、尻尾の根本にある尾腺という場所が炎症を起こしてしまう病気です。

尻尾の根元には「におい」がある脂(皮脂)を分泌する分泌腺が存在します。猫が飼い主の体や、壁、柱などに体をすりすりとさせる姿を見たことがありませんか。

それらの行為をしているとき、この分泌腺から発せられる「におい」を対象にすりつけているのです。

そうすることで猫は自分の存在を周囲にアピールしたり、他の猫と情報交換を行なっているのです。

スタッドテイルとはこの脂が過剰に分泌されてしまっている状態のことです。

スタッドテイルは命の危険となる病気ではありませんし、他の重大な病気を併発する恐れもほとんどありません。しかし場合によっては患部が不快な悪臭を放つことがあるので、注意が必要な病気です。

スタッドテイルが多い品種・性別

基本的にどの品種でも起こりうる病気です。短毛種よりも、ペルシアなどの長毛種の方が発症する可能性が比較的高いようです。

オスメスで比較すると、圧倒的に「去勢していないオス」が発症してしまう確率が高いようです。

スタッドテイルの症状

最初は尻尾が多少べたべたと脂っぽいくらいですが、症状が悪化して皮膚炎を起すと猫が患部をしきりに舐めたり、噛んだりして「脱毛」を起こし、細菌に感染してしまうと患部が化膿してしまうこともあります。

スタッドテイルの原因

なぜ脂が過剰に分泌されてしまうのか。原因はまだよく分かっていません。一般的には「男性ホルモン」「遺伝」「脂漏症」などが何らかの影響を与えているとされています。

スタッドテイルの治療法

  • 患部を清潔にする(周辺の毛を剃る)
  • 薬浴(薬用シャンプーで患部を洗浄する)

以上のことをこまめに行えば、症状は軽くなるでしょう。

これだけだと自分一人でも出来そうですが、化膿していると抗生物質も必要になりますし、なによりスタッドテイルは「再発しやすい」傾向があるため、必ず獣医さんの診察を受け指示に従って治療するようにしましょう。

愛猫をスタッドテイルにしないために

原因が明確でないスタッドテイルですが

  • 普段から愛猫の体を清潔に保つ
  • オス猫ならば去勢も選択肢に入れる
  • 必須脂肪酸を適量与える

ことで発症する確率をぐっと低くすることが可能です。愛猫をスタッドテイルにしないためにぜひ実践してみましょう。

胸に膿みが溜まってしまう…。猫の膿胸の症状・原因・治療法についてまとめました

膿胸ってどんな病気?

膿胸とは、読んで字のごとく「胸に膿みが溜まってしまう」状態のことです。正確には胸腔という肋骨の内側。肺や心臓などが入っている空間に、膿みが溜まってしまうのです。

すぐに命に関わる危険はありませんが、発見しにくい病気なので悪化させてしまいがちな傾向があるようです。

治療が遅れれば手遅れになることもあるので、あらかじめ膿胸の症状について知っておくことが必要です。

膿胸の症状

初期症状

  • 39度~40度前後の発熱
  • 食欲低下、体重減少
  • 胸に痛み(触られるのを嫌がる)
  • 運動をしたがらなくなる

といった症状がみられます。これらの症状は普段どおりにしていると、なかなか気付いてあげられることが難しいので、動物病院に運ばれてくる猫は症状を悪化させている状態が多いようです。

進行した症状

  • 脈が弱くなる
  • 呼吸困難
  • 脱水
  • チアノーゼ

症状が悪化すると上記のような症状があらわれます。どれも重篤な症状ですが、特に「呼吸困難」には要注意です。

肺が多量の膿みに圧迫され、思うように呼吸できない状態ですので、「ぜー、ぜー」と呼吸が荒くなっていたらすぐに病院へ連れていきましょう。

一刻を争う事態になっている可能性があります。

膿胸の原因

  • 膿胸を引き起こす原因は明確にはなっていませんが、「細菌」により胸腔に膿みが溜まる。という説が特に有力なようです。
  • 何らかの理由(尖ったものの誤飲・誤食など)で体の内部が傷つく。
  • 肺炎、歯肉炎、歯石など他の部位の疾患。
  • 猫や他の動物との喧嘩による外傷。

などの原因から胸膜が細菌に感染し、胸の中に膿みが溜まってしまいます。

その中でも特に「猫や他の動物との喧嘩による外傷」には注意しましょう。完全室内猫と比べると外に出ている猫の方が、圧倒的に来院率が高いという情報もあります。

膿胸の治療法

胸の中を洗浄すると同時に、膿み止めの抗生物質を投与します。二週間以上の通院・入院が必要になるでしょう。

時間や手間もさることながら、治療が遅れてしまうとそれだけ予後も悪くなってしまうケースも少なくありません。猫が衰弱してしまう前に治療しなければならないでしょう。

愛猫を膿胸にさせないために

膿胸の原因は非常に沢山あり、完全に予防するのは難しいでしょう。

しかし【膿胸の原因】でも説明したように、外傷による感染が原因のケースが多いので、出来るだけ屋外へ愛猫を出さないことが予防に繋がるでしょう。

合わせて肺炎の予防や愛猫の口内環境への配慮も気を付けておきましょう。

猫の横隔膜ヘルニアの症状・原因・治療法について

横隔膜ヘルニアってどんな病気?

横隔膜とは胸とお腹の間にあり、両者を隔てている筋肉と腱で構成されている薄い膜のことです。

普段は呼吸の補助的な役割を果たしていますが、なんらかの原因でこの横隔膜が破れ内臓が胸腔に入り込んでしまった状態のことを「横隔膜ヘルニア」といいます。

命の危険はありませんが、様々な体の不具合を起こしてしまう恐れがある症状です。

横隔膜ヘルニアの症状

横隔膜ヘルニアの症状は、胸腔に入ってしまった臓器の大きさや数、種類によって変化してきます。

基本的に横隔膜に開いた穴が大きければ大きいほど、胸腔に入る臓器も増え、症状もより悪化してきます。反対に穴が小さければ全くの無症状という場合も珍しくありません。

それでは具体的な症状をご紹介します。

  • 食欲不振
  • 運動をしたがらない
  • お腹を触られるのを嫌がる(腹痛のため)
  • 嘔吐
  • 肝機能障害

などです。さらに重症化するとチアノーゼ・体温低下などが見られ、子猫だと発育不良になってしまう恐れもあります。

横隔膜ヘルニアの原因

横隔膜ヘルニアには「外傷性」と「先天性」の二つの種類があります。それぞれ詳しく説明していきましょう。

外傷性の横隔膜ヘルニア

横隔膜ヘルニアのほとんどの原因が交通事故・転落事故・衝突事故などによる外傷によるものです。胸部を強い力で圧迫されてしまうと、横隔膜が破れ、臓器が胸腔に入り込んでしまうのです。

散歩中に事故に巻き込まれ、飼い主が知らない間に横隔膜が破れてしまっているという事例も少なくありません。愛猫を外に出している家庭では特に注意が必要でしょう。

先天性の横隔膜ヘルニア

生まれつき横隔膜が奇形・不完全な形をしているケースもあります。外傷性の横隔膜ヘルニアと比較すると、無症状であることが多いようです。

どの品種でも先天性の横隔膜ヘルニアになる可能性はありますが、短毛種よりも長毛種の方が発症する確率が高い傾向があるようです。

横隔膜ヘルニアの治療

先天性の横隔膜ヘルニアは出来るだけ早い治療をおすすめします。外傷性の横隔膜ヘルニアは基本的に外科手術で治療します。

外傷性の横隔膜ヘルニアは「手術が早ければ早いほど良い」というわけではありません。

24時間以内に手術をすれば、逆に死亡率を高めてしまう可能性があるのです。この場合は症状の安定化を最優先に、治療することとなります。

横隔膜ヘルニアは治療しなければ治らない病気です

横隔膜ヘルニアは重篤な症状になる危険はそれほどありません。しかし一度開いてしまった穴は、自然に閉じることはありません。

愛猫が事故に会ったときは、怪我がなさそうに見えても必ず診察を受けるようにしましょう。

人よりも発症しやすい猫の「尿石症」についてまとめました

猫の尿石症ってどんな病気?

猫は非常に尿石症を起こしやすい動物です。「尿石」とは尿の中にあるタンパク質やマグネシウム、カルシウム、尿酸などが固まって石のようになってしまったものなのです。

同じ症状は人や他の動物でもみられますが、猫は元々あまり水分を摂らず濃い尿を出すので、より固まりやすい体質なのです。

猫の尿石症の症状

尿石症は複数の臓器でみられます。症状もそれぞれ違うので、個別に紹介していきます。

膀胱結石

  • 血尿
  • 頻尿
  • 排尿するときに痛がる
  • 排尿できなくなる

といった症状があらわれます。

尿道結石

尿道が細く曲がっているオス猫は、尿道結石になってしまうことが多々あります。尿道が完全に尿石に塞がれてしまうと尿がまったく出なくなってしまいます。

この状態のまま、2日放置してしまうと尿毒症や腎不全などの重い病気を発症してしまうので注意しましょう。3日間排尿できなければ命を落とす可能性が高くなってしまいます。

腎結石

他の二つに比べ腎臓に石が出来ると比較的無症状なことが多いようです。しかし石が大きくなり、腎臓を傷つけてしまったり圧迫してしまうと、腎不全・水腎症といった病気が発症してしまいます。

猫の尿石症の治療

症状が比較的軽度で石の大きさも小さければ、投薬や療法食を利用し石を溶かします。治療期間は膀胱では1か月~4か月程度。腎臓はそれ以上の時間が必要になってくるでしょう。

石の大きさが巨大なものだったり、症状が重篤な場合は外科手術により石を取り除きます。いずれの方法で治療したとしても、尿石症は再発する確率が高いので治療した後の予防も重要です。

また尿石症は膀胱炎を併発することが多いので、膀胱炎の治療もしっかりと行いましょう。

猫の尿石症の予防

「水をたくさん飲ませるようにする」「尿のpHを適切に保つような食事を与える」「トイレ環境を整える」ことが尿石症の予防に効果的です。

尿のpHを適切に保つためには、普通のキャットフードを与えているだけでは不十分だといわれています。猫缶や煮干しなども与えすぎるとよくありませんので注意しましょう。

まとめ

きっちりと予防・対策をしていても尿石症になってしまう猫はかなり多いです。石ができやすい体質だと、治療してもすぐまた石が出来てしまうケースも少なくありません。

とにかく石が大きくなる前に取り除くことをこころがけ、愛猫に異常があればすぐに動物病院で検査してもらいましょう。

猫の肥満はリスクがいっぱい!肥満解消のための食事と運動。

猫の肥満は、比較的家で飼っている猫に多く見られます。その要因として、猫の運動量が足りない・食生活の管理・食事の内容などが考えられます。

猫は種類によっては、多くの運動量を必要とすることがありますが、家の中では十分な運動が出来ない物理的な環境もあります。また、食事の内容や一日に与える回数などが肥満を招いているかもしれません。

肥満による疾病

高脂血症、脂肪肝、インスリン抵抗性の増加、グルコース不耐性、麻酔による合併症、内分泌障害クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)、下垂体前葉色素嫌性腺腫、関節へのストレス、高血圧、難産、運動能力の低下、筋骨格の痛み、呼吸困難、熱中症、免疫機能の低下。

その他関節軟骨の摩耗等、変形性関節症、心血管系の疾患、転移性細胞癌。

上記のような、疾患にかかりやすいと言われています。

ストレス解消も兼ねて運動させる

猫により、興味を持つものは猫じゃらしや長い紐状のもの、丸い毛糸のようなもの、ぬいぐるみ等で、狭い空間で遊んであげることができます。

また、ダンボール等の小さい箱が好きです。ダンボールを工夫して、遊ばせてあげるのも良いかと思います。

少しでも運動量を増やすことが、必要です。

食事で調整

猫への食事はダラダラとあげてはいけません。しかも、猫は自分の好みをよく知っています。人が食べるものでも欲しがる猫は少なくありません。そこで、一度でもあげてしまうと癖になってしまいます。

理想は、時間を決めて一日に2回若しくは3回に分けて、食べさせることです。その時の体調や体重などにより、獣医師さんと相談しながら、脂分が少ないものや腸内環境を整えるものを与えるとよいでしょう。

まだ若い猫でも、太り出したらシニアの食事も良いでしょう。年齢によって食事量の目安がありますが、それは理想の体型と体重の猫が主であり、肥満の猫には飼い主が調整してあげることが必要なのです。

猫のダイエットで注意点

盗み食い

飼い主の見ていないのを、見計らって盗み食いをする猫がいます。猫が届かない所へ食事を置くようにしましょう。

要求鳴きの増加

食事が欲しいとねだってきます。これには、無視が一番効果的です。

リバウンド

人間と一緒です。痩せて、安心してしまうとリバウンドの可能性があります。体重の維持に努めましょう。

まずは、猫の理想の体重と体型を把握しておくことが重要でしょう。動物病院へ行けば、獣医師さんが教えてくれるでしょう。健康診断を兼ねて、定期的に行くことをオススメします。

尿毒症を知っていますか?猫の尿毒症の症状や原因・治療について

尿毒症とは

腎臓になんらかの障害が起きると、本来排出されるべき血中の老廃物がそのまま残り続けてしまいます。その老廃物が他の臓器に悪影響を与え、最終的には命の危険にも関わる重大な症状なのです。

尿毒症の症状

次のような症状がみられたら注意が必要です。

  • 食欲不振、体重減少
  • 嘔吐
  • 下痢または便秘
  • 動きたがらなくなる
  • 口臭がひどくなる
  • 足がむくむ

徐々に腎臓の機能が低下し、体内に老廃物が溜まり続けるとこのような症状が起き始めます。これらは放置しておくとどんどん悪化していきます。

また急性腎不全などにより急激に腎臓の機能が低下した場合、突発的かつ重篤な症状になります。

  • 痙攣
  • 昏睡
  • 嘔吐
  • 失神

など命に関わるので、注意が必要です。

尿毒症の原因

尿毒症は主に腎臓の機能に障害が起きたとき発症します。また他にも心臓や排尿に関わる臓器の異常でも発症する恐れがあります。

腎臓の障害

  • 急性腎不全
  • 慢性腎不全
  • 急性糸球体腎炎

などです。【尿毒症の症状】でも書きましたが、特に急性腎不全や急性糸玉腎炎は一気に症状が悪化しやすい傾向があります。

心臓の障害

  • 心不全

心臓になんらかの異常が生じ、血液を正常に送り出せない「心不全」になってしまうと、尿毒症を発症する恐れがあります。
腎臓が正常に機能していても、老廃物が含まれている血液が腎臓に届かず、結果的に体内に老廃物が溜まってしまうのです。

排尿に関する障害

  • 尿路閉塞

正常に老廃物を排尿することが出来なければ体内に尿=老廃物が溜まり続け、尿毒症になってしまいます。

尿毒症の治療

症状が軽ければ、点滴・薬の投与・輸血をして症状を軽減させます。
逆に症状が重ければ人工透析や腹膜透析を行い、老廃物を体内から排出させる必要があることもあります。

また同時に尿毒症を引き起こしている腎臓・心臓・排尿器官の基礎疾患の治療もする必要があるでしょう。

尿毒症の予防

絶対的な予防方法はありません。腎臓・心臓などの基礎疾患の予防に気を付けましょう。
また腎臓になるべく負担を与えないよう味付けの濃い人のご飯や、猫が中毒症状になる食べ物は与えないようにしましょう。

重症にならないよう早期発見をこころがけましょう

尿毒症は症状の差が激しい傾向があります。

症状が軽ければ通院するだけで治療が可能ですが、重度になってしまうと入院や手術が必要になるだけでなく命の危険も大きくなってしまいます。

愛猫の日頃の様子を観察し、早期発見・早期治療をこころがけましょう。

猫の体調不良の原因は、寄生虫やウイルス感染かもしれません

猫の様子がいつもと少し違うと感じたら、それは寄生虫やウイルスなどが原因かもしれません。

寄生虫には、体の内部に寄生するモノと、外部に寄生するモノとがあります。中には、人にも感染する恐れがある寄生虫もいますので、注意が肝要です。

症状

呼吸が荒く、フラフラしている、食事の量が減少、嘔吐や下痢、目やにが多くなった、涙目、耳や鼻を気にしている時などは何かしらの問題があると考えたほうが無難です。

病気の原因

猫の病気は大抵、ウイルスや寄生虫が要因となります。

寄生虫は体の中に入り込むと、どんどん成長していきます。寄生虫は自然治癒するものではありませんので、動物病院での治療が必要となります。

外部寄生虫とは

外部寄生虫とは、猫の体外に寄生するノミやダニをいいます。これらの寄生虫は目視では判断できないことが多く、ノミの場合は身体全体に寄生する可能性があり、ダニは耳やノド、首の後ろに寄生することが多くあります。

猫の皮膚をかき分けてよく見ると、毛の隙間に黒い斑点が見られたら、ノミの糞です。また、マダニという寄生虫がいます。マダニは、血を吸い出します。人間の体にも付くことがあり、大きなホクロのように膨らみます。

マダニの場合は、ピンセットで取ったとしても、口だけ残る場合があるので、動物病院で処置しましょう。

内部寄生虫とは

猫の体内に寄生する寄生虫のことです。代表的な内部寄生虫は「線虫」「吸虫」「条虫」「原虫」の4種類あります。

代表的な寄生虫はフィラリア・サナダムシや猫条虫・鉤虫(こうちゅう)・鞭虫(べんちゅう)が代表的なもので、その特徴は、消化器官に寄生することです。原虫にはコクシジウム・トキソプラズマなどがあげられます。

感染

内部寄生虫でも人間に感染するものもあります。特に、幼児や妊婦など大量や抵抗力が弱い人は、特に注意が必要で、感染すると重い症状になる可能性もあるので、飼い猫に寄生虫が見つかった場合は、飼い主も検査に行くようにしましょう。

ウイルスの場合は、伝染性があるので、多頭飼いや屋外に出ることが多い場合は、特に気をつけなければなりません。また、子猫によく見られる腸内の寄生虫を原因とした下痢症は、人間に感染する恐れがあります。

寄生虫に対してはこまめに駆虫を行うことで重症になることを防げます。症状が顕在化する前に動物病院で対策をとる必要があるでしょう。

治療法

寄生虫やウイルスによる病気に関しては、動物病院で治療する必要があります。抗生物質の投与や寄生虫の駆除薬などが、主な治療です。病気は、早期発見・早期治療が重要です。

知らないうちに感染しているかも?猫免疫不全ウイルス感染症についてまとめてみました

猫免疫不全ウイルス感染症ってどんな病気?

猫免疫不全ウイルス感染症はネコ科のみ感染する病気です。感染すると猫の免疫力が著しく低下し、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。人のエイズ(HIV)と似た症状なので、猫エイズウイルスとも呼ばれています。

猫免疫不全ウイルス感染症の症状

感染しても発病しないケースもあります。発病しても初期ではほとんど無症状なので、この時点で発見することは難しいかもしれません。

直ちに命に関わるような症状はありませんが、免疫力が低下するので、傷が治りにくくなる・下痢・体重減少・口内炎などの症状が徐々にあらわれてきます。

加えて鼻炎・腸炎・結膜炎・膀胱炎・皮膚炎など体の各所に異常があらわれることが多いようです。

さらに重篤な症状になると体のあちこちにガンが出来てしまう可能性があります。

死亡してしまうケースも珍しくはありません。ただし個体差が大きく、発症して数日で死亡することもあれば、そのまま寿命を迎えるまで生きることもあります。

猫免疫不全ウイルス感染症の感染源

ウイルスは猫の体液に含まれています。なかでも唾液に多く含まれているので、猫同士の喧嘩による噛み傷から感染してしまうケースがほとんどです。

かなり稀ですが、グルーミングや交尾でも感染した事例があるようです。

猫免疫不全ウイルスの治療

根本的な治療はありません。ウイルスによって発症した病気などの対症療法が主な治療になります。ですので仮に猫免疫不全ウイルスに感染していると認められても、無症状であれば治療する必要はありません。

ただし、万が一のためにも併発しやすい感染症の予防注射をしておくと良いかもしれません。他にも完全室内飼育に切り替えて、他の感染症から愛猫を守ってあげることも大切です。

猫免疫不全ウイルス感染症の予防

現在のところ有効なワクチンは日本では接種することはできません。アメリカでは効果のあるワクチンが開発・接種できるので今後に期待しましょう。

また感染しないため一番有効なのは、愛猫を他の猫と喧嘩させないことです。

完全室内飼育だと感染するリスクはぐっと下がるでしょう。不妊・去勢手術をすると喧嘩をしにくくなるので、選択肢の一つに入れても良いのではないでしょうか。

定期検診は大切です

猫免疫不全ウイルス感染症はきちんと検診しなければ、なかなか気付くことが出来ない病気です。仮に感染してしまった場合でも、他の感染症にかかっていないかどうか、定期的に検診しなければなりません。

感染する前も後も、定期検診をすることをおすすめします。

猫の代表的な病気のひとつ慢性腎臓病、注意すべき症状とは?

猫が高齢になると非常に高い割合で慢性腎臓病になっています。原因は不明と言われていますが、もともと猫の祖先たちは腎臓に負担をかけやすい暮らしをしていました。

現在一緒に暮らす猫たちは、定期的な健康診断、普段の猫の食事や水を飲む量、そして尿の回数や量に気をつけることで、慢性腎臓病の早期発見に努めることができるのです。

慢性腎臓病の原因

高齢の猫に多い病気のひとつとして、慢性腎臓病が上げられます。慢性腎臓病の原因は、未だにわかっていない部分も多く、気づいた時には、すでに病気が進行していることも多いケースです。

もともと、現在の猫の祖先、リビアヤマネコは水をあまり飲まずに砂漠で暮らしていました。しかし、この水分量が猫にとっては、腎臓に負担をかけているのではと言われています。

また、塩分の取りすぎや糖尿病、バランスの悪い食事によって、腎臓病になってしまうケースも多くあります。

慢性腎臓病の症状

そもそも、腎臓は体の血液をろ過することで、体の中の毒素を取り除いています。腎臓を構成するネフロンが壊れてしまうと、腎臓の機能が低下してしまい、体の中の老廃物がたまってしまうのです。

一度壊れてしまったネフロンを戻すことはできず、治療も病気の進行を遅らせるための治療が主なものになります。

猫の様子を見ていて、食欲不振や体重減少が見られた、毛並みがなんだか悪いなと感じたなど、慢性腎臓病の症状には様々なものがあります。

その中でも特に注意したい点は飲む水の量と、おしっこの量です。多飲多尿は、慢性腎臓病の主な症状です。

ドライフードを与えている場合、普段からお水をしっかり飲ませることは腎臓病予防に大切なことですが、明らかに飲む量が増えたり、トイレ掃除の回数が増えたなど、気になることがあれば、すぐに動物病院を受診しましょう。

また、腎臓には、他にも様々な働きがあり、ふらつきや貧血症状が出るなどのサインもあります。

慢性腎臓病の治療

腎臓病の治療は、食事療法がメインになります。猫の腎臓病予防には、栄養バランスの整った食事が大切ですが、早めに腎臓病用のフードに切り替えることで病気の進行を抑えることができます。

手作り食を与える場合は、タンパク質とナトリウムを少なめに与えることが基本です。しかし、量に関してはコントロールが必要な為、必ず獣医師に相談するようにしましょう。

老猫用のフードには、市販の物でも、栄養がコントロールされているものがあります。こういった物と併用しながら与えていってもよいでしょう。

しかし、勝手な判断で食事を与えてしまうと、副作用を起こすこともあり、注意が必要です。また、検査結果によっては、症状に合わせた薬でコントロールしていき、生涯飲み続けることが大切になります。

普段から病気の早期発見の為に気をつけること

慢性腎臓病は猫に多い病気なので、早期発見によって、その後の治療方針も変わります。元気な猫であっても、実際は症状が出ていない段階で、腎臓機能の低下が始まっていることがあるのです。

定期的な健康診断と、栄養バランスの取れた食事、適切な水分量に注意してあげるようにしましょう。

猫の熱中症、症状や応急処置は?予防のための注意点

暑い季節には人の熱中症に注意が必要ですが、猫も熱中症になることをご存知ですか?

猫はほとんど汗をかかないので人と違い体温調節が苦手な生き物で、比較的暑さには強いものの夏の閉め切った室内、車内などでは熱中症をおこす危険があります。

ここでは猫の熱中症の症状や対処法、予防について説明します。

猫の熱中症、どんな症状が出るの?

軽度の時は元気がない、食欲がない、くらいですが、症状が進むとふらふら歩く、立ち上がることができない、口を開けてハァハァと呼吸をする、よだれが出るなどの症状が出てきます。

また、脈拍、心拍も上昇するでしょう。

さらに重症化すると口の中が赤くなる、嘔吐や下痢、けいれんを起こすなどして最悪の場合はそのまま死亡してしまいます。

猫が熱中症にかかった時の応急処置、治療法など

まずは体を冷やしましょう。

日陰の涼しい場所に移動させ、冷たい水で濡らしたタオルで全身をくるみます。この時タオルは固くしぼらずに十分に水を含ませた状態にしてくださいね。

同時に大動脈がある首筋や前後の足の付け根にも、濡らしたタオルをたたんであてがいましょう。その状態でエアコンの冷たい風や扇風機の風をあてて体温を下げます。

水が飲めるようでしたらたっぷり飲ませてください。

軽度の熱中症ならこれで回復しますが、重症だなと思ったらそのまま動物病院へ。

重症の状態が長く続くと命に関わることもあります。病院で適切な治療を受ける必要があるでしょう。

猫の熱中症、どうやって予防する?

室内の風通しをよくする

防犯上問題がなければ窓を開けるのが一番良いのですが、無理な場合は換気扇を複数個所回すことで風の流れを作れますよ。

また、猫が家の中を自由に移動できるようにしてあげましょう。健康な猫なら自分で涼しい場所を見つけて移動するでしょう。

留守番時など、どうしても閉めきった一室だけで過ごさなければならない時は、エアコンが必要です。

猫は人よりも高い気温を好むので、さほど気温を下げる必要はありません。28℃設定、もしくは除湿機能で十分予防できますよ。

いつでも水が飲めるようにする

普段以上に水入れの水を切らさないよう注意してあげてくださいね。猫のよくいる場所、通る場所に水入れを置くことも効果的です。

普段はドライフードだけを食べていても、夏場だけは水分の多いウェットフードを与えて積極的に水分摂取を促すのもよいでしょう。

車で移動する時は?

暑い季節、エンジンを切った車内はあっという間に温度が上昇します。たとえ短時間でも、車を止める時は猫を車内に置いて行かないようにしましょう。

また、運転中は猫を入れたキャリーバッグに直射日光が当たらないようにすることも大切です。

最後に

いかがでしたか?

飼い主さんのちょっとした注意で防げる熱中症、暑い季節にはきちんと対策をして猫が快適に過ごせるよう、心がけてあげたいですね。

知っておきたい猫の腎不全について。症状は?治療法は?予防できる?

猫の病気の中で最も猫がかかりやすい病気とされるのが腎不全です。この腎不全は特に高齢の猫に多い病気で、老齢の猫の主な死因の一つにもなっているほどの病気です。

臓器の一つの腎臓が徐々に壊れていき、機能しなくなってしまった状態を腎不全と言います。一度かかってしまうと完治の難しい腎不全について詳しく調べていきましょう。

腎不全の主な症状

腎不全は飼い主でも気づかないほど静かに進行していく病気です。ですので、症状が出ていてもほとんど分からないという特徴があります。

進行していくにつれ、その症状がより顕著に出るようになり、はっきり症状だと分かる頃には手が施せないほど悪化しているということがあります。そんな気づきにくい初期の症状には、色の薄い尿を頻繁にする、水を大量に飲むと言ったことがあります。

ただ、これらの症状ではほとんど気にかけることもなく、気づかないことが多いです。ここから進行していくに連れて胃液を吐いたり、食欲がなくなったりし、さらに進行するとぐったりし寝て過ごすようになります。

腎不全の治療

腎臓は一度駄目になってしまうと二度と再生することのない臓器です。そしてさらに残念なことに腎不全は、腎臓機能の3分の2くらいが失われてからでないと症状が現れにくく、発見の難しい病気です。

ですので、治療を開始しても完治するということがほとんどない病気です。腎不全の治療は残った腎臓をどれだけ長く生かしていけるかが大きな鍵になります。腎臓病の治療には投薬と食事療法で対応していきます。

さらに進行状況が悪い場合には点滴も行います。点滴をしてもあまり回復が見られない場合には透析を行って延命措置を行うこともあります。

腎不全にならないためには

なぜ猫に腎不全が多いのか?は解明されていないので、こうすれば腎不全にならないとは断言できませんが、可能性を限りなく低くすることはできます。

普段、愛猫に塩分の高いちくわやかまぼこ、干物や煮干しを与えていませんか?塩分濃度の高い食事は腎不全だけでなく様々な病気を引き起こすきっかけになってしまいます。

まずは愛猫の食事をしっかり見直して、愛猫の健康管理を行うようにしましょう。

子猫の離乳させる時に気を付けたいことは? 子猫の離乳方法と注意点

ミルクを飲んでいた子猫も生後3週間目に入ると徐々に離乳の時期が近づいてきます。母猫がいない場合、授乳に引き続いて離乳も飼い主さんの仕事になります。ミルクから固形食へのシフトはどのようにすれば良いのでしょうか?

今回は、子猫の離乳と離乳食についてご紹介しましょう。

離乳の時期の見極めは?

離乳の時期は3週間目、乳歯が生えそろった頃からスタートするのが目安だと言われています。しかしながら、子猫の成長具合によって調整する必要がありますので、子猫の様子を見ながら進めていった方が良いでしょう。

離乳食への移行はどのようにすれば良いの?

まず、離乳食を食べさせる前にお皿からミルクが飲めるように練習させます。ミルクを少し入れたお皿を目の前に置き、舌を使ってお皿からミルクを飲むことを覚えさせるのです。

お皿からミルクを飲めるようになったら、ミルクの量を少しずつ減らしていき、代わりにペースト状の離乳食を与えていきます。離乳食も最初はミルクを混ぜて柔らかくし、徐々にペーストの割合を増やしていきます。

この時期はすぐにお腹が一杯になってしまうので、1日に4~5回に分けて食べさせます。

離乳食をしっかり食べるようになったら、子猫用のフードをあげ始めます。最近は子猫用のフードが売られていますので、子猫用を購入しましょう。こうして生後6週間目~8週間目には完全に離乳させるようにします。

もし、ミルク以外をなかなか食べてくれないようなら、ペースト状のフードを指に付けて舐めさせてみましょう。子猫用のフードにも種類がありますので、種類を変えてみても良いかもしれません。

離乳食は水分が多いので、あまり水は飲まないかもしれませんが、同時に水を飲む習慣もつけさせましょう。

子猫に必要な栄養分は?

子猫に必要な栄養分は成猫とほぼ同じですが、子猫用には特に、質が高く消化の良いタンパク質が必要です。

タンパク質に含まれるタウリンは健康な体を作るのに欠かせない栄養素ですし、他にもアラキドン酸、アルギニン、ビタミンなど子猫の成長に必要な栄養があります。

子猫の時に必要な栄養を摂らないと、丈夫な体を作ることができず、病気がちの猫になる可能性もあります。

また、子猫の時にさまざまな種類の食材に接することは、好き嫌いを減らすことにも繋がりますので、フードを1種類に限定せず、なるべく種類豊富にフードを用意した方が良いでしょう。

離乳の時期は短いのであっと言う間に過ぎていきますが、この短い時期が猫にとってはとても大切です。離乳食はなるべく離乳専用、子猫専用のフードを選び、食べさせてあげましょう。

失明してしまうことも!? 猫の角膜炎ってどんな病気?

猫の角膜炎はこんな病気

眼球の黒目を覆っている膜のことを角膜といいます。この角膜になんらかの原因で炎症が起こってしまった状態が「角膜炎」です。

激しい痛みを伴うだけではなく、重症化してしまうと最悪失明する恐れもある病気です。

角膜炎の種類

角膜炎は炎症の程度によって二種類に分けられます。角膜の表面(角膜上皮)のみに炎症が起こっている「非潰瘍性角膜炎」と、表面よりも深い部分も炎症してしまっている「潰瘍性角膜炎」です。

角膜炎の症状

角膜炎になった猫には以下のような症状があらわれます。また症状自体は「潰瘍性角膜炎」と「非潰瘍性角膜炎」のどちらも変わりませんが、「潰瘍性角膜炎」の方がより重症になってしまうことが多いようです。

  • まばたきが多くなる
  • 頻繁に目をこする仕草をみせる
  • 大量の涙を流す
  • 目ヤニがでる

さらに重症化すると「角膜が白く濁る」「角膜に穴が開く」といった症状が起こり、失明してしまうこともあります。

角膜炎の原因

非潰瘍性角膜炎

非潰瘍性角膜炎の原因はほぼ「ウイルスまたは細菌」によるものです。特に猫ウイルス性鼻気管炎の原因ともなる「ヘルペスウイルス」との因果関係は深いとされています。

またペルシャ・ヒマラヤン・シャム猫などの品種は他の猫と比べると、非潰瘍性角膜炎になってしまう確率が高いようです。

潰瘍性角膜炎

潰瘍性角膜炎の原因は「角膜への直接的なダメージ」です。目を強く擦ったり、トゲや埃などの異物が目に入ってしまう。またはドライアイや眼球突出、緑内障など慢性的に負担を与え続けていても発症する恐れがあります。

角膜炎の治療

角膜炎はよほどのことがない限り、角膜炎の原因となっている病気を治療する「対症療法」が取られます。

例えば感染症が原因の場合は抗ウイルス剤・抗生剤を投与し、異物が目に入っているときはそれを取り除きます。加えて点眼を繰り返せば、大抵は完治するでしょう。

角膜炎がかなり進行・悪化し、失明の危険があるケースでは角膜を切り取ったり、角膜移植などの外科手術が施されることもあります。

角膜炎の予防

ペルシャ・ヒマラヤンなどの短頭種は目に異物が入っても気付きにくい特徴があるので、特に注意が必要です。

  • 眼球周辺の毛は切らない
  • ブラッシングをまめに行う

など異物が愛猫の目に入らないように気を付けるとともに、ワクチンを接種してウイルス感染を防ぐことも必要でしょう。

愛猫の目のチェックは頻繁にしましょう

目ヤニ、涙などは目の異常のサインです。角膜炎でなくても、結膜炎など他の目のトラブルかもしれません。一日に一度は愛猫と見つめあって、目の状態を確認してみましょう。

猫が喧嘩をして帰って来た! 気をつけるべき病気と対処法について

猫を外に出している方はご用心

最近は完全に室内で猫を飼う方も増えてきています。それでも一日に一度は猫を外で自由に散歩させている飼い主の人もまだたくさんいるのではないでしょうか。

散歩は手軽に運動不足やストレス解消になる有効な手段ですが、事故や怪我などの危険も潜んでいます。猫の喧嘩もその一つです。

喧嘩で命を落とすことは少ないですが、喧嘩による傷が原因で大きな病気に感染してしまう危険もあるのです。

愛猫が傷を負って帰って来た時に注意すべき病気について調べましたので、いざというときにご参考ください。

猫の噛み傷は細菌の温床です

猫の喧嘩による傷で注意すべきなのは「噛み傷」です。爪による傷は比較的浅く、細菌が入っても重症化することはあまりありません。

それに対し、噛み傷はより深い場所まで細菌が達してしまいます。細菌は空気が少ない体内に入ると爆発的に増殖してしまう性質を持っています。

さらに猫の口内・唾液は細菌の温床。野良猫に噛まれてしまうと、なんらかの伝染病に感染してしまうリスクが高まってしまうのです。

猫の噛み傷により感染する恐れがある病気

噛み傷により感染する伝染病は非常に多くあります。

「猫伝染性腹膜炎」「猫伝染性白血病」「猫エイズ」といった比較的軽い症状の病気もあれば、「猫パルボウイルス」「猫免疫不全ウイルス」「カリシ」といった命の危険がある感染病もあります。

猫が傷を負って帰ってきたときの対処法

もし猫が傷を負って帰宅したとき、飼い主はどうすれば良いのでしょうか。

大きな傷であればすぐに病院へ連れていくべきです。怪我をして12時間以内に正しく対処すれば、大事には至りにくいとされています。早期発見・早期治療が水際対策としてとても大切なのです。

傷が小さくて見つかりにくいこともあります。感染症の中には長い潜伏期間を持つものもあるので、その場で気付いてあげられなければいつの怪我が原因で感染したのか分からなくなってしまうこともあります。

猫が散歩から帰ってきたときは、かならず体の状態をチェックする習慣をつけましょう。

そのときに

  • 出血
  • 穴のあいた傷
  • 皮膚のしこりや、膿、腫れ

などを見つけたときはできるだけ早く動物病院へ連れて行きましょう。

完全室内飼育にすれば感染リスクをぐっと下げることができます

傷を負った猫の対処法としては早期発見・早期治療が重要ですが、そもそも外に出さなければ他の猫と喧嘩することもありませんし、交通事故にあうこともありません。

猫の死因トップ2が伝染病・交通事故なので、この二つの原因を取り除くためにも、完全室内で猫を飼うことをおすすめします。

ただの貧血じゃない! 猫のヘモバルトネラ症について

猫のヘモバルトネラ症はこんな病気

人は生活の乱れや、体調不良などにより貧血を起こすことは珍しくありません。ヘモバルトネラ症とは別名「猫伝染性貧血」という猫特有の病原体による感染症なのです。

通常の貧血はそれほど危ない症状ではありません。しかしこのヘモバルトネラ症による貧血症状は、猫が死亡してしまうこともある危険な病気なのです。

猫のヘモバルトネラ症の症状

初期症状は「歯茎が白くなる」「運動したがらなくなる」といった通常の貧血症状が起こります。

ヘモバルトネラ症の原因となる「ヘモバルトネラ・フェリス」には、小型・大型の二種類があり、小型は上記した症状に「発熱」「食欲不振」などが加わります。

ただしあまり重症化することはなく、命を落とす危険は少ないでしょう。

注意すべきなのが大型のヘモバルトネラ・フェリスによる発症です。

貧血症状が悪化しやすく、「黄疸」や「呼吸困難」などより重篤な症状になってしまう恐れがあるのです。

加えて「猫白血病ウイルス」「猫免疫不全ウイルス」といった感染症も引き起こしてしまうこともあります。

大型のヘモバルトネラ・フェリスによる貧血を放置しておくと、感染した猫のおよそ3割が死亡してしまうというデータもあります。

飼い主だけではヘモバルトネラ寄生虫の大小の判別はつかないので、動物病院で診察を受けることが必須でしょう。

猫のヘモバルトネラ症の原因

症状の項目でも説明しましたが、ヘモバルトネラ症はヘモバルトネラ・フェリスという寄生虫が猫の「赤血球」に寄生することで発症します。

ヘモバルトネラ・フィリスが赤血球に付着すると、その赤血球は「異物」とみなされ免疫系統に攻撃・破壊されてしまい結果的に貧血を起こしてしまうのです。

猫のヘモバルトネラ症の感染ルート

実はヘモバルトネラ・フィリスがどのようにして猫の赤血球に取り付くのかはっきりとわかっていません。

ただ猫同士の喧嘩による血液感染や、ノミやダニによる感染が可能性として挙げられています。

猫のヘモバルトネラ症の治療

完全に治療することは難しいでしょう。初期の頃から抗生物質を投与する投薬治療を中心に行えば、症状はなくなることがほとんどです。

しかし病原体自体は完全に駆逐されず、以前感染したままの「キャリアー」状態になってしまうことが多いのです。

まとめ:元気がなければ病院へ

貧血症状は注意しておかなければ分かりにくいことが多いようです。

歯茎の色のチェックはもちろん、愛猫の雰囲気なども注意深く観察することがヘモバルトネラ症の早期発見・早期治療につながるでしょう。