猫の飼い方

猫除けのペットボトル。始まりは何とエイプリルフールだった?

猫が好きな人にはあまり関係ありませんが、野良猫の侵入や糞尿に困った人が水を入れた透明のペットボトルを並べて猫除けするのが流行ったことがありましたね。最近では、あまり効果がないことがわかってか、あまり見かけなくなりました。実はこのペットボトルによる猫対策ははるか海の向こう、ニュージーランドが発祥なのだそう。しかも、始まりは4月1日のエイプリールフールなのだそうです。

ニュージーランドの有名な庭師さんが広めた?

ペットボトルによる撃退方法を最初に口にしたのはニュージーランドでは有名なガーデナーであるエイオン・スカロー氏。ラジオ番組でエイプリールフールに「水を入れたペットボトルを置いておくと犬が近づかない」と発言したことがきっかけなのだそうです。オリジナルは猫ではなく、犬だったんですね。これをきっかけにニュージーランドでは犬の糞除けに水を入れたペットボトルを並べる家が増え、多くの家庭で芝生の生えた庭の隅にペットボトルを並べたのだそうです。日本には24~25年ほど前に伝わりましたが、なぜか日本では「猫除け」として広がりました。

ところが、のちにエイオン・スカロー氏はこのことがエイプリールフールのジョークだったことを告白。というより、そもそもスカロー氏は自身の発言を覚えていなかったのです。「そんなこと、どうやって考え付いたのかも覚えていないよ。一瞬のひらめきだったのだと思う。」とNZTV(ニュージーランドテレビ)で発言し、エイプリールフールのたわいもないジョークだったことを認めています。そんなこととは知らず、日本でも随分長い間、ペットボトル伝説が信じられていたわけですね。

実はペットボトルによる猫除けは火事を起こす危険な面があります。水を入れたペットボトルは太陽光が当たった時に虫眼鏡のように光を集めることがあり、光が1点に集中しまうとそこから火が起きる可能性もあるからです。猫に困っているなら、ペットボトル以外の方法を考えた方が良さそうですね。

猫とエイプリールフールのお話しはまだまだある

猫とエイプリールフール、あまり関係がなさそうですが、探してみるとエイプリールフールに猫をネタにしている企業や個人は結構あるようです。「エイプリールフールのジョークは誰にも迷惑が掛からないことが大切」とスカロー氏も発言していますが、猫が絡んだウソやジョークなら、笑って許してもらえそうですものね。

働く猫に胸キュン!

かつてはネズミを捕る目的で飼われることも多かった猫ですが、現在の日本では一般家庭にネズミが出ることも稀になり、猫は可愛がる対象として飼われることが増えてきました。けれど世界を見渡すと、ネズミ捕り目的の猫はまだまだたくさんいます。そしてただネズミを捕るだけでなく、それを正規の「お仕事」にしてしまっている猫、そしてその職場によっては有名人(有名猫)になった猫もいるんですよ! 今回はそんな世界の猫のお仕事事情を探ってみましょう。

イギリスの「公務員猫」ラリー

世界の働く猫といえば、有名なのは何といってもイギリスの首相官邸に努める「公務員猫」のラリーくんです。なんとその肩書は「首相官邸ネズミ捕獲長」。首相官邸があるダウニング街では昔からネズミが多く、その対策として16世紀から猫を「雇う」習慣があるのです。なお猫は公務員なので、首相の任期とは無関係。首相が交代しても猫は引き続き勤務を続けます。公務員なので当然お給料も支払われ、現在のお給料は年収100ポンド。2016年9月半ばのレートが1ポンド約130円なので、年収13,000円にもなります。
さらにイギリスで注目すべきは、首相官邸のラリーだでなく、外務および英連邦省にもネズミ捕獲長が存在するのです。外務および英連邦省に努める猫の名はパーマストン。ところが2匹はあまり仲良しではなく、火花を散らす様子が撮影されて話題になりました。
参考 Twitter

他には財務省でも、野良から大出世した黒猫のグラッドストンがネズミ捕獲長として就任。イギリスでは猫と官庁は切っても切り離せない関係のようです。

世界ではメジャー!図書館猫

首相官邸や外務省に努めるキャリア猫もいれば、もっと庶民的な職場に勤める猫もいます。庶民派ワークの代表選手は、図書館に勤める猫。アメリカやヨーロッパの図書館ではよくネズミが出没します。ネズミから大切な蔵書を守るために西洋の図書館には「図書館猫」がいることが多いのです。
有名なのはアメリカ、アイオワ州のスペンサー公立図書館で働くデューイ。2006年に病気になりその生涯を終えていますが、「図書館ねこデューイ」という書籍が日本でも出版されていますので、知っている人も多いかもしれません。
またアメリカでは図書館猫をめぐって市議会で議論が繰り広げられる事件も起きました。
2016年6月、テキサス州ホワイト・セトルメントの図書館で6年間働いているブラウザーに対し、ある市議会議員が「犬は図書館に入ることができないのに猫が図書館にいるのは不公平だ」として立ち退きを求めたのです。それを知った周辺の住民やインターネットユーザーから「可哀想だ」という多数のメッセージが届き、7月に行われた市議会の投票で「残留」が決定。ブラウザーは生涯図書館に居られることが決定しました。
Browserを救え!:退去を命じられた米国ホワイトセトルメント公共図書館のネコBrowserの残留を願う署名集まる(記事紹介) | カレントアウェアネス・ポータル

働く猫に癒される

官公庁で働く猫や図書館で働く猫は有名ですが、この他にも西洋では市場でネズミ捕りのための猫が多数活躍しています。日本では和歌山電鐵の貴志駅で駅長を務めた「たま駅長」が有名でしたね。
猫はネズミを捕る優秀なハンターでもあり、私たちを癒してくれる素晴らしい存在。日本でももっともっと、いろいろな場所で猫を「雇用」してくれると猫好きとしては「猫の勤務先」を訪れる楽しみが増します。
どちらかネズミが出てお困りのところ、ありませんか? 優秀なスタッフをご紹介しますよ。

フライングキャットシンドロームって知っていますか?高所から落ちる猫の危険について。

フライングキャットシンドロームという言葉を聞いたことがありますか?

別名、ハイライズ症候群、猫高所落下症候群とも言われ、高所から飛び降りてしまう猫の症状のことをこのように称しています。

もともと猫は高いところが好きですが、なぜ、高いところが好きなのでしょうか?フライングキャットシンドロームは何故起きるのでしょうか?

今回は、高層マンションにお住まいの飼い主さん必見のフライングキャットシンドロームについてご紹介します。

猫は何故、高いところが好き?

猫は大抵、高いところが大好きです。複数の猫を飼っていると立場が上の猫がより高いところに登っていることが多く、何かしらのヒエラルキーがあるのではと思わされます。

猫が高いところに登るのは、高いところの方が獲物を見つけやすく、また、敵の動きを察知しやすいからともいわれています。

バランス感覚の良い猫にとって、高い場所は自分にとって優位な展開を望める場所でもあるのです。

高いところから落ちても大丈夫な理由は?

猫は空中に飛び出した瞬間に自分が上を向いているのか、下を向いているのかを即座に察知して安全に着地できるように体の向きを調整します。

バランス感覚を司る器官としては三半規管が有名ですが、猫の場合、三半規管だけでなく前庭という器官が非常に発達しているため、ウルトラCの着地が可能なのです。

猫にとって危険な高さ

どの高さからが危険なのかは、猫の運動能力や落ちた場所の状況にもよりますので、はっきりした数字では表現できませんが、一説によれば、2階~3階の高さから落ちるよりも、3階~7階の高さから落ちる方が生存率は高いと言われています。

これは高さが中途半端だと、体勢を立て直す時間がないからで、逆に高さがあると体勢を立て直す時間があると同時に、体を広げてムササビのように飛んで空気抵抗で落下速度を落とせるからだと言われています。

とはいえ、2階の高さからの落下で骨折する猫もいますので、「ウチは5階だから大丈夫」などと油断するのは止めましょう。

落ちた場所が悪ければ、脚の骨折、捻挫、靭帯損傷、肺など内臓損傷などの危険があり、決して「高いから安全」と言う訳でないのです。

フライングキャットシンドロームは何故起こる?

猫がフライングキャットシンドロームに陥る原因はいろいろと推定されていますが、一番多いのが、飛んでいる鳥や虫を獲ろうとして誤って落ちてしまうのではという説です。

猫は獲物を目で追う習性がありますが、飛んでいる鳥や虫との距離が掴めず、落ちることがあるのだそうです。

しかしながら、犬などはそもそも高いところに登る習性がないため落ちることもない訳で、それを考えると、猫は高いところでバランスを取る能力があるからこそ、落ちることもある…という解釈もできるのではないでしょうか。

フライングキャットシンドロームを防ぐには?

フライングキャットシンドロームを防ぐには、とにかく、飛び降りられる場所に出さないことが第一でしょう。

マンションのベランダの柵をネットなどで覆っても、猫は10㎝位しかない柵の上の部分に簡単に飛び乗ってしまいます。どうしても猫をベランダに出したければ、リードを付ける、ケージに入れてベランダに出す、ハーネスを付けるなどした方が安全でしょう。

過保護に思えるかもしれませんが、猫が飛び降りてしまったら、怪我をするだけでなく、どこかへ行ってしまう可能性もありますので、充分な注意が必要です。

いざという時に愛犬、愛猫を救う!ペットのための心肺蘇生術の手順・方法について

交通事故、熱中症、感電、溺れなどであなたのペットの呼吸や心臓が停止状態になったとき、役に立つかもしれないのが心肺蘇生術です。

こうした術式は必要な事態が起きてから慌てて本を開いても役に立ちません。ペットが健康な時に練習して自分のものにしておく必要があるのです。

今回はペットのための心肺蘇生術についてご紹介しましょう。

心肺蘇生術とはどんな処置なの?

心肺蘇生術とは呼吸や心臓が止まってしまった場合に行う救急措置で、呼吸や脈拍の確認、気道確保、マウスツーマウスの人工呼吸、心臓マッサージなどからなる救命方法です。

まず心肺蘇生術がどのようなプロセスで行われるのかをご紹介しましょう。

まず、呼吸や脈拍の有無を確認

ペットに心肺蘇生術の必要があるかどうかを確認しましょう。まずペットの右側を下にして床に寝かせます。

脈拍は心臓、太ももの内側、前後脚の親指あたりを指先で触ることで確認できます。呼吸は口元に手や耳を近づけて呼吸音を確認するか、胸に手を当てるかして確認します。

ペットの場合、被毛があって心拍や脈拍が非常に分かりにくい場合があります。特に小型のペットの場合には健康時でも呼吸や心拍が小さくてキャッチしにくいと言われています。

飼い主さんはペットが平常な時に自分のペットの心拍や脈拍をチェックする練習を行い、いざという時に落ち着いて測れるようにしておきましょう。

気道を確保する

呼吸が止まっている場合に多いのは舌が後方に固まってしまって気道を塞いでいるケースです。ペットの舌を引っ張るようにして気道に空気が入りやすくしましょう。

人工呼吸を始める

猫の背中側に座り、片手で猫の下あごをつかんで猫の鼻と口の部分がすっぽり口入るようにくわえ込み、息を吹き込みます。風船を膨らませるようなイメージで息を吹き込むと上手くできます。

心臓マッサージを行う

猫が右半身を下にして横たわっていることを確認します。猫の左前脚を胸の部分に当て、肘が当たったところが心臓のある場所です。

場所を確認したら両手を合わせて心臓部分に置き、腕を伸ばして真上から10秒15回の速度で押していきます。猫の場合は胸が2センチ~3センチ沈むぐらいの強さで行います。

圧迫する時の力は13キロ以下と言われていますが、数字ではなかなか理解しづらいでしょう。平常時にキッチンスケールなどを押してみて圧迫の強さを実験してみると良いでしょう。

人工呼吸と心臓マッサージをセットにして繰り返す

一度で蘇生できない場合は人工呼吸と心臓マッサージをセットにして繰り返します。

人工呼吸1回につき、心臓マッサージ15回をワンセットにして15分~20分繰り返します。途中で呼吸と脈拍をチェックしながら行うことも大切です。

慌てないように事前に練習を

心肺蘇生術は危機に陥った時にいきなりできるものではありません。普段から練習することが大切です。

もちろん息や脈のある猫に対して心肺蘇生術の練習はできませんので、ぬいぐるみなどを使って練習してみましょう。

特に心臓マッサージの強さは事前に練習して覚えておくと良いでしょう。飼い主さんの心構えがいざという時、猫を救うことになるのです。

猫のヒゲは切っちゃダメ?猫のヒゲの役割は?

猫のヒゲを切ってしまうと方向感覚を無くして歩けなくなってしまう!などという話を聞いたことはありませんか?

何となく知っている知識かもしれませんが、それが本当なのか詳しく知っている方は少ないと思います。

そんな小さな疑問ですが、猫や犬を飼われている方ならば知っておきたい知識の一つだとも思うのです。この機会に、ぜひご自宅の猫や犬について知って下さい。

猫のヒゲは切っちゃダメ?

その通りです。猫のヒゲは絶対に切ってはいけません。

その理由は「ヒゲには沢山の重要な役割があるから」なのです。猫の顔を観察すると、顔に比べてヒゲが長くて邪魔なように見えます。

その邪魔なくらい長いヒゲだからこそ、大事であり絶対に切ってはいけないのです。

猫のヒゲは、アゴの下、ほっぺた、鼻の横と目の上の4カ所にピンと生えています。これは、触毛という感覚器官の一つなのです。

猫のヒゲの役割

そのヒゲがあるおかげで猫は、人が予想も出来ないような狭い場所をすり抜けるのが上手だったり、障害物を認識してよけたり高い所からジャンプしたりと様々な環境を察知する事が出来るのです。

空気の流れや暗い場所での行動、目を守るという能力もあります。目の上にあるヒゲはまぶたの神経と繋がっていて目を守っています。何かが外から身体に触れると、瞬間的に目を閉じて目を守る事も出来ます。

それだけでなく、感情表現もヒゲが助けているのです。

ヒゲは猫の精神状態を表し、リラックスしている時には下向きになり、緊張や不安、恐怖心がある時はヒゲがピンと立ち前を向いています。そんな人間には無い、特殊な役割をヒゲが担っているのです。

そのため、もし「ヒゲがない方がオシャレだ」などと勘違いをした人間がヒゲを切ってしまうと、猫はどんどん体調がおかしくなり最悪の場合、病気になってしまうかもしれません。
一度切ってしまうと、直ぐには生えてこないので様々な機能が停止してしまい部屋の片隅でうずくまったり硬直しっぱなしになってしまいます。エサを食べないという事もあるので、本当に気をつけてください。

犬のヒゲは切っても大丈夫?

犬のヒゲを切っても問題ないと思われている方は多いと思います。

見栄えも悪いし可愛くない!という人間の気持ちから切ってしまう事が多いのですが、実は犬のヒゲには生きる為の大事な役割があるのです。

猫のように詳細に解明されているわけではありませんが、いくつかは解明されているようです。

まず、犬は顔の近くや口の近くにある物が見分けにくくヒゲを下に向けて情報を得るとその物の大きさや位置が分かり、口で拾う事が出来ると言われています。

鼻の長い犬種は特に鼻が邪魔して目先の物が見えないため、ヒゲが活躍しています。

ですから、犬のヒゲを触ると嫌がったり動かしたりして反応を示します。もし必要も無いものだったら触っても無反応ですよね。

もう猫トイレは要らない!?猫に人間の水洗トイレを使わせる方法。

最近の猫のトイレは1週間~2週間掃除の必要がないタイプや全自動で掃除してくれるタイプなどがあって飼い主さんにとってはずいぶん楽になりました。しかし、もし猫のトイレを掃除する必要が一切なくなるとしたら、これ以上便利なことはありませんね。

実は、それが不可能ではないのです!水洗トイレで人間のように用をたす器用な猫が世の中には存在しています。海外では猫に水洗トイレを使わせるためのトイレキットが発売されていて数ヶ月でトレーニングできるとのこと。今回は猫に水洗トイレを使ってもらう方法についてご紹介しましょう。

猫に水洗トイレを使ってもらうメリット

メリットは何と言っても猫トイレの掃除の必要がないということでしょう。中には用をたした後で水を流す猫もいるそうで、こうなると飼い主さんはトイレ掃除から完全に解放されそうです。

もし猫が本当に水洗トイレを使ってくれたら、部屋に飛び散った砂を掃除することもありませんし、臭いも気にならなくなります。猫は清潔好きですので、常に清潔なトイレで用をたせることを喜んでいるのはむしろ猫なのかもしれません。

さらに経済的なのも嬉しい点です。猫のトイレ用の砂は5kgで600円~1000円近くしますが、これが必要なくなるのは助かりますね。

猫に水洗トイレを使わせる方法とは?

猫に人間のトイレを使わせる方法はいくつかあるようですが、大体が猫用の砂トイレを人間のトイレ空間に入れることからスタートするようです。販売されているトイレ・トレーニングキットにはいくつか種類があるようですが、プロセスは大体同じです。

猫の砂トイレに便座をつける

まず、猫がいつも使用しているトイレに小さな便座(子供用おまるの便座でも可)を置いてみましょう。猫が砂の上ではなく便座の上に乗ってオシッコするよう誘導します。

猫のトイレを人間のトイレに移動する

砂の上に置いた便座に座って排泄できるようになったら、トイレごと人間のトイレに移動します。最初は猫を置いた場所まで誘導する必要があるでしょう。

人間の水洗トイレを試させる

人間のトイレ内に設置した猫トイレで便座を使って用がたせるようになったら、いよいよ人間のトイレにトライさせましょう。最初は便器の中に猫が落ちる可能性がありますので、便器の中に猫砂を入れたボウルを置いたり、便座の下に“穴の部分を小さくした便座”(便座アダプター)を作って置いたりして落下を防ぎましょう。

便座の穴を徐々に広げていく

猫が改造したトイレを上手に使えるようになったら、便座の下に入れてあったボウルを撤去し、同時に便座アダプターの穴の大きさを少しずつ広げていきます。最終的にボウルやアダプターを撤去しても猫が用をたしてくれるかどうか確認します。猫がその状態でトイレを使ってくれたら成功です。

水洗トイレトレーニングはうまく行かないことも

トレーニングは半年以上掛かることもありますし、どんなに教えても水洗トイレを使わない猫もいます。もし猫が水洗トイレを怖がったりトレーニングがうまくいかなかったりしたら諦めることも大切です。

神経質な猫はトイレの場所が変わったり模様替えされたりするのを嫌がりますので、無理強いすると泌尿器系の病気を引き起こす可能性もあります。特に高齢になってからの猫にトレーニングを行うのはオススメできません。

水洗トイレのデメリット

上手に使用できるようになった際にもデメリットがあります。猫のオシッコやウンチを観察するのは猫の大切な健康管理のひとつですが、水洗トイレを使う場合、病気のサインを見逃してしまう可能性もあります。飼い主さんはこのデメリットを充分理解し、対策を考えておきましょう。

猫のトイレを変える場合は猫の心の声を聞くこと

猫が水洗トイレで用を足してくれる…こんな飼い主孝行な猫はいないでしょう。最近では国内でもトレーニングキットを販売しているところもあるようですので本気で試したい方は購入しても良いでしょう。しかしながらこの方法は極めてイレギュラーであるのも事実です。もしトレーニングが一向に進まないようなら潔く諦めることも必要です。

猫さんとの絆を深めるチャンス!?猫が喜ぶマッサージとは…(*´`*)?

自由気ままに暮らしているように見える猫さんたち。人間が気づいていないだけで実はストレスを抱えているなんてことも…猫さんにも猫さんのライフスタイルがあって、飼い主さんに合わせてくれている場合もあります。飼い主さん以外の人間は苦手という猫さんにとっては知らない人がお家にやってきたり、宅配など業者の方が来るだけでストレスになってしまうことも!!

また、猫同士でも相性があったり、猫嫌い・犬嫌いな猫さんも。なので、ほかのペットと一緒に暮らしていて、ストレスを感じている猫さんもいるかもしれません…

猫さんも体が凝る!?

ストレスを感じている猫さんたちは体がこわばり、『コリ』となってあらわれます。そこで有効なのがマッサージです(*´∀`*)!!

しかし!!無理は禁物です。なでられて『気持ちいい』と思う猫さんもいれば、それがストレスになってしまう猫さんもいます。まずは少しずつ触れてリラックスしてもらうところから始めてみてください!!

まずは全身をなでる!!

毛流れに沿って両手で包み込むように全身をなでてあげてください!!

@matyato0408が投稿した写真

温かい手で全身をゆっくりとなでるだけでも筋肉の緊張がほぐれ、血行やリンパの流れが良くなります。血行が良くなると猫さんが持っている自然治癒力がUPするので、体調も整いやすくなります!!

また、全身に触れることで、猫さんの体の異変に気付きやすくなります。ちょっとしたしこりや傷、毛並みの変化にも気づくことができるので、病気の早期発見にもつながります!!

凝っているのは肩甲骨!!

多くの猫さんのコリやすいポイントは『肩甲骨』!!

@k0tecyanが投稿した写真

肩甲骨のまわりをグリグリとマッサージ!!少しつまむようなイメージでやってあげるといいかもしれません♪意外と肩こりしている猫さんが多いので、ぜひ試してみてください(*´∀`*)

ポイントは顔周り♪

猫さんのマッサージで最重要といってもいいのが『顔まわり』!!自分で毛づくろいが十分にできない眉間やあご、首などは猫さんが気持ちいいポイントです♪

触れているうちに、猫さんは自分が触って欲しいところを手の近くにもってきてくれるようになることもあります!!スキンシップが多くなると、猫さんとの信頼関係もより強くなり、飼い主さんも癒やされる!!という幸せの連鎖が(*´`*)

持病がある猫さんは獣医さんに相談してから行うようにしてください。また、体調の悪い猫さんには行わないでください!!まずは猫さんの体調がよくて、気分が良さそうなときに試してみてください♪気に入ってくれると猫さんから近くに来ておねだりしてくれるようになるかもしれません♡

愛猫の気持ちいいポイントを探って、絆をさらに深めてください\(^o^)/♡

意外と見落としがちな猫の目のトラブル 猫の目をチェックしよう!

ヤニ、膜、充血、白濁…。猫の代名詞ともいえるパッチリとした大きな瞳を襲うトラブルは思っている以上にたくさんあります。いざそんな場面に遭遇したとき、慌てたりしないように、日々観察しておく必要があります。

今回は猫の目のトラブルとチェック方法についてご紹介します。

目のトラブル1:充血

人は寝不足や、目の擦り過ぎなどで充血することもありますが、猫にとっては危険な病気のサインである可能性もあります。

結膜炎、角膜炎といった目の病気は勿論、猫伝染性腹膜炎といった呼吸器系統の臓器のトラブルによっても充血することがあるので、念のため検査することをおすすめします。

目のトラブル2:目ヤニ

目ヤニは結膜炎、角膜炎により発生する他、ウイルスに感染することによっても現れます。

目のトラブル3:目が凹む

眼球が奥に引っ込んでしまっている状態は脱水症状に陥っている可能性があります。すぐに水を飲ませ、適切な処置を施しましょう。

目のトラブル4:涙

品種によっては涙が出やすいものもありますが、常時涙を出して目の周りがかぶれている状態になってしまっているとクラミジアや猫ウイルス性鼻気管炎といった病気になっている可能性があります。

目のトラブル5:眼球が濁る

人や犬は歳をとると白内障になり瞳が白く濁ることがあります。

しかし猫では老化による白内障はほとんどみられないので、なんらかの重大な病気により、瞳が濁ってしまっている可能性があります。「老化だから…」と決めつけず、早急に動物病院に連れて行く必要があるでしょう。

目のトラブル6:目を掻く

猫がしきりに目を気にする仕草をするのは、結膜炎などなんらかの目のトラブルが起こっているからです。放置しておくと、症状が悪化したり、爪で目を傷つけてしまう可能性があるので、なるべく早めに検査することをおすすめします。

目のトラブル:まとめ

いかがだったでしょうか?目のトラブルはたくさんありますよね。

1~6のいずれのトラブルも放置していて良い結果になることはあまりありません。中にはとても重大な病気、下手をすると命に関わる大変な事態を招く病気のサインだったりするので、発見次第、動物病院で診察、治療してもらうことをおすすめします。

またサインを見落とさないためにも、毎日一回は猫の瞳を観察してみましょう。

もしかしたら風邪かも? 猫の体温をチェックしよう!

猫も風邪を引くと、ウイルスの活動を弱めるため、体が熱を出します。では飼い主の方は、猫の平熱はどれくらいだと思っていますか?実は同じ哺乳類でも、人と猫の体温はかなり違うのです。

当然、体温の上昇、低下の範囲も異なってくるため、猫の平熱と高熱について知っておく必要があります。また、体温チェックは体の不調を示すとても分かりやすい方法なので覚えておいて損はありません。

猫の平熱

猫の通常時の体温は38~39度。体温は猫の肛門に体温計を入れて確認します。もっと感覚的に熱を知りたい場合は、猫の耳の裏を触ってみましょう。普段は冷たいですが、高熱が出ているときは暖かくなります。

猫の微熱

猫の微熱の範囲は39~40度前後。体温以外の症状はあまり見られないので、気を付けていないと見落としてしまいがちです。そのまま平熱に戻ることもありますが、高熱に発展してしまうこともあるので注意して経過を観察する必要があります。

猫の高熱

微熱以上(40度以上)の高熱を発しているときは、すぐに病院で診察を受ける必要があります。高熱が出ると猫がぐったりとしていたり、息が荒くなってしまうことも多いので、そのような症状が見られた場合は、すぐに体温計で体温を測るか、耳の裏が冷たいかどうか確認してみましょう。

高熱の原因となり得るのは風邪以外にも、腫瘍、細菌感染、ネコ免疫不全ウイルスなどの感染症もあります。猫用の冷却シートはありませんし、無理やり熱を下げても意味はありません。すぐに動物病院で適切な処置を受ける必要があるでしょう。

猫の低体温

猫は寒さに強い動物ですので、よほどの環境でなければ低体温になることはありません。もし猫が低体温になったときは、体温が維持できなくなるほど衰弱しているか、代謝器官になんらかのトラブルが発しているときです。どちらにしてもかなり危険な状態なので、すぐに治療をしなければなりません。

猫の体温:まとめ

猫の平熱は38~39度。微熱は39~40度。高熱は40度以上です。測り方は体温計を肛門に入れて測るか、耳の裏の温度を手で触って確かめましょう。発熱していると耳の裏も温かくなります。

体温だけでなく猫の行動も観察して、元気がなかったり、食欲がない、などの様子が見られたときは早めに動物病院で診察を受けましょう。例え微熱でも重大な疾患から出る症状かもしれません。

メス猫が妊娠した時、飼い主さんはどうすれば良いの?無事に出産させるために気をつけること

家のメス猫が妊娠?無事に出産させるためにはそれなりの準備や注意が必要です。一体、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?妊娠したメス猫は通常の状態と何が違うのでしょうか?今回はメス猫が妊娠した場合に飼い主さんが守らなくてはならないポイントについてご紹介しましょう。

猫の妊娠期間に気をつけたいこと

猫の妊娠期間は60日~70日と言われています。妊娠した猫はプロゲステロンというホルモンが分泌されるようになりますが、このホルモンの影響で猫は穏やかになり精神的にも安定してきます。妊娠期間中はゆったり休んでいることが多いのですが飼い主さんの方でも気をつけるべきことがいくつかあります。

ごはんは普段の2倍食べる

妊娠して1ヶ月も経つと徐々に食欲旺盛になってきて普段の2倍近くごはんを食べるようになります。量だけでなくカルシウムやビタミンEなどもたくさん必要になりますので充分な栄養補給が必要です。

子猫用のキャットフードは妊娠した猫や授乳期の猫にも適応できるものが多いので子猫用のフードをあげると良いでしょう。

食欲は増えますがお腹が大きくなると胃が圧迫されるため1回に食べられる量が少なくなってきます。1回にあげる食事の量を減らし回数を増やしてあげるようにしましょう。

薬は飲ませない

人間の妊婦も同様ですが妊娠中はお腹の中の子猫に影響するため薬を飲むことはできません。風邪を引いても薬を飲むことはできませんので、体調を崩させないよう飼育環境を整える必要があるでしょう。

入浴はさせてはいけない

妊娠した猫に入浴はさせない方が良いでしょう。もし体の汚れが気になるようなら、熱いタオルなどで優しく拭いてあげましょう。拭く際にはお腹に強く触らないように注意しましょう。

妊娠した猫にとって危ない場所をブロック

妊娠した猫は狭い場所に入り込んで出られなくなることがあります。妊娠する前に入っていた狭い場所などがあれば猫が入れないようにブロックしておきましょう。

また高い場所から落ちると流産することもあります。妊娠する前に飛び乗っていた高い場所には猫が飛び上がらないようにモノをまんべんなく置いておくと良いでしょう。高所に上がる際にステップとして使えそうなものは退けておいたほうが安全です。

約2ヶ月間、猫が無事に出産できるよう気をつけてあげよう

猫が出産するまで約2ヶ月。その間、病気をしたりケガをしたりしないよう飼育環境には充分に注意しましょう。妊娠中の食べ物は子猫にも影響しますので栄養のあるフードを充分に与えることも大切です。元気な赤ちゃんが生まれるよう母猫をサポートするのが飼い主さんの役目です。

猫がモミモミする理由は?

猫が前脚を使って他の猫の体をモミモミしているのを見たことはないでしょうか?

猫によってはその対象が飼い主さんの体になることもありますが、うつ伏せになった時に背中をマッサージされると猫の適度な重さと肉球の柔らかさでプロ顔負けの気持ちよさだったりします。

ところで何故猫はモミモミ運動をするのでしょうか?今回は猫の変わった習性についてご紹介しましょう。

モミモミ運動ってどんな仕草?

猫のモミモミ運動を見たことがない人もいるかもしれませんので念のため説明しますと、モミモミ運動は猫が前足の指を交互にグーパーしながら対象物を揉み込む仕草を言いますが学術的な名前ではありません。

リズミカルに足先を動かす様子がまるでマッサージをしているように見えるのが特徴です。

猫によってはモミモミ運動と同時に口をチュパチュパさせたり、タオルなどを舐めたりする猫もいるようです。

猫は何故モミモミ運動をするの?

猫のモミモミ運動は正式には「ミルクトレッド(milk tread)、ニーディング(kneading)」と呼ばれていて、母猫のミルクを飲んでいた子猫の時の名残りだと言われています。

子猫の時の気分に戻っている

よく言われているのは、子猫の時に母猫のおっぱいを飲む時に出が良くなるようにおっぱいの周りを手でモミモミしていたからだ、という事です。
その頃を思い出して母親に甘えている守られている時の幸せいっぱいな気分に浸っているのです。小さな時に母親と離れてしまった個体に多い行動とされています。

寝る前のうつらうつらしている時に行う事が多く、しばらくすると満足したように眠りにつきます。猫にとっては入眠剤のような役目を果たしているのでしょう。
モミモミしている時の猫は本当に目がとろんとしてゴロゴロいい、幸せそうです。人間と一緒でいくつになっても子供の部分を持っているのでしょうね。あの幸福感に満たされた時間をもう一度!といったところなのでしょうか。モミモミしている時はちょっかいを出さずに優しく見守ってあげるのが良さそうですね。

また最近の飼い猫は去勢、避妊されていることが多いのでいつまでも子猫の時の習慣を持ち続ける場合が多く、飼い主さんに母猫の役割を求め続ける傾向もあってこのような仕草をすると言われています。

どんな時にモミモミ運動するの?

それでは大人になった猫はどんな時にモミモミ運動をするのでしょうか?

多くの猫は眠い時など意識がもうろうとしている時にモミモミ運動をするようです。

飼い主さんに抱っこされて気持ちが良い時や布団の中に入って温かいと感じる時など、猫によって独自のモミモミのシチュエーションがあり、モミモミする対象も猫によって違うようです。

モミモミしている時に噛むこともある!

抱っこしている猫がモミモミ運動している姿は何とも可愛いものですが、時にモミモミ気分が高じていきなり噛むことがあります。モミモミを受けている場所が皮膚の柔らかい場所だったりすると、いきなり噛まれて飼い主さんにもかなり痛みがあります。

もともと、モミモミ運動は母猫のお乳の出を良くするための手段ですが、お乳が出ないために乳頭を噛む感覚で反射的に噛んでしまうのかもしれません。

どんな猫がモミモミ運動するの?

モミモミ運動は特定の品種や雌雄、年齢に関係なく見られます。大人になった大きなオス猫でも甘えたい時はあるようで、「リラックスしたい」「安らぎたい」という気持ちの表れと言えるでしょう。一説には子猫の時に母親と過ごす時間が短かった猫の方が、モミモミ運動をする傾向が強いと言われています。

猫はどんな場所でモミモミ運動するの?

猫がモミモミ運動する時にイメージしているのは、おっぱいを飲むときの母猫のお腹。ですから、モミモミ運動するのは温かくて柔らかい場所のことが多いようです。飼い主さんのお腹や腕などはモミモミ運動のターゲットとなりやすい場所ですが、中には背中でモミモミ運動する猫もいます。

また、お気に入りの毛布やタオルなどでもモミモミする猫もいますね。安心でき、リラックスできる場所にいると、子猫帰りして思わずモミモミしてしまうのかもしれません。

モミモミ運動が痛い!・・・そんな時にはこの対処法で

先ほども紹介しましたが、モミモミ運動されると爪を立てられたり、噛まれたりすることもあり、飼い主さんが痛みを感じることもあります。モミモミ運動は猫のストレス解消でもあるので、モミモミしてきたらできる限り応えてあげてほしいのですが、飼い主さんが痛い思いをするのも困りものです。

飼い主さんが傷を負うのを防ぐためには、猫の爪を普段から切りそろえておくことが大切でしょう。爪が伸びたままになっている場合は、猫の上半身が乗っている場所にタオルを挟んだり、厚手の服を着たりして防御すると良いでしょう。

モミモミは猫が幸せな時

モミモミ運動している時の猫は総じて幸せな顔をしています。中にはゴロゴロと歓喜の喉鳴らしをする猫もいるでしょう。

爪が伸びていたりすると飼い主さんの肌に爪が立って痛いこともありますが、そんな時は近くにあるタオルを爪の下に差し込んでクッションにしましょう。

せっかく猫が幸せな時間を過ごしているのですから邪見にせずに、しばらく夢を見させてあげることをおススメします。

気をつけること

猫によってはモミモミと同時に毛布などを口で吸う場合があります。ウールを好んで吸う猫が多く、「ウールサッキング」と言われています。ウールは母猫の感触と似ているのでしょう。これも可愛らしい行為ではあるのですが、吸った時に繊維を飲み込んで消化器に詰まる危険性がありますので気をつけた方がよい行動です。
またウールではなくビニール袋を好んで吸う個体もいるのでこちらも注意が必要です。ウールサッキングをする猫の場合は手の届く所にウール製のものやビニールを置かないようにされて下さい。
万が一消化器が詰まった場合は早急に病院に行く必要があります。恐らく切開手術になる事が多いでしょう。そうなると猫にも飼い主にも大変な負担がかかりますので、予防が大切になります。お互いの幸せのためにも充分な予防対策をおすすめ致します。

後から分かっても遅い!犬や猫を飼う前にアレルギー検査をしよう

「家族が犬アレルギーになった」「猫のために喘息が悪化した」など、飼い主のアレルギーを理由に保健所に飼い犬や飼い猫を持ち込む人が毎年、後を絶ちません。飼い主さんの体調が悪化すれば犬、猫を飼えなくなるという理屈は分かりますが、そのために罪のない犬や猫が殺処分されるのはあまりにも残酷です。

そこで提案したいのが、犬や猫を飼う前のアレルギー検査です。今回はペット飼育とアレルギー検査の必要性について考えてみましょう。

そもそもなぜ犬や猫がアレルゲンになるの?

ペットアレルギーの主な症状は喘息ですが、中でも小児喘息が犬や猫のアレルギーによって起こる確率は低くありません。

よく「犬や猫は毛が抜けるからアレルギーに良くない」と言われますが、実はアレルギーを引き起こす原因(アレルゲン)は毛より犬や猫の垢やフケだと言われています。また、犬と猫とではアレルゲンが異なります。

犬のアレルゲン

犬のアレルゲンのひとつは「Can f1」と呼ばれる物質。皮脂腺から分泌されるこの物質は犬の毛、皮膚、唾液、尿に含まれていてアレルゲンとして作用します。

もうひとつは「Can f4」という物質でフケに多く含まれています。これらの物質は非常に細かく空気中に浮遊しているため、犬に触らなくてもアレルギーを引き起こします

猫のアレルゲン

猫のアレルゲンは「Fel d1」と呼ばれる物質で、皮膚、唾液、涙、尿などあらゆるところから検出されます。猫には体を舐めてグルーミングする習慣があるため、「Fel d1」が唾液から毛に移り、それが飼い主さんに接触することも多いと言われています。

また、猫のフケは非常に微小なため空気中に浮遊し、衣服や家具、寝具に付着しやすい特徴があります。猫アレルギーの人が猫のいる部屋に入っただけでアレルギー症状を起こすのは、猫の毛そのものより、浮遊する物質に反応するからなのです。

アレルギー検査とはどのようなもの?

一度、アレルギーを発症してしまうと完治は難しいと言われています。それゆえ、ペットを飼う前にペットを飼える体質かどうか知っておくことが大切でしょう。アレルギーがあるかどうかを調べる検査は内科、皮膚科、呼吸器科などで簡単に受けることができます。

IgG抗体アレルギー検査/・IgE抗体アレルギー検査

アレルギーはある物質に対して抗体ができることで起こる症状ですが、抗体にはIgE抗体とIgG抗体があります。一般的に行われているアレルギー検査はIgE抗体を調べる検査ですが、IgE抗体が原因のアレルギーはアレルゲンに接するとすぐに強い反応が起こすタイプです。このため自分でもある程度アレルギー体質だと自覚できていることが多いと言えるでしょう。

これに対してIgG抗体が起こすアレルギーはアレルゲンに接しても反応が弱いのが特徴で、気がつかないうちに長い時間アレルゲンに接して慢性化してしまうケースが多いと言われています。

自分がアレルギー体質だと自覚している人は別として、アレルギーの可能性を調べるのであればIgG抗体アレルギー検査を受けるのがオススメです。ペットへのアレルギーを検査する場合はペット、カビ、花粉、ダストなどがセットになったIgG 16という検査(15000円程度)を受けると良いでしょう。IgG抗体アレルギー検査は、ちょっと高価で手が出ないという方はIgE抗体検査でも良いでしょう。こちらは一項目700円程度で受けることができます。(保険3割負担の場合)

MAST-33検査

アレルギーの優先順位の高い33つの項目を一度に調べられる検査です。犬、猫のフケが検査項目に入っていますので現在、犬、猫にアレルギーがあるかどうかは分かるでしょう。この検査ではダニから食品に至るまでさまざまなアレルギーが調べられ、料金も5000円前後です。

後悔しないために責任ある行動を

「ペットを飼う前にアレルギー検査を受けるなんて神経質すぎるのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かに一昔前には考えられないことでした。しかしながら、飼い主さんのアレルギーで殺処分されてしまう犬や猫がいることを考えると、やはり犬や猫を飼うためには神経質になるべきだと言わざるをえません。

万が一、飼ってからアレルギーになった場合は、「掃除をする」「カーペットを替える」「空気清浄機を導入する」などアレルギーを防ぐ方法を模索してみてください。そしてどうしてもアレルギーに耐えられないようなら、責任をもって次の飼い主さんか保護ボランディアさんを探してあげてください

飼い主さんの管理が欠かせない! 猫にとって危険な食品と日用品

私たちが何気なく口にしている食品や使っている日用品の中には、猫にとって命を脅かすような危険なモノがたくさんあります。それらを口にしてしまうと、場合によってはわずか数時間で死に至ることも。事故が起きてからでは遅すぎます。

今回は猫を飼うなら必ず知っておきたい危険な食べ物や日用品についてご紹介します。

洗剤・害虫駆除剤など

化学系の洗濯洗剤や消毒液、害虫駆除剤など、飼い主さんが日常、使っているモノの中には猫に害のあるものがたくさんあります。

商品のラベルを見て「飲み込んだ時の注意」が書いてあるものは、当然、猫にとっても危険です。

また、害虫駆除剤は猫エサを置く関係で虫が出やすいと、使用している家庭も多いと思いますが、例えばゴキブリ駆除に使う誘引剤はちょっと鰹節に似た匂いがして、猫がイタズラしがちです。直接、口にしなくてもゴキブリを確保するベタベタした部分に脚を突っ込んでしまって取れなくなったと言う事故もあるようです。

蚊取器なども目には見えなくても猫に影響のある物質が出ていますので、こうした商品を使用する場合は、設置場所に注意するようにしましょう。

ニンニク、たまねぎ、ネギ、ニラ

ニンニクに含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分は猫の赤血球を破壊し、貧血等を引き起こします。また、胃腸障害、血尿などを誘引する可能性もあり、量によっては猫を死に至らしめることもある危険な食材なのです。

こうした野菜を直接与える飼い主さんはいないでしょうし、猫もそのまま食べたりはしませんが、注意しなければならないのが、人間の食事を口にしてしまう場合。テーブルの上に放置されていたり、落ちていたりしていた餃子やハンバーグを食べて、中に入っているたまねぎやニンニクを摂取してしまうことも有り得るのです。こうした成分はエキスだけでも良くないと言われていますので、注意が必要です。

チョコレート・ココア

チョコレートの香りの成分であるカカオの成分テオブロミンは猫にとっては中枢神経を刺激する毒となり、発作、心拍数の上昇、嘔吐などの症状が出る可能性があります。

カカオ率の高いビタータイプですと板チョコ半分でも致死量となる可能性があります。猫は甘いものが嫌いではありませんので、チョコレートやココアを放置するのは危険です。カカオ率は低いものの、チョコレートケーキなどは猫が舐める可能性も高いので目を離さないようにしましょう。

生のイカ、タコ、貝

昔から猫にイカやタコを食べさせると腰砕けになると言われてきましたが、実は猫に本当に危険なのは生の状態。甲殻類や貝類に含まれるチミナーゼという酵素はビタミンB1を分解する働きがありますので、その影響でビタミンB1欠乏症になる可能性があります。

ぶどう

ぶどうの有害性は最近注目されるようになったため、まだ詳しい理由が不明です。猫より犬に有害だとも言われています。

気をつけなければならないのはパウンドケーキなどに含まれるレーズンでしょう。ぶどうやレーズンを大量に食べると数時間で嘔吐が始まり、腎不全から死に至る場合もあると言われています。

ユリ

ユリは姿も香りも美しくゴージャスな花ですが、猫にとっては非常に危険な植物です。実はたまねぎ、ニンニクなどはユリ科の植物です。

特にユリの根は1日で死に至ることがあるほど、猫にとって毒だと言われています。ユリの花を飾る時には猫が入らない部屋にするなど、配慮が必要です。

この他にも、アボガド、アワビ、ほうれん草、カフェイン、アルコールなどは猫にとって健康を脅かす可能性のある食品です。

人間用の医薬品も成分によっては猫に向かないものがありますので、素人判断で投与するのは止めましょう。猫を健康で長生きさせるためには、危険なファクターを猫に与えない、近づけないという日常の気配りが大切なのです。

猫がご飯を食べない。その理由と対処方法とは?

もともと、猫は自分に必要なエネルギーを得るために、少しずつでもごはんを食べてくれます。野生時代の名残から少しずつ食べる習性は持っているのです。しかし、猫は普段の生活の中でちょっとした変化にも敏感です。その変化から食欲が落ちてしまうこともあるのです。まずは、猫ちゃんが食べなくなった理由を考えてみるようにしましょう。

猫の「あとでまた食べよう!」という思い

猫は、食生活にムラがあるのもよくあることです。ちょっとしたことでも、気分が変わり、フードを食べることやめてしまったり、猫の成長や体重に合わせてフードのパッケージに書いてある量を与えても残してしまうなど、飼い主さんとしては、心配になることもあるかもしれません。

猫が急にごはんを食べなくなってしまった時は何か原因があるのかもしれません。もともと、猫は野生の時代に、食べ残した物を埋めていました。「あとでまた食べよう」と大切なごはんを数回に分けて楽しみに食べていた猫は、食べないからといって突然片付けられてしまうと、とてもがっかりしてしまうのです。他にも何か変わったことはないか、様子を探ってみることが大切です。

環境の変化や季節によって食欲が異なる

猫自身は、少しの変化にもとても敏感です。例えば、いつもとごはんをあげている時間が異なったり、食器を変えるだけでも、気になってしまう猫もいます。また、気温や季節によっても食欲が変わることがあります。夏は、暑いために食欲も低下しますが、気温が下がってくるとまたよく食べるようになります。

しかし、お部屋が寒すぎると、動くことをせずに、また食欲が低下することもあるのです。季節による食欲の変化は、気温だけでなく、日照時間にもよって変わりますし、猫自身の運動量によっても変わります。個体差もあるので、日頃からどのくらいの量を食べているのか、季節によって食べる量に差が出ているか、チェックしておくと安心です。

フードのにおいや種類が原因で食欲が落ちる

猫がいつも食べているフードを突然食べなくなってしまった時は、フードの酸化やにおいが無くなってしまったことも原因として考えられます。猫は、フードに関してもとても敏感で、種類を変えるとさっぱり食べなくなってしまうという猫もいます。ドライフードは、保存状態にも気をつけておく必要があります。

また、置いておいたフードもニオイが消えて食べなくなってしまうこともありますので、新しい物に交換してあげましょう。缶詰やパウチのフードは、冷蔵庫で冷やしすぎると食べなくなってしまうこともあります。においも消えてしまいますので、少し常温に戻してあげるとよいでしょう。猫自身は、同じフードを与えていると、飽きてしまって食べないということもあります。補助的におやつやふりかけをかけてあげたり、ドライフードに少しだけウェットフードをかけるなどの工夫で、食欲が戻ることもあります。

万が一の時は、獣医さんに相談を

猫自身は、環境の変化などで一時的に食欲が落ちても、お腹が空くとやはり食べるものです。しかし、猫が1日ごはんを食べないという時は、獣医師に相談するようにしましょう。何か病気を発症していることも考えられますが、その時は、他にも症状がないか振りかえってみましょう。元気があっても胃腸炎で食べられなくなっている場合や、歯周病など口の病気で食べられなくなっていることもあります。24時間様子を見ていて、食欲が全く無い時は、早めに動物病院を受診することが大切です。

猫の応急処置。猫がアクシデントにあった時のために、知っておきたい応急処置について

屋外を出歩く猫は言うまでもありませんが、家から出ない猫であってもアクシデントに合う危険性はあり、具合が悪くなったり怪我をしたりすることがあります。

そんな場合は病院に行くのが一番ですが、知識があれば病院に行く前に応急処置を施すことができ、怪我や病気を最小限に抑えることも可能ですし、愛猫の治療もずっと楽になるはずです。知っておきたい応急処置についてケース別にご紹介しましょう。

熱中症

熱中症は体の熱を逃がすことができない状態。猫の平熱は38℃前後ですが、熱中症になると40℃以上になり、呼吸困難やよだれなどの症状が出ます。応急処置にはまず、体を冷やしてあげることが大切です。体を水につける、水で濡らしたタオルで体をすっぽり包むなどして体の熱を逃がしてあげましょう。

感電

まず、感電の原因になっているコードや家電から猫を離します。電気のコードを咥えて感電している場合は、まずコンセントを抜きますが、くれぐれも飼い主さんが感電しないように注意しましょう。万が一、猫のお腹を見て、もし呼吸をしていないようなら人工呼吸します。

人工呼吸の方法は、まず猫を横向けに寝かせ、口の部分を手のひらで覆い、鼻から約3秒、空気を入れてあげます。猫が自力で呼吸するまで続けます。

やけど

やけどした部分に水をかけます。やけどの範囲が広いようなら、洗面台などに水を貯めながら水をかけて上げましょう。清潔なタオルか何かに包んで病院に連れて行きます。電気毛布やストーブなどによる低温やけどの場合は、長時間かけてやけどになっていますので、応急処置というより、病院に連れて行きましょう。

出血が止まらない

ひっかき傷程度なら、弱めの消毒薬などでばい菌が入らないように処置してあげましょう。血が止まらないようならガーゼやタオルなどで押さえて血が止まるのを待ちます。それでも血が止まらないようなら傷口から少し上、心臓に近い位置を幅の広い布などで縛って止血しつつ、病院へ行きましょう。

骨折

脚をずっと引きずり、地面に脚を付けないようなら骨折の可能性があります。折れた部分が動かないようにタオルなどで下を支えて病院へ運びましょう。病院まではなるべく体が揺れないように工夫してあげましょう。

おぼれた

猫は温かいお風呂の蓋の上が好きですが、うっかりするとお風呂に落ちておぼれることがあります。猫がおぼれて水を飲んでいるようなら、逆さまにして飲んだ水を吐かせます。

呼吸をしていないようなら人工呼吸を、心臓が動いていないようなら心臓マッサージを行います。心臓マッサージは猫を横にして両手の平で胸を挟み込むようにして1分間30回のペースで押します。

いざという時のために

応急処置の方法を知っているかどうかで助かる命もあります。できれば普段から猫用の救急箱を用意して、緊急事態に備えましょう。猫がアクシデントにあって動揺する中で、応急処置に使用する道具を探すのは結構、大変です。

もちろん、猫がアクシデントに合わないように家の中を整えておくことが一番大切。猫にとって危険なモノはなるべく、引き出しなどに仕舞っておきましょう。

コンセントなども子供が感電しないように蓋が売っていますので、そういったモノを活用するのがおススメです。

飼い主さんの気配りで、家を猫にとって安全な場所にしてあげましょう。

意外と危険な猫の牙!猫に噛まれて出血したときの対処法

鋭い牙を持つ愛猫

まさか目の前の愛らしい飼い猫がその鋭い牙を自分たち飼い主に、あるいは赤の他人に向けるなどという事態を考えたことありますか?

猫は賢いのですが、想定外の事態や騒音にパニックを起こしてしまうストレスに弱い繊細な動物です。
猫を長年飼っている飼い主さんの中にもおとなしく抱っこされてたはずの愛猫が急に暴れ出したという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
ちょっと肌や衣服に傷がついたくらいならば良いですが、思い切りその爪にえぐられる、甘噛みなどとはまったく違う、すさまじい勢いで噛み付かれる可能性があることも十分肝に銘じておく必要があります。

猫に出血をするほど噛まれたらすぐに病院へ

猫に酷い噛まれ方をされたら必ず外科医の治療を受けに行ってください。時間外、夜間、休日だろうと、外科医がいる救急外来へすぐに向かってください。決して自分で運転はせず家族に頼むか、タクシーを呼んで向かってください。自分で止血できたり、痛みがそれほどでなくてでもです。後からじわじわ患部が酷くなり、車の運転どころではなくなる場合があります。

猫からの噛み傷を軽く見てはいけません

猫の牙は細くて鋭いのでその威力は筋肉、下手をすると骨にすら届くのでかなり厄介です。噛まれてから徐々に患部が酷くなり数日間の腫れと痛みがあります。
外科医からは止血と消毒、化膿止めの抗生剤の処方と破傷風の予防接種をされます。
「破傷風」と聞いてドッキリするでしょうけど、それだけ猫の牙が危険だということです。
帰宅後はできる限り無理をせず静かに過ごしましょう。

猫もショックを受けている?

病院に行っている留守の間にたいてい猫のほうは落ち着いてるはずです。
まだ何か猫が落ち着かないなど心配な様子があるようでしたらかかりつけの獣医に相談してみてください。ストレスや体の不調から攻撃的になることもあるそうです。
このような事態が起こったとしても飼い主と猫との信頼関係はゆるぎません。猫という動物について勉強になったと受け止めてあげてください。

飼い猫が他人に怪我をさせたとき、すぐにやるべき3つのこと。

もし愛猫が他人に怪我を負わせる事故を起こしたら

飼い主としては考えたくないことですが可能性は決してゼロではありません。
猫が何かでパニックを起こして、万が一折り悪く居合わせた来訪者を標的にしてしまったり、たまたま開いていた玄関や窓から脱走しその先にいた、よその人に襲い掛かってしまったら・・・。
動物を飼育すると決めた以上飼い主はその事態にも考えをめぐらせるべきです。

事故が起きてしまったら、被害者に必ず治療を受けてもらってください

猫に出血するほど噛まれると、どんなに早く外科医の治療を受けても数日間は噛まれた箇所が激しい痛みを伴い腫れてしまいます。引っ掻かれて猫の爪から感染する怖い病気も有名ですが、噛み傷も十分警戒してください。

猫が他人に怪我を負わせたら、とにかく外科医の必ずいる医療機関に直行させるか同行してでも然るべき治療を受けさせてください。被害者がどんなに遠慮しても飼い主として猫が負わせた傷の危険を十分に説明して必ず治療を受けてもらい、病院の診断書ももらってください。その後のケアも必要になってきます。

利き腕側の手や指を噛まれると腫れと痛みで作業がまったくできなくなりますし、仕事ができなくなればその間の収入がなくなる場合があります。また顔を引っ掻かれたりしたらしばらく外出もできなくなり、下手をすると日雇いやバイトやパートの人は職を失う可能性も。足を噛まれれば通院どころか公共の交通機関での通勤や通学が辛くなりその間のタクシーの利用の必要も出てきます。

飼い主として賠償責任特約つきの保険にしっかり加入することが大切

飼い主は治療費の他、被害者の経済的損失も補償しなくてはいけません。そのための備えとしての賠償責任特約です。
一度加入している動物保険会社に特約の補償内容について相談確認しておきましょう。

大手の動物保険会社では一事故につき自己負担3000円で最大1000万円の補償をする賠償責任特約があります。飼い主と家族が加入している傷害保険や共済の特約についてもペットの加害事故について質問して確認しておいたほうがいいでしょう。
傷害保険のほうが賠償責任の補償の上限がもっと高くなるので備えは万全のほうがいいと思います。

知っていましたか?保健所への加害届け

猫も犬同様他者を攻撃して傷つけた際は飼い主が保健所へ加害したことを届けなくてはいけません。事故の報告をしたときに保険会社から教えられて初めて知るケースが多く、聞いたほうはドキッととしますよね。もちろんそれで殺処分というわけではないのでご安心を。
飼い主としての責任について知っておかなくてはいけないことは多いものです。
鋭い爪と牙を持つ動物を飼育していることを常に念頭におきましょう。

猫が食べたら危険な食べ物。食べてしまった時の対処法は?

猫はにおいにとても敏感で、食べてよいものかをにおいで判断すると言われています。
人が食べることができても、時に猫に危険な食べ物もあります。普段の生活においても、猫が人間の食べ物を欲しがることがあるかもしれません。しかし、あげてしまうことで癖になり、結果危険なものまで食べてしまうことがあるのです。また、活発な猫はゴミ箱や床に置いているものなどにも注意しなくてはいけません。普段から、猫にとって有毒な物には気をつけておきましょう。

猫にあげてはいけない食べ物

猫や犬に共通して代表的な有毒な食べ物は、ネギ類です。タマネギやネギは、猫の血液中の赤血球を破壊する成分が含まれています。これによって貧血を起こしてしまうのです。ネギ類をそのまま食べてしまうことはもちろんですが、ネギを入れた煮物や味噌汁なども注意が必要です。加熱されてあっても、ネギ類が食卓にあがる際は特に注意しましょう。

同じく代表的なものにチョコレートがあります。チョコレートやココアに含まれるテオブロミンも猫は分解することができません。またコーヒーなどのカフェインは興奮作用が猫にとっては危険な物質になってしまいます。人間がチョコレートやコーヒー、ココアなどで楽しいデザートタイムを取っていても、猫にとってはよくない食べ物なのです。猫も、カロリーを取りすぎて肥満になることや、甘いもので虫歯になってしまうこともあります。猫にとっては、お菓子類も注意しなくてはいけない食べ物なのです。

猫がネギ類を食べてしまったときの対処法

猫にとってよくない食べ物は他にも様々ありますが、食べてしまった時は、吐かせることが第一になります。しかし、食べた量や時間、もちろん物によっても対処の仕方は異なるものです。獣医師に相談して指示を仰ぐことがよいでしょう。猫によって個体差もある為、少量ですぐに体調不良を起こす猫もいれば、そうでない猫もいます。しかし、食べてから30分ほどで食べ物は腸に向かいます。食べた物が特に有毒の場合は、吐かせるのであれば、早ければ早いほどよいというわけです。逆に1時間以上経っている場合は、すでに吸収が始まる為、獣医師による対処が必要になります。

猫の食事はキャットフードで十分です。

猫の食事は、基本的な栄養バランスが取れているキャットフードで十分になります。人と同じ食べ物を与えると、それは塩分の取りすぎになり、病気の原因になりかねません。もちろん、魚やかつおぶし、いいにおいがするとすぐに台所にやってきて催促というような猫もいるかと思います。しかし、普段から、猫の食事に気をつけ、食べてよい物と悪い物を知っておくことが事故を防止する為にも大切なことなのです。

猫の慢性腎不全。原因と対策、症状

猫も高齢になると毛艶が悪くなってきたり、食欲がなくなってきたり、体重が減ってきたりします。これらは単なる老化現象ととらえることもできますが、猫が10歳を過ぎたら気をつけたい症状でもあります。「慢性腎不全」という病気でも上記のような症状が現れるからです。
この病気の発症率は10歳前後では約10%ですが、15歳になると約30%と増加します。またこの慢性腎不全は高齢猫の死因の上位に挙げられるほどポピュラーな病気です。そのため高齢猫で上記のような症状が現れたら一度「慢性腎不全」を疑って動物病院に行き、検査してもらいましょう。
ここではそんな「慢性腎不全」についてみていきたいと思います。

猫の腎臓

人間同様、猫にも腎臓があります。腎臓は2つあり人間同様、血液中の老廃物をろ過し、尿として排出する役割を果たしている臓器です。

猫は元々、乾燥した地域で育った動物なので、本来あまり水を飲まない動物であるといわれています。そのため水量の少ない濃いおしっこを作り、もともと腎臓に負担がかかりやすいといわれています。しかし、腎臓に負担がかかって、ある程度ダメになってしまっても症状に出ることはほとんどありません。もう一方の腎臓が、ダメになった部分をフォローする働きをしてくれるからです。事実、慢性腎不全を疑って検査して異常が見つかるのは腎機能の約7割が既にダメになってしまっている時なのです。

慢性腎不全を疑ったら

冒頭にも触れたとおり、毛艶が悪くなったり、食欲がなくなったりして元気がないなと思ったら、動物病院に行きましょう。慢性腎不全の疑いありと診断されたら、ほぼ間違いなく血液検査を行います。慢性腎不全の場合BUN、クレアチニン、P(リン)といった値が上昇します。初期なら規定値を少しオーバーした程度なのですが、前節でも触れたとおりそれでも腎臓の約7割が機能しなくなっている状態です。

慢性腎不全になった場合、脱水等の症状が現れるので輸液を行い体内の水分を補います。初期から中期の慢性腎不全なら食事と輸液で少しでも腎不全の進行を遅らせる治療を行います。残念ながら、現段階ではダメになった猫の腎臓を再生させるような医療技術はありません。そのため進行を遅らせるといった対処療法しか手立てがありません。

末期になりますと腎臓がほとんど働かなくなり、腎性貧血や尿毒症の危険があります。特に尿毒症になりますと、体に毒素が回り痙攣等を起こし予断を許さない状況になります。このような場合、残念ながら予後不良です。

以上のように大変怖いのが猫の慢性腎不全です。高齢になった猫を飼っているのであれば、一度この病気について向き合ってみましょう。

猫アレルギーの人が、猫と両思いになる5つの秘訣

アレルギーと言えば「猫アレルギー」がパッと浮かぶ人も少なくないでしょう。
時期が去れば症状が治まる花粉症と違い、こちらは食物アレルギーと同じで年中無休です。一番悩ましいのは、猫が好きで飼いたいけど、自分や家族が猫アレルギーで近づくこともできない、仕方なく写真や映像でその姿を愛でている片思いな皆さん。今回は、そんな皆さんが猫と両思いになるための秘訣を伝授します。

猫アレルギーはなぜ起こる?

アレルギーはアレルゲンと呼ばれる本来無害なものなのに、個人の体質に合わない物質が原因となります。このアレルゲンがlgE抗体と結合したときにヒスタミンなどの免疫系物質が撃退するよう放出されるために起こるもので、基本の原理は風邪と一緒です。猫アレルギーは猫の唾液に含まれるタンパク質などがアレルゲンとなっているそうです。

猫アレルギーの主な症状

・目(かゆみ、充血、腫れ、涙)
・鼻(くしゃみ、鼻水、かゆみ、鼻づまり)
・喉(咳、痛み、喘鳴)
・皮膚(発疹、かゆみ)

猫アレルギー対策

①部屋は常に清潔に

・敷物・布団・カーテン・枕など、布製の家具は頻繁に洗うか取り替えます。
・掃除機をかける前に床や壁、天井などを拭き掃除するのも大事。いきなり掃除機をかけると、掃除機からの排気でアレルゲンが舞ってしまい、危険です。
・掃除機や空気清浄機には空気の清浄効果のあるHEPAフィルターを使うとより効果的です。
・目が細かくアレルゲンが付きやすいカーペットは敷かない。フローリングにしましょう。どうしても敷きたいなら、ビニール製のものを。

②ウール系の衣類を着ない

・ウールは目が細かいのでアレルゲンが吸着しやすく、中々取れません。

③猫に触ったら手を洗う

・特に首や顎の下は猫が自分でグルーミングできないのでアレルゲンが豊富です。

④ブラッシングとシャンプーは頻繁に

・ブラッシングで毛が抜け落ちる前に取り除くのは有効な抜け毛対策です。もちろん、その後のコロコロやワイパーでの掃除もお忘れなく。
・シャンプーを週1回ペースですると、1ヶ月ほどで空気中のアレルゲンが半減します。ただ、猫は水を嫌がるので難しいかもしれません。

⑤専門医の診察・治療を受ける

・適切な治療を受け、薬を処方してもらいましょう。

いずれにしろ、猫アレルギー持ちの家庭が猫を飼うには大変な努力が必要ですが、中には10匹以上の猫と住んでいる猫アレルギー持ちの方もいます。
無理するのはよくないですが、様々な対策を講じれば大好きな猫と一緒に暮らすこともできるのです。