ハムスターはぶどうが大好き!でもタネ・皮は避けるべき

甘いぶどうを大好きなハムスターは多いようです。果物は水分が多いので、食べ過ぎると下痢を起こしてしまいます。また、ぶどうの皮やタネには、ハムスターにとって身体に良くない成分も含まれます。ここではハムスターにぶどうを食べさせるときに、是非知っておきたいポイントを見ていきましょう。

果物を食べ過ぎるとおなかを壊す?

雑食性のハムスターは、与えると何でも食べてしまいますが、果物の中には害になる成分を含むものもあります。ぶどうの果実には、特に問題となる要素はありませんが、水分が多いので食べ過ぎると下痢をしてしまいます。また、皮やタネにはタンニンがあり、内臓を傷つける恐れがあります。ぶどうを与える際には、皮をむいてタネを取り除き、少量にしましょう。大粒のぶどうであれば、1/2個、ごく小粒であれば1粒といったところです。甘くて美味しいぶどうには、ハムスターも夢中になりそうですが、果糖が多いので肥満の原因にもなります。特別な時のおやつとして与える程度にしてください。

ハムスターに良くないタンニンって?

ぶどうの皮にはポリフェノールが多く、人間には皮ごと食べた方が良いともいわれます。なぜハムスターには害となるのでしょうか。ぶどうの皮やタネに含まれているタンニンは、植物が動物に対して防御するための成分といわれます。柿渋などでもおなじみですが、強力な殺菌作用があり、また消炎の薬品としても利用されます。が、そのままの状態で体内に入ると、消化器官を傷つける恐れがあります。また、体内のタンパク質を破壊して体外に排出する働きがあります。人間や一部の動物の唾液には、このタンニンを無害化する成分が備わっています。そのため、タンニンを含むものを食べても、身体を壊すことは稀です。一方で、ハムスターの唾液にはこの機能がないため、タンニンをそのまま取り込んでしまいます。食べる量によっては、死に至ることも考えられます。

ハムスターにぶどうを食べさせる際には

ハムスターにペレット以外の野菜や果物を与えるときの量は、1日にティースプーンで1/2~1杯程度を推奨している獣医さんが多いようです。人間にとっては、ほんの少しでもハムスターには過ぎる場合があります。ぶどうは糖分と水分が多く、量には十分な注意が必要です。有害な成分をもつ、タネと皮部分を除いてから適量を与えましょう。また、水分の多い食物は傷みやすいので、食べ残しがないか敷き藁などを良く調べてください。ぶどうを乾燥させたレーズンは、食べさせても良い食品です。人間のドライフルーツには、保存料や糖分などが添加されていることがあります。人間用ではなく、動物用のおやつとして販売されているものを利用しましょう。

量を守って楽しいおやつライフに

ヒトにとっても美味しいぶどうは、ハムスターも大好きです。でも与え過ぎると、逆につらい目に合わせてしまうことを忘れてはなりません。果物は楽しいおやつのひとつとして適量をしっかり管理し、ハムスターの健康を守ってあげてくださいね。