うさぎに桃を食べさせても良いの?ちょっぴりなら大丈夫

うさぎは草食動物ですが、植物ならば何でも食べられるかというとそうではありません。野生のうさぎが果樹を食べる機会はほとんどなく、果物を消化できるようにはできていないのです。そのため、桃を食べさせて下痢をすることもあります。ここでは、うさぎと桃についてその与え方の注意点をみていきましょう。

毒性はないが必要ではない

うさぎにとって果物は、食事となる食べ物ではありません。野菜類とは異なり、必要な栄養分は少なく、果糖によるカロリーが多すぎるからです。肥満や虫歯の原因となるため、うさぎにはひんぱんに食べさせていけないもののひとつ。桃は甘くて柔らかく、みずみずしい果物。うさぎに与えれば喜んで食べてしまいます。果物の甘味になれたうさぎは、野菜を好まなくなる場合もあります。栄養が不足し、健康に障害が出ることも。桃自体は、うさぎにとってすぐに問題になるような果物ではありませんが、食べさせる必要はまったくありません。旬の時期に、水分補給やおやつとして、ひとかけらあげる程度で十分です。

桃を食べてうさぎに良いことはないの?

そのほとんどが水分であるため、桃はあまり栄養効果が知られていません。が、桃には次のような健康効果が認められています。

  • 整腸作用
  • 皮膚や粘膜を強化する
  • 塩分を排出し体内バランスを整える

桃の食物繊維はそれほど多くありませんが、水溶性食物繊維であるペクチンには整腸作用があり、大腸がんを防ぐ働きがあるといわれています。うさぎの糞が固めの場合には、桃を食べさせることで腸の動きが良くなる可能性があります。比較的多く含まれている水溶性ビタミンのナイアシンには、酵素の働きをサポートする効果があり、身体全体の細胞に働きかけます。豊富に含まれているカリウムは、余分な塩分を排出し、腎臓の機能を助け、体内バランスを整えてくれます。

うさぎに桃を与える際の注意点

うさぎによっては、桃の果肉よりも皮の方を好むという個体もいるようです。水分が多すぎる果肉よりも、皮の方が繊維も豊富なためうさぎには適しています。気をつけなければならないのは、桃のタネの部分です。あえてタネを与える飼い主さんは少ないでしょうが、丸ごとあげてしまうと中までかじるかもしれません。桃はもちろん、すもも、さくらんぼ、りんごなど果実のタネには、毒性があります。誤って食べてしまった場合には、すぐに病院に連れて行く必要があります。元来うさぎは、果物を消化できない動物です。あげるときには、せいぜい2センチ角程度とし、危険な部位はとりのぞくようにしましょう。

お楽しみ程度に抑えて

うさぎに果物は必要ありませんが、しつけのごほうびや特別なおやつ程度であれば、食べさせても問題はありません。水分・糖分ともに多いため、うさぎの様子を良く観察してあげ過ぎには注意してください。おなかを壊さないように気をつけてくださいね。