うさぎにとうもろこしを食べさせても良いの?カビは猛毒注意

とうもろこしはいかにもうさぎが好きそうな食べ物。でも、炭水化物はうさぎにとって必要な食品ではありません。糖分が多く、大事な歯を虫歯で失う原因に。さらにとうもろこしに付くカビは、うさぎにとって猛毒です。ここではうさぎととうもろこしの関係や、注意点について見ていきます。

とうもろこしをあげればうさぎは喜ぶ

甘味のあるとうもろこしの実を食べさせれば、うさぎは喜んで食べるでしょう。しかしそれがうさぎにとって良い食べ物とは限りません。穀類であるとうもろこしは、うさぎにとって糖分が多すぎ、肥満や虫歯の原因となります。とうもろこしを与えて、草類を食べなくなると食物繊維が不足します。元々うさぎは腸が長く、栄養価の低い草を食べても十分に必要なエネルギーを作り出すことができるしくみをもっています。高カロリーの炭水化物を食べ続けることで、大腸菌やクロストリジウムなどの悪玉菌が増え、正常な消化活動ができなくなります。実際に病院でも、このようなケースで死に至ることが多いのです。

とうもろこしは絶対食べさせてはいけないのか?

とうもろこしの実が良くないとはいっても、一粒二粒与えたからといってすぐに影響があるわけではありません。ごほうびやおやつとして、ごく少量をたまにあげる分には問題はないでしょう。常食させたり、まるごと食べさせるなどということは避けましょう。また、とうもろこしに生えるアフラトキシンというカビはうさぎにとって、強い毒性をもっています。とりがけの新鮮なもの以外、与えてはいけません。実ではなく、皮やひげといった部分であれば、糖質も低く、食物繊維が豊富です。こちらも好んで食べるので、良く洗ったものを与えると良いでしょう。芯は水分が多いのでカビが生えやすいため、食べさせない方が無難です。

うさぎにとうもろこしを与える際には

とうもろこしは、実ではなく皮やひげを生のまま、きれいに洗って与えます。市販のとうもろこしは農薬散布がされている恐れがあります。できれば、無農薬や自家製のものが理想的です。葉や茎も柔らかいところを食べさせても構いません。うさぎに関するほとんどの情報では、とうもろこしを与えるべきではないとしています。その多くは、でんぷん質である果実部分の問題点やカビの発生を指摘しています。皮や葉については、農薬の問題さえクリアできれば、通常の野菜と同様の扱いをしても大丈夫です。旬の季節に新鮮なとうもろこしが手に入ったら、うさぎにもおすそわけしてあげてください。内側の皮であれば、農薬の心配も少なく、柔らかいので良く食べてくれるでしょう。

うさぎが必要な栄養を知ろう

うさぎはとうもろこしの実のような、おいしいものが大好きです。ただ彼らには、それが身体に良いものかどうかはわかりません。うさぎの消化のしくみを知り、身体に合った食生活を与えるのは、飼い主の役割です。何が必要で何が健康に役立つのか、知識を高めていく必要があります。