うさぎはブロッコリーが大好き でも与える部分に気をつけて

濃い緑色のブロッコリーは、見るからに栄養がありそうです。うさぎも喜んで食べる野菜のひとつですが、与える際には部位に気をつける必要があります。同じ野菜でも、場所によっては毒性をもつものもあります。ここでは、うさぎにブロッコリーを与える時の注意点などについて詳しく見ていきましょう。

ブロッコリーでうさぎに良くない部分って?

通常売られているブロッコリーは、つぼみ、茎、葉の部分から出来ています。うさぎにとって、毒性をもつのはブロッコリーのタネと根っこ。根は切られている場合がほとんどですし、花が咲いた後でなければタネはできません。それほど危険性は高くないということになります。でも、虫のつきやすいブロッコリーは、農薬の残留が他の野菜よりも多いと言われています。特につぼみの部分は後にタネのできる部分でもありますので、与えない方が安心です。国産の無農薬のもので、若いブロッコリーが手に入った場合には、丸ごと食べさせても問題はありません。スーパーなどで購入したときは、上部をカットして、念のため茎の皮をむいてから与えると、より安全です。

ブロッコリーをうさぎに食べさせるメリットって?

うさぎにとってブロッコリーにはどのような栄養効果があるのでしょうか。ブロッコリーの主な有効成分には、次のようなものが挙げられます。

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • インドール化合物
  • イソチオシアネート

ビタミンCは抗酸化作用が強く、身体全体の免疫力をアップします。若さを保つといわれるビタミンEは、被毛を艶やかにし、生き生きとした瞳に働きかけます。インドール化合物やイオウ化合物のイソチオシアネートには、抗がん作用が認められています。うさぎなどの小動物は、腫瘍ができやすい傾向があります。抑制効果が期待できる野菜は、積極的に与えたいものですね。ブロッコリーの旬は冬です。ブロッコリーの豊かな栄養で、寒さを乗り切れるように体力をアップさせてあげましょう。

うさぎにブロッコリーを食べさせるときの注意点

先に挙げたように、ブロッコリーは部位によって毒性を持つ場合があります。安全なのは、葉や茎の部分。特に葉っぱが、もっともうさぎに適しています。固い茎はおもちゃにして遊ばせても良いですね。野生のうさぎは草原の草を食べています。野菜を与える際も原則は、生のまま。加熱の必要はありません。虫などが気になる場合には、水にしばらくつけたあと、流水で良く洗い流しましょう。水分が多く残っていると、下痢の原因になります。水を切った後、ペーパータオルなどで水分を取り除いてから与えましょう。ブロッコリーはうさぎにも好ましい野菜ですが、一種類だけ食べさせるのは良くありません。できるだけ多くの野菜と混ぜて食べさせるように心がけてください。

野菜の知識を高めよう

一見、安心な野菜も食べさせる場所によっては、問題があることもあります。人間が丸ごとゆでて食べるブロッコリーも、うさぎにとって向かない部位もあります。野菜への知識を深めることが、うさぎの健康を守ることにつながります。丁寧に下ごしらえをして、おいしく食べさせてあげてくださいね。