うさぎの安心野菜 小松菜 カルシウム過剰の心配は?

青々とした小松菜はうさぎの大好物のひとつ。でも、ほうれん草に良く似た外見で、うさぎにあげても良いのか迷っている飼い主さんもいるのでは?ここでは、小松菜の成分からうさぎに与えても良いのか、注意点などについて見ていきます。

小松菜はうさぎの食事として合格ライン

小松菜はほうれん草と比較すると、シュウ酸が少なく人間でも生で作るスムージーなどの食材として推奨されるほど。では、小松菜について問題となっているのは何でしょうか。良くいわれているのが、豊富に含まれているカルシウムです。カルシウムが過剰になり、結石の原因となるというのがその根拠。しかし、最新の研究によると、尿の排泄が正常なうさぎであれば、野菜からのカルシウム摂取は問題ないと報告されています。一生伸び続ける歯の持ち主であるうさぎにとって、むしろカルシウム不足は命に関わる問題です。研究によると意図的にカルシウム量を抑えたうさぎは、逆に結石になりやすいと結論づけられています。水分とともにカルシウムをたくさん摂れる小松菜は、うさぎの健康食餌といえるでしょう。

小松菜をうさぎに食べさせるメリットって?

うさぎにとって小松菜にはどのような栄養効果があるのでしょうか。人間の食材としてもすすめられることの多い小松菜の栄養の実力は次の通りです。

  • タンパク質
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ナトリウム
  • カルシウム
  • カリウム

小松菜のアミノ酸は、「プロリン」という成分です。身体のエネルギー源として即効性をもち、うさぎの活発な活動を支えます。豊富なカルシウムは骨粗しょう症を防止し、うさぎの心臓機能を向上させます。ミネラルバランスが良く、全身の体力を底上げします。高い抗酸化作用によって、抵抗力が高まり、感染症予防につながります。女性の肌を美しくするといわれる小松菜ですが、ビタミンAやビタミンCはうさぎにとっても、被毛や目の健康を守り、生き生きとした外見を作ります。

うさぎに小松菜を食べさせるときの注意点

これまで問題とされてきた小松菜の豊富なカルシウムについては、さほど心配することはないようです。しかし、どんなに良いとされる野菜であっても、そればかり与えていては逆に健康を損ねます。うさぎは自然界では、さまざまな植物を混ぜて食べながら、それぞれの栄養を取り込んでいます。野菜食はうさぎにとってより自然な食生活に近いものですが、ひとつの野菜で補えるものではありません。小松菜もできるだけ多くの種類の野菜と混ぜて与えることで、健康効果が発揮されます。小松菜ばかりを毎日食べさせるような、不自然な与え方であってはいけません。

うさぎの健康生活には小松菜が必要

美味しそうに緑の葉っぱを食べているうさぎには、とても癒されますね。小松菜は一年を通して手に入りやすく、比較的農薬量も少ない野菜です。それでも与えるときには、しっかりと洗浄するなど、できる限りうさぎの健康に気を遣ってあげたいものですね。