猫の歯根吸収〜原因・症状と対策

猫の歯根吸収という言葉に馴染みのある方は少ないのではないでしょうか。歯根吸収とは歯が乳歯から永久歯に生えかわる際に乳歯にはたらきかけて乳歯を溶かす細胞が永久歯を溶かしてしまうことを指します。歯根吸収は進行性の病気なので、早期のうちに発見して適切な治療を受けさせてあげることが大事になります。歯根吸収は症状が悪化すると最終的に歯が歯茎の中に埋まった状態になってしまう病気です。早期発見できるように心掛けてください。猫の歯根吸収の原因や症状、対策についてご紹介します。

猫の歯根吸収の原因

猫の歯根吸収の原因は未だ解明されていない点が多く、確かなことはわかっていません。ただ歯根吸収の原因となっている可能性が高いと考えられているものがあるのでそれについてお伝えします。猫の歯根吸収は栄養バランスの偏り、口内環境、遺伝などが関係していると考えられています。カルシウムやマグネシウム、リンなどの栄養バランスが崩れていたり、歯垢や歯石が蓄積していると歯根吸収のリスクが高まる可能性があるので注意してください。またアビシニアンやシャム、ペルシャなどの描種は好発品種とされているのでそれらの描種の猫を飼っている方は特に気をつけましょう。

猫の歯根吸収の症状

猫の歯根吸収の症状は歯茎の腫れや偏食、歯の縮小などです。また食欲不振やよだれを垂らすなどの症状が表れることもあります。猫の歯根吸収は歯茎から広がっていく形で進行していきます。歯茎側から歯の先端にかけて次第にピンク色に染まっていき、最終的に歯が歯茎の中に埋まります。猫の歯根吸収を早期発見するためには歯茎の色で見抜くことが適切な方法となります。症状が軽度な段階であれば歯を抜かずに済む場合があるので早期発見を心掛けてください。

猫の歯根吸収の対策

猫の歯根吸収は原因が定かではないので適切な対策についても確かなことはわかっていません。ただ歯垢や歯石が溜まっていると口の中の病気の原因になることがあるので、歯根吸収の原因と思われるものを排除し、同時にその他の病気を予防できるようにしてあげましょう。歯垢や歯石が溜まらないように日々の歯磨きを徹底し、またカルシウムやマグネシウム、リンなどの栄養素が不足しないようにバランスの良い食事を与えて

猫の歯根吸収の治療

猫の歯根吸収の治療は症状の進行具合によって異なります。歯根吸収の範囲がエナメル質だけで済んでいれば歯垢を溜めないようにしてあげれば症状が治まる場合があります。ただ歯根吸収に関する適切な治療方法は確立されておらず、大抵の場合は抜歯してしまうことになります。それは歯根吸収による歯の痛みが生じることがあるためです。まずは歯根吸収が疑われれるときには動物病院に連れていき、獣医さんの診察を受けさせてあげることが大事になります。

まとめ

猫の歯根吸収の原因や症状、対策についてご紹介しました。猫の歯根吸収は歯垢や歯石の蓄積、カルシウムやマグネシウム、リンなどの栄養バランス、遺伝などが原因で引き起こされる可能性があります。猫の身体に表れている症状から歯根吸収が発症していることを見抜き、早期発見できるように心掛けてください。猫の歯根吸収は早期発見できれば抜歯せずに済む場合がありますが、大抵の場合は抜歯することになってしまいます。そうならないために早期発見を心掛け、また歯根吸収を発症しないための対策を実践してください。歯根吸収を引き起こさないために大事なことは歯垢や歯石が蓄積しないようにしてあげることです。日々の歯磨きを習慣化しましょう。ただ猫は押さえつけられることことを嫌う傾向が強いので大人しく歯磨きをさせてくれないことが多いです。子猫のうちから慣れさせておくことが大事になるので実践してみてください。