猫の刺咬症〜原因・症状と対策

刺咬症とは蚊などの虫に刺されて炎症を起こしている状態のことを指します。猫の身体を指す可能性のある虫には様々なものが考えられますが、特にフィラリアを媒介する可能性がある蚊や、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性のある蜂などには注意する必要があります。虫刺されは患部の小さな範囲だけに表れていることが多いです。被毛に覆われている猫の身体から虫に刺されている箇所を発見することは難しいのでどうしても見落としがちになります。それを防ぐためには猫の仕草から刺咬症を見抜くことが大事になります。猫の刺咬症の原因や症状、対策についてご紹介します。

猫の刺咬症の原因

猫の刺咬症の主な原因は蚊や蜂、ツツガムシ、クモ、ムカデ、ブヨなどに刺されることです。特に蚊はフィラリアの媒介者になる可能性があり、蜂はアナフィラキシーショックを引き起こす怖れがあるので注意してください。またあまり馴染みがないかと思われますがツツガムシというダニの仲間は感染症を引き起こす可能性があり、猫だけではなく人間にも寄生します。

猫の刺咬症の症状

猫の刺咬症の主な症状はかゆみや痛み、腫れ、発赤、患部を掻くなどです。被毛に覆われている描種の刺咬症をパッと見て見抜くことは難しいので、飼い猫が身体を掻く仕草が不自然であったり頻発しているなどの異変から刺咬症の症状を感じ取り、猫の身体に刺咬症がないかどうかをチェックするようにしてください。また猫がアナフィラキシーショックを引き起こしている場合はぐったりして動かなくなるので、そのような場合は早急に動物病院に連れて行ってあげなければ命に関わります。猫の刺咬症を軽く扱わないようにしてあげてください。

猫の刺咬症の対策

猫の刺咬症の対策は猫の身体に蚊や蜂などの虫が近寄らないようにしてあげることが大事になります。特に夏のシーズンは蚊や蜂と接触する可能性が高まるので特に注意してあげてください。またツツガムシは10月から12月頃に活動的になるので猫を山林に連れていくときなどは注意するようにしてください。また蚊が媒介するフィラリアはワクチンを接種して予防できるので、蚊が表れやすくなる季節が近づいてきたら予防ワクチンの接種を検討してみてください。

猫の刺咬症の治療

猫の刺咬症はたいていの場合は自然に治癒します。ただ中には蚊のフィラリアや蜂のアナフィラキシーショック、ツツガムシの感染症などのように治療を行わなければならない場合もあります。それらのような症状が見られたときには動物病院に連れていき、獣医さんの診察を受けさせてあげてください。特にアナフィラキシーショックは蜂の毒によって強いアレルギー症状が出ている状態になるので、ひどい場合には多臓器不全を引き起こし死に至ることもあります。アナフィラキシーショックは急を要するので、猫がぐったりして元気がない状態になっていたらすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

まとめ

猫の刺咬症の原因や症状、対策についてご紹介しました。猫の刺咬症は蚊や蜂などに刺されることによって発症します。たいていの場合は数日で自然治癒しますが、中には重症化するケースもあるので症状を軽く扱い過ぎることのないように気を付けてください。猫の刺咬症が重症化するケースの主なものは蚊が媒介するフィラリアや蜂の毒が引き起こすアレルギー反応のアナフィラキシーショックなどです。それらを引き起こしていると最悪の結果まで考えられるので早急に対処しなければなりません。蚊や蜂が活発に動く夏のシーズンには特に気を付けるようにしてください。猫の刺咬症は部分的に症状が表れていることが多く、被毛に覆われている猫は特に発見しにくくなります。猫の仕草から刺咬症の可能性を察知し、患部を見つけてあげられるようにしてください。