猫の急性胃炎〜原因・症状と対策

猫の急性胃炎とは突然発症する胃の粘膜の炎症のことを指します。慢性胃炎が1週間以上続くのに対し、急性胃炎は通常であれば1週間以内に完治することが多いです。だからといって治療をせずにいると急性胃炎の症状によって食道などを傷つけてしまう可能性があるので自然治癒をただ待つことは適切ではありません。また寄生虫やウイルス、細菌などが関係しているときはそれらを駆逐する必要があります。猫の身体を気遣い、適切な治療を受けさせてあげましょう。猫の急性胃炎の原因や症状、対策についてご紹介します。

猫の急性胃炎の原因

猫の急性胃炎の原因には様々なものが考えられます。寄生虫やウイルス、細菌などが感染することで引き起こされている場合や、薬剤の投与による副作用、食べてはいけないものを口にするなどの理由で急性胃炎は発症します。寄生虫やウイルス、細菌などによって胃の炎症を起こしているときは寄生虫の駆除やウイルスや細菌に効く薬剤を投与して治療しなければなりません。急性胃炎と思われる症状が出ているときには早急に動物病院に連れていき、獣医さんの診察を受けさせてあげてください。

猫の急性胃炎の症状

猫の急性胃炎の症状は嘔吐、脱水症状、嘔吐物に血が混じるなどです。また嘔吐を繰り返すことによって食道に傷がつき、逆流性食道炎を引き起こす原因となる場合もあります。急性胃炎が原因で嘔吐をしているときには猫が腹を伸縮させて嘔吐をするという症状が見られます。それは急性胃炎になって胃に炎症を起こしていると胃の中を空にしようとするからです。猫が嘔吐する原因には様々なものがありますが、そのような症状が見られたら急性胃炎になっている可能性が高いです。すぐに適切な治療を受けさせてあげましょう。

猫の急性胃炎の対策

猫の急性胃炎を予防するための対策は猫が誤って食べてはいけないものを口にしてしまわないようにしてあげることが大事になります。特に子猫は社会性に乏しい上に活発的なので誤飲誤食をしてしまう可能性が成猫に比べて高いので注意してあげてください。また寄生虫やウイルス、細菌に侵されてしまわないように気を付けてあげることも大事です。とはいえ目に見えないものを完全に予防するということは現実的に難しいので、もしもそれらに感染してしまったときには適切な治療を施してあげてください。

猫の急性胃炎の治療

猫の急性胃炎の治療は原因によって異なります。猫が口にしてはいけないものを口にしてしまって急性胃炎を引き起こしているときは催吐剤で体外に排出することを促したり、内視鏡と鉗子を用いて物理的に除去します。また寄生虫症や感染症が原因の場合はそれらに対する治療をして回復を待ちます。場合によっては急性胃炎を引き起こしている原因に対処し、症状が治まった後には胃を休ませ、輸液によって嘔吐で失われてしまった体液を補う治療を行うこともあります。

まとめ

猫の急性胃炎の原因や症状、対策についてご紹介しました。猫の急性胃炎は誤飲誤食や感染症によって引き起こされる急な胃炎のことです。腹を伸縮させて無理矢理に嘔吐をするという症状が見られた場合は急性胃炎を引き起こしている可能性が高いのですぐに動物病院に連れて行ってあげてください。獣医さんに適切な治療を施してあげれば大抵の場合はすぐに治ります。ただそれをせずに放置してしまうと嘔吐物が食道を傷つけて逆流性食道炎を引き起こしたり、感染症が悪化してしまう可能性があるので注意してください。急性胃炎を予防するために飼い猫が誤飲誤食をしてしまわないように気を付け、もしも急性胃炎が発症してしまったときには適切な治療をしてあげましょう。特に子猫は急性胃炎を発症するリスクが高いので十分に気を付けてあげてください。