ハムスターは水菜を食べても大丈夫 与えるときの注意点は?

しゃきしゃきとした歯触りの水菜は、1年を通して手に入りやすく、ハムスターにも食べさせたい野菜です。葉もの野菜として気になる成分もありますが、大量に与えなければ問題はないようです。水菜をハムスターに食べさせるときには、どんな点に注意したら良いのでしょうか。

獣医さんの推奨野菜入りする水菜

水菜はほうれん草などと比較するとアクが少なく、サラダでも食べられる野菜です。ただ、アブラナ科の葉もの野菜である水菜にも、ガンを誘発する硝酸塩や甲状腺に影響を及ぼすゴイトロゲンといった成分は存在します。しかし、ハムスターに毎日大量の水菜を与え続けるということがなければ、それほど神経質になる必要はありません。ペレットとともに野菜を与えるよう指導している獣医さんも、水菜を推奨野菜に加えています。水菜は96%が水分。冬場に旬を迎えるので、あまり水を飲まなくなる季節にはハムスターの水代わりとなります。ほとんどのハムスターが水菜を好んでいるようです。鍋用などに購入したら、ハムスターにも1本あげてみると良いですね。

水菜は水分だけの野菜?

薄緑色で、か細い水菜。あまり栄養分が期待できそうにもありません。でも、実は意外なほど健康効果のある野菜です。水菜の主な栄養素には次のようなものがあります。

  • βカロテン
  • ビタミンB1・B2・B6
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • カリウム

水菜にはわさびの辛み成分と同じアリルイソチオシアネートが含まれていて、強力な抗菌作用があります。大腸菌やカビの発生防止に効果があります。βカロテンは体内のサビといわれる活性酸素を抑制し、血液や細胞の再生サイクルを促します。人間には美肌作用などが期待される水菜ですが、ハムスターにとっても粘膜や皮膚に好影響があるかもしれませんね。

ハムスターに水菜を食べさせるときには

水菜には少量であっても、葉もの野菜特有の成分が含まれています。水菜をハムスターに食べさせる日は、同じ成分をもつ野菜との食べ合わせに気をつけてあげてください。人参などの異なる種類と組み合わせれば安心です。水菜だけを大量に与えたり、連食させないようにします。水分が多い野菜や果物も、下痢の心配があるので同じ日には避けた方が良いでしょう。ハムスター用のペレットと水だけでも、栄養的には十分といわれていますが、雑食性のハムスターにとってはさまざまな食べ物を食べることはより自然です。できるだけ偏りがないように、野菜の種類を考えてあげることが、ハムスターの食生活には大切です。

水菜を上手に与えよう

ハムスターは野菜だけでは生きられませんが、水分やビタミンを補う意味でも野菜は大切な食餌です。水菜を上手に取り入れて、ハムスターの食生活をバラエティに富んだものにしてあげてくださいね。水菜のように簡単に栽培できる野菜を数種類、ハムスターのために育てるのも楽しい作業となるかもしれませんね。