ハムスターに春菊を食べさせても大丈夫?気をつける点は?

春菊といえば栄養豊富な鍋の具材として、思い浮かびます。緑黄色野菜の少なくなる冬場、ハムスターにあげてみようかと考える人もいるでしょう。でも、ハムスターに春菊を与えても良いものでしょうか。ここでは春菊の気になる成分や注意点について、ご紹介していきます。

差し迫った毒性は見られない

春菊にはいくつか気になる成分はありますが、ハムスターにとっていきなり毒性が高いというほどではないようです。葉もの野菜の春菊には、シュウ酸や硝酸塩が含まれます。シュウ酸についてはほうれん草の4%程度と、あまり神経質になる必要はありません。また、体内でガンを誘発するといわれる硝酸塩も、連日大量に与えるのでなければ問題ありません。気になるようであれば、加熱することで無害化されます。尿路結石の原因となるカルシウムが多く含まれていますが、ごくたまに食べさせる程度であれば心配はないでしょう。ただ、春菊には独特の苦みがありますので、ハムスターによってはあまり好まないこともあります。

春菊の驚くべき栄養

鍋料理の脇役となりやすい春菊ですが、その栄養は主役級です。ほうれん草のようなアクも少なく、サラダにも推奨されるほど。春菊に含まれる主な栄養素は次の通りです。

  • βカロテン
  • ビタミンB1・B2
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • マンガン
  • カルシウム
  • カリウム

冬場に旬を迎える春菊には、感染症対策となる栄養分が豊富に含まれています。βカロテン、ビタミンCはともに抗酸化作用が高く、体内のサビといわれる活性酸素の除去に働きます。粘膜や皮膚を強化し、抵抗力を高めます。ビタミン群、ミネラルがバランス良く含まれ、身体全体を内側から整えていきます。独特の香りの成分は、α-ペネン、ペリルアルデヒドで胃腸の調子を改善し、食欲を増進させる働きがあります。

ハムスターに春菊を与えるときは

春菊などのくせのある野菜は、ハムスターによって好き嫌いがあります。個体差があり、まったく口にしない可能性もありますが、好んで食べるようであれば連食させずに日を空けて与えるようにします。春菊を食べさせた日は、カルシウム分の多い煮干しなどを与えるのは避け、バランスが取れるように気をつけてください。どのような食べ物でも、同じものをたくさん与えるのは良くありません。種類を多く少しずつ、がハムスターにとってベストです。基本はペレットと水ですが、野菜に含まれる有用な栄養素もうまく取り入れたいもの。葉もの、根菜などそれぞれの特性を知り、健康的な食生活を提供してあげてください。

たまに少量なら問題なし

飼い主さんによっては、特に気にせずに春菊を食べさせていた、という人もいるようです。カルシウムやその他の成分について留意し、与え過ぎないようにします。同じ成分をもつ葉もの野菜が重ならないように、工夫してあげてくださいね。