ハムスターに大根は根よりも葉が良い?与える量に注意が必要

日本人がもっとも食べる野菜ナンバーワンが大根。いつでも家庭にあるものなので、ハムスターに食べさせたらどうかな、と思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。ハムスターの場合には、大根の白い部分よりも葉の方を好むようです。ここではハムスターに大根を与える際の注意点について見ていきましょう。

栄養は葉っぱにあり

大根はハムスターが食べても悪い要素はありません。が、ヒトが主に食べている白い根の部分は、ほとんどが水分。ハムスターが食べ過ぎるとおなかを壊し、下痢の原因となります。また、大根自体をそれほど好むというわけでもないようです。野生下では地面から出ている葉を良く食べています。根の部分よりも、茎や葉を喜ぶハムスターが多いのもうなずけますね。大根の葉は栄養価が高く、白い部分を与えるよりもハムスターの健康に役立ちます。一方で、カルシウムの含有量が多いので、与え過ぎると尿結石の心配があります。ハムスターには、さまざまな野菜を混ぜながら与えるのが理想的です。大根の葉ばかりを、連食させないように注意してください。

大根と大根葉の栄養

大根は、根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類されます。根の部分で注目される成分はジャスターゼ。消化を助け胃腸の働きを促します。辛み成分のアリルイソチオシアネートは、大根おろしにすることで生成され、抗菌作用があります。
大根の葉の部分には次のような栄養素が含まれています。

  • タンパク質
  • βカロテン
  • ビタミンB1・B2
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • カルシウム

すべてにおいて、根の部分に勝っており、抗酸化作用の高い栄養素に恵まれています。ミネラル分も豊富ですが、与え過ぎると結石の原因となるので、他の野菜と混ぜて間隔をあけて食べさせるようにしましょう。

ハムスターに大根を食べさせるときは

大根の白い根の部分は、ほとんど栄養が期待できません。水分補給程度とし、好むようであれば小さい角切りをおやつに与えましょう。主食であるペレットに合わせる野菜としては、葉の方が適しています。できるだけ無農薬のものを良く洗い、水分を拭きとって与えましょう。連食に気をつけ、そればかりにならないように。固い茎は個体によって受け付けないハムスターもいます。さっとゆがくと食べる場合もありますが、ビタミン類は熱に弱いので、できれば柔らかい茎・葉を生であげたいものです。市販されている大根の根元が残ったら、水を入れた皿に浸しておくと、柔らかい葉が伸びてきます。ハムスターにはちょうど良い程度の量が確保できます。

量に気をつければ食生活の仲間に

ペレットはハムスターにとっての完全食品といわれますが、雑食性の彼らは野菜も大好きです。水分を自然に補給できるので、量と種類を考えて与えれば問題ありません。大根の根はあげ過ぎないように、また葉は頻度を考えて与えるようにしてください。