猫がご飯を食べない。その理由と対処方法とは?

もともと、猫は自分に必要なエネルギーを得るために、少しずつでもごはんを食べてくれます。野生時代の名残から少しずつ食べる習性は持っているのです。しかし、猫は普段の生活の中でちょっとした変化にも敏感です。その変化から食欲が落ちてしまうこともあるのです。まずは、猫ちゃんが食べなくなった理由を考えてみるようにしましょう。

猫の「あとでまた食べよう!」という思い

猫は、食生活にムラがあるのもよくあることです。ちょっとしたことでも、気分が変わり、フードを食べることやめてしまったり、猫の成長や体重に合わせてフードのパッケージに書いてある量を与えても残してしまうなど、飼い主さんとしては、心配になることもあるかもしれません。

猫が急にごはんを食べなくなってしまった時は何か原因があるのかもしれません。もともと、猫は野生の時代に、食べ残した物を埋めていました。「あとでまた食べよう」と大切なごはんを数回に分けて楽しみに食べていた猫は、食べないからといって突然片付けられてしまうと、とてもがっかりしてしまうのです。他にも何か変わったことはないか、様子を探ってみることが大切です。

環境の変化や季節によって食欲が異なる

猫自身は、少しの変化にもとても敏感です。例えば、いつもとごはんをあげている時間が異なったり、食器を変えるだけでも、気になってしまう猫もいます。また、気温や季節によっても食欲が変わることがあります。夏は、暑いために食欲も低下しますが、気温が下がってくるとまたよく食べるようになります。

しかし、お部屋が寒すぎると、動くことをせずに、また食欲が低下することもあるのです。季節による食欲の変化は、気温だけでなく、日照時間にもよって変わりますし、猫自身の運動量によっても変わります。個体差もあるので、日頃からどのくらいの量を食べているのか、季節によって食べる量に差が出ているか、チェックしておくと安心です。

フードのにおいや種類が原因で食欲が落ちる

猫がいつも食べているフードを突然食べなくなってしまった時は、フードの酸化やにおいが無くなってしまったことも原因として考えられます。猫は、フードに関してもとても敏感で、種類を変えるとさっぱり食べなくなってしまうという猫もいます。ドライフードは、保存状態にも気をつけておく必要があります。

また、置いておいたフードもニオイが消えて食べなくなってしまうこともありますので、新しい物に交換してあげましょう。缶詰やパウチのフードは、冷蔵庫で冷やしすぎると食べなくなってしまうこともあります。においも消えてしまいますので、少し常温に戻してあげるとよいでしょう。猫自身は、同じフードを与えていると、飽きてしまって食べないということもあります。補助的におやつやふりかけをかけてあげたり、ドライフードに少しだけウェットフードをかけるなどの工夫で、食欲が戻ることもあります。

万が一の時は、獣医さんに相談を

猫自身は、環境の変化などで一時的に食欲が落ちても、お腹が空くとやはり食べるものです。しかし、猫が1日ごはんを食べないという時は、獣医師に相談するようにしましょう。何か病気を発症していることも考えられますが、その時は、他にも症状がないか振りかえってみましょう。元気があっても胃腸炎で食べられなくなっている場合や、歯周病など口の病気で食べられなくなっていることもあります。24時間様子を見ていて、食欲が全く無い時は、早めに動物病院を受診することが大切です。