猫除けのペットボトル。始まりは何とエイプリルフールだった?

猫が好きな人にはあまり関係ありませんが、野良猫の侵入や糞尿に困った人が水を入れた透明のペットボトルを並べて猫除けするのが流行ったことがありましたね。最近では、あまり効果がないことがわかってか、あまり見かけなくなりました。実はこのペットボトルによる猫対策ははるか海の向こう、ニュージーランドが発祥なのだそう。しかも、始まりは4月1日のエイプリールフールなのだそうです。

ニュージーランドの有名な庭師さんが広めた?

ペットボトルによる撃退方法を最初に口にしたのはニュージーランドでは有名なガーデナーであるエイオン・スカロー氏。ラジオ番組でエイプリールフールに「水を入れたペットボトルを置いておくと犬が近づかない」と発言したことがきっかけなのだそうです。オリジナルは猫ではなく、犬だったんですね。これをきっかけにニュージーランドでは犬の糞除けに水を入れたペットボトルを並べる家が増え、多くの家庭で芝生の生えた庭の隅にペットボトルを並べたのだそうです。日本には24~25年ほど前に伝わりましたが、なぜか日本では「猫除け」として広がりました。

ところが、のちにエイオン・スカロー氏はこのことがエイプリールフールのジョークだったことを告白。というより、そもそもスカロー氏は自身の発言を覚えていなかったのです。「そんなこと、どうやって考え付いたのかも覚えていないよ。一瞬のひらめきだったのだと思う。」とNZTV(ニュージーランドテレビ)で発言し、エイプリールフールのたわいもないジョークだったことを認めています。そんなこととは知らず、日本でも随分長い間、ペットボトル伝説が信じられていたわけですね。

実はペットボトルによる猫除けは火事を起こす危険な面があります。水を入れたペットボトルは太陽光が当たった時に虫眼鏡のように光を集めることがあり、光が1点に集中しまうとそこから火が起きる可能性もあるからです。猫に困っているなら、ペットボトル以外の方法を考えた方が良さそうですね。

猫とエイプリールフールのお話しはまだまだある

猫とエイプリールフール、あまり関係がなさそうですが、探してみるとエイプリールフールに猫をネタにしている企業や個人は結構あるようです。「エイプリールフールのジョークは誰にも迷惑が掛からないことが大切」とスカロー氏も発言していますが、猫が絡んだウソやジョークなら、笑って許してもらえそうですものね。