モモンガ飼いさん必見!モモンガがかかりやすい病気を知ろう!

ペットを飼育するうえでどんな病気にかかりやすいかあらかじめ勉強して、その予防に努めることは飼い主の義務です。しかし、胴長でヘルニアになりやすいダックスフンドや、頭が小さいから水頭症になりやすいチワワなどとは違い、モモンガがどんな病気にかかりやすいのかイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はモモンガがかかりやすい病気の症状と、予防法についてコンパクトにまとめてみました。

不正咬合

不正咬合の症状

主にアメリカモモンガに発症する病気です。本来はかっちりと噛みあうはずの歯がなんらかの理由でズレてしまい、正しくかみ合わず伸び続け、口内を傷つけてしまう病気です。口内が出血するため、痛みからモモンガはご飯を食べることができなくなり、放置しているとそのまま衰弱死してしまいます。

不正咬合の原因

不正咬合を発症しやすい他のペットには「ウサギ」がいます。ウサギの場合、不正咬合の原因は柔らかい食べ物ばかり食べさせるという食習慣が主なのですが、アメリカモモンガは食習慣が原因で不正咬合を発症するケースは稀です。

主な原因は「かごを噛む」「遊んでいる時に落下する。またはものにぶつかる」などの外的要因です。直接歯が傷ついたり、歪んでしまった結果、不正咬合になってしまうわけです。

不正咬合の治療

不正咬合は基本的に一度発症すると二度と完治しません。定期的に動物病院に行って歯を削ってもらう必要があるでしょう。

不正咬合の予防

遊ばせるときは頭部を傷つけないよう細心の注意を払いましょう。ケージを噛むときは歯が傷つきにくい素材に代えてみましょう。

下痢

下痢の症状

人と同じで排便が水っぽくなります。血が混じって赤黒くなるときはかなり重症です。

下痢の原因

細菌や寄生虫に感染される。食あたりやストレスに下痢など原因は様々です。まずは思い当たる節がないか、考えてみましょう。

下痢の治療

軽い下痢から、脱水症状に陥るほど激しい下痢まで症状は様々ですが、取りあえず動物病院で診察を受ける必要があるでしょう。細菌感染だったケースの事を考慮し、他のペットと隔離して、ケージも洗浄消毒する必要があります。

下痢の予防

適度な運動と、正しい食事。さらにストレスからモモンガを遠ざけ、日常生活から免疫力を付けることが大切です。また手遅れにならないよう早期発見と早期治療をこころがけましょう。

ペニス脱

ペニス脱の症状

フクロモモンガのオスが発症しやすい病気です。フクロモモンガのペニスは通常時は体の奥にあり、用があるときだけ外に出てきます。それが何らかの理由で外に出たままになり、中に戻れなくなった状態をペニス脱といいます。

ちょっと間抜けな感じですが、放置しているとペニスが壊死してしまいます。男性の方は特に笑えないですよね。

ペニス脱の原因

ペニスが外に出た時に毛が絡まってしまったり、腫れてしまったり、乾燥してしまったときにペニスはスムーズに中に戻れなくなってしまうことがあるようです。

ペニス脱の治療

自然に戻るケースもありますが、仮にペニスが壊死してしまうと切断しなくてはならないこともあるので、見つけ次第すぐにフクロモモンガが舐めても問題ない成分で出来た潤滑油(オリーブオイルなど)をペニスにつけてあげましょう。

効果が見られない場合は動物病院で治療してもらいましょう。

ペニス脱の予防

オスのフクロモモンガを飼育している方は、定期的に下腹部を観察するようにしましょう。どのタイミングでペニス脱になるかは想定できません。

骨粗しょう症・クル病

骨粗しょう症・クル病の症状

フクロモモンガは骨粗しょう症やクル病といった骨に異常が発生したり、脆くなって骨折しやすくなる病気にかかるリスクが比較的高いようです。

骨粗しょう症・クル病の原因

骨が脆くなる原因はズバリ骨の成分である「カルシウム」の不足と、カルシウムを血中から骨に運ぶ働きを持つ「ビタミンD3」の不足です。カルシウムが足りない食事を与えていたり、ビタミンD3が含まれる太陽光に当たっていないと、骨に関するトラブルが起こる確率が上がってしまうのです。

骨粗しょう症・クル病の治療

足を引きずるなど、目に見える歩行異常が現れたら自力で回復することは難しいでしょう。まずは動物病院に行って骨の治療を受けるとともに、カルシウム剤の投与やサプリメントを与えるなど食事療法も並行することが必要です。

骨粗しょう症・クル病の予防

正しい食事と、適度な日光浴が必要です。どうしても難しい場合は、普段からサプリメントなどを適量与えるようにしましょう。

モモンガがかかりやすい病気:まとめ

モモンガは本来丈夫な生き物なので、不意の事故や、日々の生活習慣に配慮していれば寿命をまっとうしてくれる可能性はぐっと上がります。飼い主さん次第なので、日ごろから観察と予防をこころがけましょう。