遺伝的になりやすい病気を知っておこう!猫種によってなりやすい病気とは?

純血種の猫には、その猫によってなりやすい病気があると言われています。猫の病気を事前に知っておくことで、様々な症状に早く気づくこともできるようになり、早期治療が可能になります。

たくさんある猫の病気の中でも、遺伝的になりやすい病気をいくつかご紹介します。この機会に、愛猫がなりやすい病気を改めて調べてみてはいかがでしょうか?

心臓の病気になりやすい猫

心臓の病気にかかると、運動する時間が減ったり、すぐ息切れをして疲れやすくなる、また呼吸自体が口呼吸で苦しそうになるなど、様々な変化が起こります。

心臓の機能が落ちる「肥大型心筋症」という病気には、ペルシャ系の猫や長毛種の猫がなりやすいと言われています。もちろん、個体差がありますので、その他の猫種でも、この病気を発症することはあります。

肥大型心筋症は体全体へ送る血液が減ってしまうため、血栓ができ、それが詰ってしまうこともあり、命への危険性が高い病気です。

しかし、早期に発見することで、進行を遅らせることができる病気です。特に愛猫が高齢になった時は、定期的に健康診断に行き、心臓の状態も見てもらうように心がけるとよいでしょう。

甲状腺の病気や泌尿器系の病気になりやすい猫

猫の中でも、甲状腺機能低下症になりやすいのがアビシニアンと言われています。気づきやすい症状として、脱毛や皮膚炎を起こしている時です。また、体温が下がっていたり、もともと遊び好きなアビシニアンがあまり動かなくなったなどがあります。

血液検査などによって、ホルモンの状態を調べることが必要になり、治療も獣医さんと相談し様子を見ながら行うことになります。

泌尿器系の病気になりやすい猫といえば、ロシアンブルーも遺伝的になりやすいと言われています。特に尿路結石は、痛みも強いので、そのまま元気がなくうずくまってしまったり、血尿が出る場合もあります。

日頃からトイレの回数や色、量をチェックすることを忘れないようにしましょう。

骨格や関節の病気になりやすい猫

先天的に骨格に関する病気になりやすい猫もいます。スコティッシュフォールドは、骨軟骨形成不全症と言う病気になりやすいと言われています。

これは成長期に起こる病気で、生後4ヶ月頃から骨の変形によって痛みを感じます。進行が止まっても痛みが続く猫もおり、治療も様子を見ながら行うようになります。

マンチカンに多い骨格・関節の病気としては股関節形成不全があります。この病気も痛みがあり、歩くことを嫌がったり、歩き方がおかしくなることもあります。また、マンチカンは椎間板ヘルニアになることも多く、関節性の病気には注意が必要です。

日頃から運動と食事管理、特に成長期には注意が必要になってきます。場合によっては、重度の歩行障害などを起こすこともあるので、日頃からの観察が大切なのです。

定期的な健康診断や日頃のチェックが大切

猫によって個体差もある為、なりやすい病気は様々ですが、遺伝子の仕組みによって注意が必要な病気も最近ではわかるようになってきました。

病気の兆候というものは、健康診断や血液検査などでわかるものです。また、普段と何か様子がおかしいと感じたら、獣医師に相談するなどして病気の早期発見につとめるようにしましょう。