「ボクに洋服はいらないよ~!」 猫に洋服を着せない方が良い3つの理由

インスタグラムなどSNSでは洋服を着た可愛い猫の写真をよく見かけます。普段はともかく、クリスマスや誕生日、ハロウィーンなどのイベントDAYには猫に洋服を着せて可愛い写真を撮ってみたくなりますよね。ただし、猫に洋服を着せると猫にとってマイナスになりえることをご存知でしょうか?今回は猫に長時間洋服を着せるデメリットをご紹介しましょう。

洋服を着せられると困ることがあるよ!

当たり前のことですが、猫はもともと裸で生きている動物。猫の被毛は自然の状態で猫を守るように機能していますので、そこに洋服を着せられると体調不良になったり、ストレスが高まったりすることも。具体的に何がいけないのでしょうか。

毛づくろいができなくなる

猫は起きている時間の約1/3を毛づくろいにあてていると言われるほど、毛づくろいに熱心です。毛づくろいには「体を清潔にする」「暑い時には毛を濡らして気化熱によって体温を下げる」「ストレスを解消する」などさまざまな目的や理由があります。ところが、洋服で体を覆ってしまうと、そのような体の調整がすべてできなくなってしまい、猫が体調を崩したり、ストレスがたまったりしてしまう可能性があります。

皮膚トラブルの原因になりやすい

日本は高温多湿な時期が比較的長い国です。にもかかわらず、猫に年中、洋服を着せていると皮膚が蒸れて皮膚病になる危険性が高まります。また、皮膚には皮膚病以外に腫瘍などが出る場合もあり、このような疾患の発見が遅れてしまうのも長時間洋服を着せるデメリットになりえます。

猫の安全にマイナス

家の中にはさまざまな障害物があります。洋服を着ていると洋服が家具や室内の障害物に引っ掛かって身動き取れなくなることもあるかもしれません。体が拘束されるだけならまだしも、場合によっては洋服が原因で首が締まってしまうこともありえます。また、洋服にボタンなどの装飾品がついている場合は、猫が齧って誤飲してしまうこともあり、手術で摘出しなければならない場合もあります。

猫の安全や健康を第一に考えて!

正直なところ、猫が洋服を着せられて喜ぶことはないでしょう。猫の可愛い写真を撮るために洋服を着せたい気持ちもわかりますが、その場合も猫の様子を見ながら。できれば短時間で脱がせてあげることが大切でしょう。もちろん、洋服にもメリットはあります。手術後にエリザベスカラーの代わりに服を使ったり、毛づくろいをしなくなった高齢の猫の寒さ対策など、使い方によっては猫のためになることもあります。飼い主さんの楽しみのために洋服を着せる場合には、猫に負担をかけないようにしてくださいね。